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こんにちは。
今日は灰のお話。
良く、登り窯は何の木で焚くのですか?と
尋ねられるのですが、
朝日焼では「赤松」だけを使って、
窯焚きが行われます。
コスト?そりゃ、掛かりますよね~。
でも、焼き残った灰を集めて、
ゴミやアクを取り除き、釉薬の原料に使いますので、
無駄ばかりではありません。
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モケモケしたものが全部灰。
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(薪を放り込む口の近く)
扉近くは、外界と近いので冷めやすいです。
なので、ワザと薪を壁に立てかけるように放り込み、
冷めるのと熱いのとのせめぎ合いで
面白い色合いが出るのを狙います。
なので、灰も壁近くに残ります。
今回も、左右の扉近くは面白い良い色合いの器が
集中して取れました。
(ここでイイ色の物が取れるとマジ安心する)
今、窯出しが終わり、灰が集められております。
一階の窯では微々たる量しか取れませんので、
数回分溜めます。
朝日焼の伊羅保釉(いらぼゆう)に使われます。
と、言うところで今日は終わり。
多分、登り窯の話題も一旦お終い。
また、日常に戻りますね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.