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泉屋博古館・3

泉屋博古館、まだまだ続く。
ゆかた展にやっとたどり着きました。
冒頭の写真は、ゆかた展のチラシ。
ちらりと見えている左側の海産物模様、
大胆な構図で面白かったです。

ゆかたとは、「湯帷子(ゆかたびら)」が語源。
湯帷子とは、大昔は蒸し風呂が主流だった日本、
裸体をさらすことなく着用していた衣服がそれ。
時代が下がり、江戸時代あたりになると
湯を張った風呂が主流になり、
湯上りに汗をぬぐう「身ぬぐい」となり、
しだいに、湯上りのくつろぎ着へと変貌。

生地も木綿となり、模様も意匠をこらしたものへ
大胆な構図、幾何学模様等々、面白かったです。
途中、技を競うように模様が細かくなったのは
逆に暑苦しく見えたので笑えました。

白と紺(藍)で表される世界ですが、
大きな世界が広がっておりました。

そろそろ梅雨明けする京都。
半端なく、ほんとシンドイぐらいに暑いですが
蹴上、南禅寺、泉屋博古館、平安神宮、
あの辺りを散策するのはいかがでしょう。

なめてかかっていると、
暑さにやられますから準備をぬかりなく。

さぁ、次は中国青銅器のお話。
と思いましたがお時間です。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ
https://blog.goo.ne.jp/asahisakuto

泉屋博古館・京都HP
https://www.sen-oku.or.jp/kyoto/

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