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登り窯と御本手
こんにちは。
今日は、登り窯のお話を少しと
御本手の窯が綺麗に出たので見て~!という
お話の2本です。
冒頭の写真は、新人ちゃん。
登り窯の炎の勢いが強すぎて
作品の釉薬が溶け過ぎてしまう場所に、
「ゴウ」もしくは「さや」と呼ぶ道具を、
窯に詰めるための準備をしている所です。
そしてサヤ(もしくはゴウ)も、
カラッポで入れるのはもったいない。
なので、中に少しずつ削り屑を入れて
焼きます。なぜかって?
本焼きされた(1230度で焼かれた)粘土は、
後に、石臼の親分みたいな道具で細かく粉砕され
粘土を作る時に調合の内として入れられます。
釉薬が掛かっていないことが条件です。
コレを入れることにより、器の強度が増し、
粘土が乾いたり、焼かれたりする時の
収縮率を穏やかにしてくれます。
多分・・(笑)
今回も入ります。ストック大事。
そしてもう一つの話題。
御本手綺麗に焼けてん。
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最近、目の覚めるような、
美しい御本手の窯を焼けずにいるから、
ホントにマジで、
どうやって綺麗に焼いていたのか
自分に聞きたいわ。
今も、同じことをしているのに、
黄色い器が焼けることが増えている。
それならば、これでどうだ!と
やり方を少し変えても、微妙~・・
幾分か、綺麗に焼けましたが、微妙~。
タスケテ・・。
さて、もうすぐ3月も折り返し。
いよいよ登り窯の準備が
忙しくなってきております。
プリンを食べて応援してくださいね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.