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清水三年坂美術館
こんにちは。
今日は,朝日焼にポスターやチラシを
送ってくださっている京都は四条、
清水寺で有名な場所へと続く
「三年坂」の中ほどにあります
清水三年坂美術館へと行って来ました。
「小村雪岱(こむらせったい)」展です。
大正から昭和にかけて活躍した画家で、
本の装丁や挿絵,舞台美術などを
手掛けていて、スッキリとした
無駄のない構図で構成された木版画などが
楽しめる展覧会でした。
(泉鏡花の本の装丁などを手がけております)
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このチラシの右下を見てください。
黒い画面にシュッとした棒が数本、そして提灯。
最初は何かわかりませんでしたが、
「土師清ニ「旗本伝法」第145回八千八聲
(はっせんやこえ)紙本墨画」
漆黒の中、御用提灯が掲げられ(多分)、
抜刀した役人が気合もろとも聲(声)をあげている、
とっても緊迫した一場面の挿絵です。
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とかかな?
最初、見た時に気が付かず、
帰りの電車でこのチラシを見て
気がつくと言う体たらく…!(大失敗)
「雪の朝」と言う木版多色刷の無駄のない構図
「おせん、雨」の挿(木版)絵の削ぎ落とした構図…
よくあそこまで細い線が残せるな〜と言う
これまた“どうなんその感想?”を持ち、
ほえーとアホ面全開で見てまいりました。
水墨画も好きですが,究極の削ぎ落としの
木版画も好きですって事です。(アホの感想)
一瞬を切り取っているけれども,
その先の動きが見える作品に惹かれます。
帰れると言う保証があるならば、
水墨画や木版画の世界に迷い込みたいです。
そして、行きは汗を吹き出しつつ、
帰りも汗を吹き出していたのですが、、
それはなぜか、、?
清水寺に行く超★観光地にあるからでした〜。
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日本語が少ない。
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元々個人のコレクションだったのを、
今、美術館として展示されているので、
それがそれはすごいお宝です。
昨日の民藝とは180度違う、華やかなものが
ギュッと飾られている三年坂美術館。
私はどちらも好きです。
この建物は、小さいですが、大きなお宝が
展示されております。
クーラーもガンガン効いてるしネ(笑)
ちょっと暑さに疲れた方は
寄ってみてもいいかもしれません。
小村雪岱展9/9〜12/3まで
(前期、後期と作品入れ替えあり)
(展示室入場千円)
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