一斉閉鎖など: 菊ノ紋ニュース
上の画像の出所は本文を参照の事。
本稿は各論であり、総論は下。
論壇netの後継サイト
『論壇net』というサイトが2018年に始まり、百田尚樹氏の『日本国紀』への批判で盛り上がった。
しかし2019年2月頃から皇室噺に転じ、小室母子、秋篠宮家、美智子様などを激しく罵っていた。劣化を重ねて8月13日に閉じる。
その2週間あまり前、2019年7月27日に、菊ノ紋ニュース が始まった。論壇netと運営が同じと見られる。
論壇netの記事で、発足して3日目の菊ノ紋の記事が紹介されていた。
論壇net、2019年7月28日付、翌29日の状態
本文末に「愛子天皇を実現させよう!」という見出しがある。とはいえ中身が一行だけしかない。
国民が望めば「愛子天皇」は実現 国会議論から明らかに、がリンクになっている。
別のサイトです、といった説明が無い。身内だからだろう。
28日付の記事で29日付の記事を紹介するのは奇妙に思える。だが、29日に書き換えられている。
上に貼ったアーカイブの採録は、日本では11時4分。ソースを見ると、9時57分に更新されている。この時に足したのだろう。
対して9時29分の採録では、この一章が無い。
紹介された記事は、あいにく残っていない。
国民が望めば「愛子天皇」は実現 国会議論から明らかに: 菊ノ紋、2019年7月29日付
ツイッター(当時)の公式アカウントでの紹介は残っている。
改名を繰り返しており、投稿の当時とは異なる。後ろの方で解説する。
令和新聞 世界のニッポン@reiwa_shimbun、2019年7月29日付
9時47分に投稿されている。少し前の、例えば9時30分頃に記事が出たのだろうか。
それから論壇netで紹介の紹介を思いついて、9時57分に本文末に書き加えたとすれば、11時4分に採録されたアーカイブには載り、9時29分の採録には載っていないのも道理。
別のサイトに移されており、そちらは残っている。
国民が望めば「愛子天皇」は実現 国会議論から明らかに: 『News Press Japan』2020年8月25日付、9月18日の状態
文/一条あやか(2019.7)とあり、1年あまり前の記事の再利用と判る。
2020年5月に始まったサイトで、菊ノ紋の弟分であり、運営は同じ。途中からは、同じ運営の他のサイトから移した記事を並べていた。
既に閉じてドメイン名が廃止済みなので、今回の件とは関わらない。
更に、2つのサイトの記事を挙げておく。
そっくりな内容なのは、運営が同じだからだ。
『皇室ニュース 菊のカーテン』2020年12月5日付、同日の状態
閉じた時点の名は「皇室newsまとめ 菊のカーテン」だった。
改名が多かったので「菊のカーテン」と呼ばれる事が多い。このたび閉じたサイトの1つで、『女性自身』の記事にも出てくる。本稿でも、専ら「菊のカーテン」と呼ぶ。
菊ノ紋が初出の記事と殆ど同じだが、立皇嗣礼を受けて書き足したり、言い回しを替えたりしている。題も少し異なる。
『皇室遅報 Offline』2023年8月7日付、翌8日の状態
こちらも閉じたが、女性自身にサイト名は出なかった。転載ばかりで流行らなかった為だろうか。
菊のカーテンの記事と全く同じ。手抜きだ。
『皇室新聞』からの転載で終わる
菊ノ紋ニュース: 2024年9月25日の状態
キャッシュの採録なので表示が崩れている。とはいえ、9月25日までは日に1記事を続けていたと判る。
26日に出していたか定かではない。少なくとも、27日の時点で痕跡が無かった。
記事を夜に出す事も多かった。例えば20時に出そうとして、利用制限の方が早くて出せなかった可能性もある。
しかし後述する理由で、26日の記事は用意しなかったとみる。
新着記事が並んでおり、新しい方から4記事分を引用する。
25日だけ異色なのが解る。単独では残っていないが、下の記事の転載と思われる。
皇室新聞、2024年8月9日付、同月15日の状態
