釉薬かけ
こんにちは。
今日は、釉薬かけのお話を書きます。
今、描いた記事の半分を、
手の置いた場所が悪かったようで、
全部消してしまいました(笑)
前半に何を書いていたんだっけ・・?
気を取り直して。釉薬掛けです。
冒頭の写真で掛けている白い薬は、
焼くと透明になるお薬です。
焼き上がると、朝日焼の推し色
「御本手(ごほんて)」になります。
どんな色だっけって?こんなイロ。
ピンク色(肌色?)とグレーの色が
器を彩る、この色が特徴的。
なぜこの色が出るかと言うと、
生地に、わずかに含まれる鉄分と
途中まで空気を極端に無くして焼き、
ある温度で一転、空気をドンドコ
入れて焼くという、中性炎(ちゅうせいえん)
焼成という焼き方で出るのです。
器に見える斑点は、
空気が少ない焼き方の時、
土に含まれる酸素を吸いだして
燃料にしていたのだけれど、
一転して空気をたくさん入れる
焼き方(酸化(さんか)になった時、
え?もういらんの?と、
跡が残っちゃった跡。(多分)笑
なので、この釉薬は特別ですが、
特別ではないんです。
さぁ、さくさく掛けていきましょう。
一度に、3。。4板掛けるので
ボッケ~としていたら、時間は
すべるように流れていきます。
明日は、お出かけのお話を書こうかな。
いや、登り窯が近づいているので
窯の話にしようかな。
お楽しみに。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
作陶館ブログ
10月24日記事