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鉄絵

鉄絵体験のお皿です。
茶の葉の新芽を描いてあると思われます
表側はどうなっているのかな?

茶壺!(ちゃつぼ)

何と、新芽の茶葉を(抹茶の手前まで)加工して、
11月の口切り(くちきり)まで保管する
茶壺の絵でした。

ん?口切りって何ぞやって?
WEBさーん!

『口切り(くちきり)とは茶道の行事の1つで、
茶壺の封を切って中の茶葉を取り出すことです。
流れとしては、まずその年の4月~5月頃に
収穫された新茶の茶葉を、
陶器製の茶壷に入れます。
茶壺に入れた茶葉は詰茶(つめちゃ)といい、
比較的安価な茶葉が使われます。

ふんふん?それでそれで?

『茶壺には初夏に摘まれた茶の新芽が
入っています。(碾茶(てんちゃ)という)
碾茶は抹茶になる前の葉茶で、
半袋(はんたい)という和紙の袋に入っています。
茶壺には、濃茶用の碾茶と薄茶用の
碾茶が詰められており、蓋をして
和紙で封印されます。

おお~。安いとはいえ、
茶葉のお布団にくるまれて、
抹茶になるための茶葉が美味しくなるまで
寝かされるのですね
お口に入るまで、長いわ~。

茶壺の口封を切って葉茶を取り出し、
茶臼で挽いて使い始めることを
「口切り」といいます。
茶人にとっては「茶の正月」とも考えられ、
炉開きと合せて目出度い行事の一つです』

その行事が11月にあるのです。

さて、鉄絵の話に戻ります。

いいね!

潔くて素敵。
ココまでいろいろ切り捨てた絵は
描きなれていないと難しい。
ついつい色々描きたくなっちゃうのが人間。
和の美意識がビシバシ。

きっと、口切りの時期に
さりげなくお菓子などを乗せて
おもてなしの席で使われるのでしょうね。

次回は可愛らしい鉄絵の紹介をしたいと思います。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.



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