菊ノ紋で表示されている要素が、こちらにもある。本文の前にユーチューブの動画を貼る。「文・もっちゃん」がある。
続く文章は、皇室新聞の目次と同じだ。
逆に、菊ノ紋から皇室新聞へ移した例も多い。運営が同じなのだ。
原稿は前日に用意する事が多いだろう。24日の朝の竹田氏による意思表示を知り、閉鎖を予期して手間を惜しみ、転載で済ませたのかも知れない。
という訳で、26日の予定稿は作らなかったと考える。
一味のサイトの記事を互いに陳列
PCだと右側に、一味の別のサイト記事を並べていた。当然、宣伝だろう。
外部サイトです、といった説明は無い。運営が同じでなければ、こんな事をしないだろう。
菊ノ紋、2024年9月2日の状態(表示は1日)
トップ画面のアーカイブでは、最も遅い時期。8月は盛んに採録されていたのだが。9月に入り、急速に廃れたのだろう。
皇室新聞と、互いの記事を紹介
右上を撮影。こういった場所には、新着や、お勧めの記事を並べる事が多い。特に説明は無く、漠然と並べている。
矢を置くと、URLが表示される。motokunaicho.com が含まれており、皇室新聞の記事だと判る。
皇室新聞、2024年9月1日付、同日の状態
菊ノ紋の画面からリンクを踏んでも、こちらに飛んで読む事が出来る。
「赤門ネットワーク」による1つ目の「署名」を採り上げている。この時は、趣旨説明文に皇室新聞が発した3つの逸話を並べていた。
赤門ネットワークの中身は、皇室新聞の運営なのだろう、と考えているのだが、本稿では触れない。
右側に「最近の投稿」が並んでおり、菊ノ紋で並べている4記事は、皇室新聞の新着だと判る。
そして、皇室新聞の「オススメ記事」は、菊ノ紋の新着だ。
菊のカーテンと、互いの記事を紹介
先の画像の下を撮影。
矢を置くと、URLが表示される。imperialism.site が含まれており、菊のカーテンの記事だと判る。
菊のカーテン、2024年5月31日付、6月2日の状態
この記事で止まった。菊ノ紋からの転載が続いており、存在意義が無かった。なので、6月初めから、この記事が「新着」の筆頭のまま。
こちらも右上に「オススメ記事」があり、菊ノ紋の新着を並べている。6月初めの採録なので、当時の4記事だ。
その下の「皇室newsまとめ 菊のカーテン」に並ぶのは、自身のサイトの新着記事。
記事の内容は、佳子様のペルー訪問であり、半年ほども前の話題。冒頭に引用された記事も「11月6日」となっている。
元は菊ノ紋で出た記事で、それの転載だからだ。
菊ノ紋、2023年11月6日付、翌7日の状態
比べると、個々の台詞から「国民の声」の表示が消えただけ。
転載です、といった説明も無い。手抜きだ。
元の菊ノ紋の記事、それ自体も切り貼りで、手抜きだ。商業誌の電子版の記事を切り取って、それに寄せられたヤフーコメントらしきものを「国民の声」として並べる。記事と呼ぶにも値しない。
2020年6月下旬から、この手の「記事」が殆どになっていた。たまに長い文章が載っても、以前の記事の再利用だった。
* * * * *
菊ノ紋のトップ画面に話を戻す。菊のカーテンの4記事の下に、菊のカーテンの5記事を並べている。
どうせなら、皇室遅報 Offline の新着でも並べればよいと思うのだが。
その心算だったのに間違えたとすると、何ヶ月も気付かないのは奇妙だ。
弾圧の被害者を装う
『女性自身』2024年10月2日付
言論弾圧への抗議というのは、下の記事。
高輪と赤坂と魔女というのは、サムネイルの御二人を指している。
菊ノ紋、2020年12月8日付、2021年1月24日の状態
実際に、この日は閲覧できない時間帯があった。
だが、妨害など行われてはいない。
「コムロコム」なる者は、他の記事でも内幕ばらしめいたコメントを入れており、運営と見られる。
DNSというのは、ドメイン名とIPアドレスを紐付ける仕組み。
