見出し画像

道具作り

昨日、『 春から新人が来てくれている 』
というお話を書きましたが、
彼女に、削り作業の時に使う道具を
作ってもらいました。
冒頭の写真は、その出来上がり。
ヤリガンナという名前で呼んでおります。

先っちょとんがいるから。多分。
知らんけど(笑)

この道具と、フナベラと呼ぶ道具、
2個あれば、削り作業は勝ったも同然。
他、何もいらね―。(大げさです(笑))
それぐらい大活躍します。

この道具は、
まず帯鉄を谷に曲げるところから始まります。
そして、手に持つ部分を
バーナーで焙って柔らかくし、叩く!
持つ部分が帯鉄の幅広のままにならないように
上手いこと丸めるのです。
私が大昔の新人だった時、
この作業がなかなか出来なくて
(熱かったり冷たかったりが過ぎると
焦りすぎて全然うまく事が運ばない
アルアルですよね? 私だけ??)
半泣きだったことを思い出します。

ピュアでした。大大昔は(笑)。

無事丸まったら、先をとがらすために切り
刃を付けるために研げたら出来上がり。
で、冒頭の写真の形になるのです。

ちゃんと見本を示せるか
内心ドキドキでしたが、ひと安心。
次は、背の高いものなどを
水挽きするときに使う道具を作る予定です。
ドキドキドキ・・。

また明日!
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ
 https://blog.goo.ne.jp/asahisakuto

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?