とある日の窯出し
こんにちは。
今回は、ため息物のお話。
涙が出るかもよ?(私だけ・・
作陶館の体験の作品をたくさん入れた
御本手の窯出し。
毎回窯は『これで大丈夫だろうか』という、
最善を目指してはいるが、窯の蓋を切るまでは
大丈夫だったのか分からない・・
という、胃がキリキリする窯焚きを
すり抜けて焚き、皆様へと作品を
お届けしているのですが、、、
今回は久々にやってもうた窯。
膝から崩れ落ちる結果の窯。
ずっしゃぁ~・・・・(ひざから崩れ落ちた音
どべしゃ~!!!(地面に突っ伏した音)
マジ、ほんと、コレ、凹みます。
御本手の窯は、焼いている途中で、
還元から酸化へと移動する、
温度と時間で焼き方を変える技法なので、
酸化や還元と言う、どちらかへと
振り切っている焼成方法と違い、
焼き直しができない。。。
綺麗め阿修羅なら、
まだ「こういう景色もアリ。。?」
と思えるのですが、
黄色が(酸化)部分が多くなってしまった物は
本当に申し訳なく・・
楽しみに待っているのに、黄色い器や
半端な阿修羅が届いたのを想像してみて?
「え~・・・・・」ってなるでしょう??
窯を焚いた私なんて、真っ先に
「えっ・・・・・・・・・・・」絶句
ってなってんねんからね!!!(逆切れ)笑
そうならないよう、
窯の旅に前回の反省や成果を思い出し
酸化よりの窯にならないよう頑張ります。
上手に間をすり抜ける焚き方が大事。
直近に焚いた窯は美しく焼きあがってくれました。
夏休み親子体験の作品の発送や受け渡しを
(作陶館の)新人・その2ちゃんが
頑張ってくれていましたが、無事に
皆様のお手元に届いておりますでしょうか?
宿題に提出できるよう、ご準備くださいね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.