2020年2月に、もう1つの「菊ノ紋ニュース」が始まっていた。kikunomon の後に .com が続く。元からの方は .news だ。
運営は同じで、移行を予定していたらしい。しかし後から出来た方が翌3月に止まり、10月に全記事が消えていた。
どうやら、空っぽになっていた .com の設定を変えようとして間違えて、元からある .news の方の設定を変えてしまった様だ。
その後、.com の方の設定を変えたうえで .news の設定を戻している。それで閲覧できる様になった。
結局 .com の方は使い道のないまま、ドメイン名が翌2021年に廃止。今回の件とは関わらない。
女性自身の記事にある通り、菊ノ紋( .news)は2024年9月まで続いた。単に運営が設定を間違えただけであり、元に戻して解決したからだ。
圧力など無かった。
* * * * *
「不思議の色の玉手箱」に宮内庁から抗議! 閉鎖の危機: 論壇net、2019年8月3日付、同日の状態
『不思議な色の玉手箱』というサイトがあり、論壇netと連携していた。
宮内庁による弾圧と抜かしている。もう5年あまりも前から、同じ手口を繰り返しているのだ。
なお、「不思議な色」が正しいのだが、題では「不思議の色」と間違えている。
矢印の下に画像が貼ってあり、新しいサイトへのリンクになっていたのだが、キャッシュ採録の為か表示されない。
ソースを見ると、koshitsu-channel.com というURLが埋め込まれていたと判る。『皇室ちゃんねる』というサイトのドメイン名だ。
その後、この2019年8月半ばに、論壇net、不思議な色の玉手箱、皇室ちゃんねる、3つとも閉じた。
そして2024年9月26日に、3つとも利用制限を受けた。契約期間が長かったので、まだ廃されていなかった。
何年間も繋がらなかったので、見た目の変化は無いが。だから私を除けば、気にする人もいない。
閉じて何年も経つサイトを、秋篠宮家が迷惑がったり、宮内庁やら公安やらが危ぶんで、押さえ込む筈がない。
勿論、2019年にも圧力を掛けてなどいないだろう。後継サイトが平気で続いていたからだ。
結局は、論壇netが鍵だと解る。後継サイト群の運営者、特に登録名義人が登録事業者から信頼を失って、一斉に閉じたのだ。
運営者情報の変遷
では、運営者は誰なのか。明示しないサイトもあるが、菊ノ紋などは詳しかった。
一般論として、「まとめサイト」等の運営情報を真に受けない方が良い。
まして、菊ノ紋はデマサイトだ。欺瞞の偽情報ではないか、と疑うべきだろう。
とはいえ、正しく載せていた時期もある様だ。
何度も変わっている。あまりに変化が多いので、全ては載せない。
『虎ノ門ニュース』と同じ場所
菊ノ紋、2019年10月9日の状態
幾つか抜き出す。
ソースを見ると、7月30日に出来て、10月6日に書き換えられている。
当初は、Media Creative inc. だったらしい。また、編集長が「一条 彩佳(あやか)」氏だった。
ただし、斉藤、一条の「両人」の体は同じかも知れない。いづれにせよ筆名だ。
東京サンケイビル27階には、レンタル / バーチャルオフィスがある。
バーチャルなら考えられなくもないが、嘘と思われる。登記されていないからだ。
菊ノ紋ニュースから、虎ノ門ニュースを思い浮かべる人も多い。そこには「株式会社ウィンウィン」が関わっていた。同社代表の有本香氏は、日本国紀の編集を担当した。同書に対する検証は、論壇netの看板だった。
その後継サイトが、仇敵?と似た名、同じ所在地を選んだ。偶然ではないだろう。
嫌がらせなのか、悪意なしで「遊び心」なのか、いづれにせよ嘘だろう。
港区南青山で登記しているメディアイノベーション合同会社
菊ノ紋、2019年12月11日の状態(表示は10日)
表示が崩れているのは、採録の時の不調と思われる。
ソースを見ると、11月12日に書き換えられている。
幾つか抜き出す。
Media Innovation に変わった。
