自己破産しました
12月某日、裁判所に出廷し、無事に免責許可をいただきました。
12月にしては、あまり寒くない日でした。
弁護士からは10分前に裁判所に来てくださいと言われており、
20分前には到着。
空港と同じようなセキュリティを通り抜け、ロビーで待機。
待てども待てども来ない弁護士…。
(来なかったら私一人で行くのか…)
と、心の中で半泣きしていたら、5分前に来ました。
そのまま、流れるように法廷へ移動。
テレビや某ゲームで見るところだ。
しかも、外ではなく自分は中にいるということに、
びっくりするくらい気持ちが落ち込みました。
でも、椅子は物凄く座り心地が良かった。
席に着くと、向かいには管財人の弁護士。
会釈をするとにっこり会釈を返してくれました。
おもむろに担当弁護士から免責不許可事由やどういう経緯で
免責許可になるかを聞き、裁判官に聞かれたことには
素直に答えれば大丈夫ですと言われました。
その文書を見て、ようやく一連の流れを理解したと言っても良いかもしれません。
私:自己破産したい
↓
債権者:不許可事由があるからダメだ
↓ ここで管財事件になったのかな
管財人:どうして不許可事由に至ったかのヒアリング
↓
裁判所:債権者集会
↓ 債権者から追加の不許可事由がなかった
免責許可決定
私の場合はこういった流れだったようです。
不許可事由、言われてすぐは色々と覚えていたのですが、
一番はやはりカードの使い道が正当ではないことだったと思います。
管財人弁護士の免責許可事由を聞いた後、
裁判官から名前の確認と一言。
「今回はこれらの件から免責許可とします。
しかし、次はありません。そのことは理解できますか。」
「はい」とだけお答えして、内容としては5分くらいで解散になりました。
弁護士からは、これで終わりになりますので、
お預かりしている書類は全て郵送しますね。
とのことで、ひたすら感謝を伝えその場を離れました。
後日、事務所の事務員から電話があり、郵送の件と、許可が下りてから
許可決定というものがあって、この間2週間くらいはかかりますとの
ことでした。
許可はされているけども、正式な決定は官報の掲載をもってということのようです。
この電話をもって、全てが終わりました。
本当に、同じことはもう繰り返さないの一言に尽きます。
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