翌2020年1月中旬には、Media Innovation LLC.(メディアイノベーション合同会社)の表記に変わっている。
ウィン青山12階にもバーチャルオフィスがあり、メディアイノベーション合同会社(以下、メ社)が登記している。
代表の井上征虎氏は、論壇netに途中から加わった。HTMLでは、天 我 と記される。ゆえに、この内容は信じて良い。
デマサイトなのに、正しく載せたのは何故だろうか。
論壇netは、私に広告を剥がされて衰え、畳んだ。後継サイトが信頼を得ようとして、正しい情報を載せたのだろうか。
或いは、井上氏が自分の会社を宣伝したかったのだろうか。とはいえデマサイトであり、宣伝になるとも思えないのだが。
運営一味の頭目(admin、論壇netの「ろだん氏」)から頼まれて、案山子の様な役割を引き受けたのだろうか。井上氏は、オーストラリアに住んでいる。日本から追及するには手間が増えそうだ。
京丹後市峰山町、そして港区白金台
この後、大きく変わった。
2020年8月17日までに、京都府京丹後市峰山町の小林明武、となった。
執筆者の名は消えてしまった。
URLも、「運営者、執筆者情報」から「運営者」に変わっている。
これは貼らない。下は、その次の段階。
菊ノ紋、2020年10月23日の状態(表示は22日)
引用する。これで全部。
実在する法人で、住所も合っている。だが保育園だ。およそ皇室サイトを運営しそうにない。
なお、10月上旬に天 我が使われなくなり、入れ替わり aegate が現れた。こちらも井上氏と思われる。
11月になると「運営者」が消えて、替りに「本サイトを購入したい方へ」という頁が出来た。
それが月末に消えて、女性自身で紹介された「閉鎖危機」の12月8日を迎える。
12月下旬になると、井上氏(aegate)の担当する記事が皆無に近くなった。
サイトが売れたとは思えない。アドセンスコードが変わっていないからだ。
翌年1月末からは、admin(恐らく ろだん氏)が専ら受け持ち、2024年9月の利用制限に至る。
運営者情報の内容がメ社から離れた事、サイト購入者を募っていた事、「閉鎖危機」ではないにせよ 菊ノ紋 で設定の切り替えがあった事など考え合わせると、井上氏から皇室誹謗サイトを続ける意欲が失せたのかも知れない。
先に挙げた、菊ノ紋( .com)、令和新聞 世界のニッポン、
News Press Japan を含めて幾つものサイトが2020年に立ち上がり、メ社を運営と記していた。
しかし全てが秋までに止まり、記事が消えたり閉じていた。
残ったのは、論壇netに合流する前からやっていたサイトと、皇室と無関係なサイトのみ。
翌2021年以降は、メ社のサイトは増えていない様だ。
これら残ったサイトも2020年で止まっているとはいえ、2024年9月の利用制限を受けなかった。だから10月末でも閲覧できる。
井上氏が以前からやっていたサイト等は制限を受けていないからには、登録事業者の信用を得られなかったのは、別の者なのだろう。
前後するが、運営者の表示が京丹後市の某氏に変わった少し後、2020年8月22日にwhoisが更新されていた。
期限が2021年7月26日から、2022年7月26日に延びた。まだ1年ちかくも残っているのに延長するのも不自然だ。
この時に、名義が井上氏(或いはメ社)から、別の者に変わったのかも知れない。代理公開を利用しているので、whoisでの表示は変わらない。だから延長だけだと思っていた。
名義を書き換えて、「ついでに」延長したのだろうか。
名古屋市千種区
消えていた「運営者」は、2022年に甦った。
菊ノ紋、2022年5月6日の状態
ソースを見ると、この6日に出来ている。引用する。
またも全く異なる内容だ。この住所にはURの団地があるらしい。
最下にリンクがある。踏むと、その名のサイトに飛んだ。
「女性天皇と共に明るい日本を実現する会」は、この1週間ほど前に活動を始めた政治団体で、名の通りの主張を掲げていた。
以前から、その代表の久保田京(久保田貞雄氏)の活動を好意的に扱った記事もあった。応援していたのだとは思うが、連携という程でもなかった。
運営の所在を誤魔化す為に利用したのだろうか。京氏は愛知県春日井市に住んでおり、名古屋市を軸に活動していた。
ろだん一味のうちの2人は神奈川県に住んでいると判っている。
運営の所在を遠方に見せかけるべく、名古屋の京氏と連携している様な住所とし、応援を書き込んだのだろうか。
だが、京氏は横浜市に引っ越して、7月の参議院議員選挙で神奈川選挙区から出馬した。結果は得票率0.25%の惨敗。
横浜に招いたのは、池田榮子という者であり、ろだん一味とは関係ない。
2022年6月2日までに書き足された。だが、この名で検索しても、他では特に出てこない。
京氏の引っ越しに合わせて運営所在地が横浜に移っても良さそうに思えるが、名古屋のままだ。
むしろ、京氏に触れなくなった。
結局は欺瞞の偽情報だろう。2020年の某氏、某社にも言える事だ。
運営者情報は、このまま2024年9月まで変わらなかった。
井上征虎氏
これまで私は「菊ノ紋ニュースの運営は井上征虎氏が代表のメディアイノベーション合同会社だ」と言ってきた。
だが、2024年9月に利用制限を受けたからには、全ての期間に当て嵌まる訳ではないのかも知れない。井上氏と関わりの深いサイトは制限を受けていないからだ。
2020年12月まで井上氏が記事を担当していた様なので、井上氏やメ社が運営や利権に関わっていたのは確かだろう。
デマサイトなのに運営としてメ社を掲示していたからには、何か見返りがあった筈だ。
井上氏は、完全に離れてもいなかった様だ。
閉じてしまって確認できないが、2024年7月28日付が約3000もある。
過去記事を大量に、日付だけ変えて再投稿した様だ。理由は不明だが、新しい記事が多い方が検索で有利、とでも考えたのか。
久しぶりに、aegate が何割かを担当していた。人手が足りなくて駆り出されたのだろうか。
SNSなど
幾つもあるが、全てが何年も前に活動を止めた。とはいえ凍ったりしていない。この度の閉鎖が、官憲などによる弾圧ではないからだろう。
ユーチューブのチャンネルが停止になった事はある。しかし著作権侵害による規約違反であり、しかも何年も前の話だ。
ツイッター(X)
ID: 1154747848254054401
一条あやか@ichijoayaka / 菊ノ紋ニュース@kikunomon_news / 菊ノ紋ニュース/皇室TODAY@kikunomon_news / 令和新聞 世界のニッポン@kikunomon_news / 令和新聞 世界のニッポン@reiwa_shimbun
公式アカウントは、一味の軸となるサイトの推移に合わせて改名を繰り返している。アイコンは変わらなかった。
一条あやか @ichijoayaka: 2019年8月8日付(表示は7日)、同日の状態
初代と3代目の編集長の名で始まった。
7日の午後7時5分になっている。北米西岸時であり、夏側なので日本から16時間おそい。アーカイブでは、こういう事がある。
全く同じ内容で、URL末尾の数字 1159284539874668545 も同じ。
改名であり、別のアカウントではない。投稿の末尾にも、@ichijoayaka とあり、これが当時のユーザー名。
8日の午前11時5分になっている。日本での出来事なので、こちらで考えると良い。
令和新聞 世界のニッポン は、2020年3月に「世界のニッポン!」の名で始まった。菊ノ紋の弟分に当たるサイトの一つで当然、運営は同じ。
既に閉じてドメイン名が廃止済みなので、今回の件とは関わらない。
* * * * *
菊ノ紋ニュース@kikunomon_news、2019年9月1日付(表示は8月31日)、同月11日の状態
ユーザー名も含めて変えている。別の「一条あやか@ichijoayaka」が8月29日の夜に現われたので、その時と思われる。
これも同じ内容で、URL末尾の数字 1167944924722946049 も同じ。
投稿の末尾にも、@kikunomon_news とあり、これが当時のユーザー名。
* * * * *
菊ノ紋ニュース/皇室TODAY@kikunomon_news、2020年2月27日付、同日の状態
この頃に変わった。ユーザー名は変わっていない。北米西岸時の冬側なので、日本との差は17時間。
『皇室TODAY』も、菊ノ紋の弟分であり、2月20に始まった。プロフィールのリンク先も、koshitsu.today に変わっている。
既に閉じてドメイン名が廃止済みなので、今回の件とは関わらない。
これも同じ内容で、URL末尾の数字 1232996182470746112 も同じ。
皇室TODAY の翌日の記事を「予告」している。まだ記事が出ていない為か、URLは無い。
* * * * *
令和新聞 世界のニッポン@kikunomon_news、2020年4月23日付、同月30日の状態
この頃に変わった。ユーザー名は変わっていない。プロフィールのリンク先も、sekai-nippon.net に変わった。
これも同じ内容で、URL末尾の数字 1253229746789310464 も同じ。
* * * * *
これが最後の投稿。
2020年5月3日にユーザー名も変わった。メ社のサイトの軸は令和新聞、
そして更なる弟分に移っていったが、この名で変わらない。
ユーザー名が@reiwa_shimbun なのに、何故か投稿の末尾に@kikunomon_news が付いている。菊ノ紋の記事を貼った事が影響しているのだろうか。
この頃には、メ社のサイトの活動が質量ともに落ちた。
元宮内庁職員の小内誠一、と称する者が2019年11月に皇室誹謗サイトを始めていた。詐称であり、信じてはならない。恐らく、ろだん氏と思われる。
当初は1人だったが、2020年5月から論壇netの執筆者を招き入れる。要は、菊ノ紋や弟分の記事を書いていた者たちだ。
そして小内氏は、女性自身の記事で名の挙がった「菊のカーテン」を同年8月に始める。
このアカウントは2020年6月で止まっているので、小内系サイトに移った者が受け持っていたのだろうか。
菊ノ紋は、残った天 我(aegate)が続けるが、運営者情報の変化、購入案内、サーバ設定の錯誤などが立て続けに起きた。
そして天 我も抜けて、頭目ろだん氏が惰性で細々と続けていた様だ。
ID: 1167024539013795841
一条あやか@ichijoayaka
これが後から現れた方で、初の投稿。あまり活動せず、投稿は32回のみ。
菊ノ紋ニュース@の2019年10月6日付をリポスト(リツイート)して止まった。
途中で『皇室ななめ読み!』の編集長に移った筈だが、プロフィールは菊ノ紋の編集長のまま。
ID: 1212049361988796419
菊ノ紋ニュース@kikunomon_news
2020年5月に、令和新聞 世界のニッポン@ のユーザー名が、@kikunomon_news から @reiwa_shimbun に変わると、こちらが現れた。
しかし一度も投稿していない。アイコンも異なる。
フェイスブック
個々の投稿を埋め込んでも、携帯端末では表示されなかった。画像化する手もあるが、プロフィール上部に限っておく。
下線の付いた日付を踏むと、見れるかも知れない。
作成は2019年7月28日で、サイト発足の翌日に当たる。先頭まで遡れないので、初期の様子が判らないが、恐らく記事の紹介のみ。
菊ノ紋の弟分の『皇室ななめ読み!』の記事も紹介している。このサイトは2019年9月に始まり、途中から天 我が編集長を務めた。2020年5月に止まって、後に閉鎖。
2024年9月17日にドメイン名の期限が切れて失効していた。そして26日に利用制限。元々繋がらなかったので、その点に変化は無い。
論壇netに加わる前から天 我がやっていた『ブレイキングニュース』というサイトにも、フェイスブックのアカウントがある。なので、菊ノ紋ニュース(FB)は、天 我が扱っていたのではないだろうか。
右隅に「ノ」の端が見える。サイトの頭部画像から切り取ったのだろうか。
菊ノ紋ニュース(FB)2019年12月27日付
前日と合わせて100件ほどを一気に投稿して止まった。これで終わらせる心算だったのかも知れない。
サイトの方で、一気に大量の記事を出した訳では無い。暫らくフェイスブックが止まっており、未紹介の記事が溜まっていた。
菊ノ紋ニュース(FB)2020年4月29日付
久々に投稿し、菊ノ紋TV - KikunomonTV というユーチューブのチャンネルを紹介。
緑地に「皇」が表示される。チャンネルの方の模様替えの影響であり、投稿の当時は異なっていたと思われる。
少し間が空き、下で止まった。
菊ノ紋ニュース(FB)、2020年6月12日付
先のチャンネルから動画を貼っている。「出典:菊ノ紋ニュース」とあるので、記事の動画版なのだろう。
一味の動画担当は、BSUKESAKAKI2478 こと、高木克俊氏だ。なので、この2件は高木氏の投稿かも知れない。
4月29日の方の、緑地に「皇」は、小内系サイトを思わせる。BSUKESAKAKI2478 も、そちらへ6月下旬に移った。
なお、ツイッターが止まったのは6月14日だった。時期が近い。
ユーチューブ
フェイスブックで紹介されたチャンネルは、著作権侵害で停止となった。
概要: 菊ノ紋TV - KikunomonTV、2020年3月11日の状態
アーカイブなので、表記が英語になっている。
アイコンや背景が、サイトやフェイスブックと似ている。
登録は2020年3月4日。動画を出したのは3月7日から。
「菊ノ紋ニュース、皇室TODAYのオフィシャルチャンネルです。」とある。それらの記事の動画版であり、記事にも動画を貼っていた。
* * * * *
概要: 菊ノ紋TV - KikunomonTV、6月26日の状態
意匠が変わった。アイコンが緑地に「皇」であり、フェイスブックには、これが表示されたのだろう。
背景の『皇室問題研究室』は、小内系で3つ目のサイトで、2020年5月に始まった。小内氏1人だった2つ目までと異なり、宮本タケロウ氏、BSUKESAKAKI2478 等、論壇net 以来の執筆陣が加わった。これにより、菊ノ紋などのメ社のサイトが空洞化した。
既に閉じてドメイン名が廃止済みなので、今回の件とは関わらない。
チャンネル名や、概要は変わっていないが、ここから更に変化して、小内系サイトの動画版なのが判りやすくなる。
菊ノ紋では、切り貼りだけで「記事」と呼ぶにも値しないものばかりになった。
その動画版を作ろうにも、難しくなった事だろう。小内系サイトの記事を素材として使う様になっていった。
そして7月から、皇室問題研究室 の弟分たる『皇室報道局』に、このチャンネルの動画が貼られる様になる。
もはや菊ノ紋のチャンネルとは言えないので、ここからは簡潔に。
2020年10月上旬には、『皇室ニュース』 の名になっていた。
『皇室情報室』の名で同年8月に始まった小内系サイト「菊のカーテン」も、同じく改名。当然、チャンネルとサイトで連動している。
12月下旬に、圧力だ、などと言って全ての動画を非公開とした。
推移を見れば、菊ノ紋、菊のカーテンという、2024年9月に繋がらなくなった2つのサイトを繋ぐチャンネルであり、運営が同じであると解る。
加えて、一味における菊ノ紋の位置付けや、天 我の立ち位置を映し出しているかの様に思われる。
翌2021年1月上旬に、上の画像の如く、著作権侵害の申し立てによりアカウント停止。
これを官憲による弾圧だ、という人は、流石に少ないだろう。
全ての動画が消えた後なのに、チャンネル停止とする必要が無い。加えて、一味は同様のチャンネルを別に立てて、延々と続けてきた。