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一斉に閉じた皇室誹謗「フェイクニュースサイト」他

上の画像の出所は本文を参照の事

※書きかけでの公開です、御免なさい

2024年9月下旬に、皇室を扱ったウェブサイトが幾つも閉じた。
宮内庁なり、公安警察なりによる措置ではないか、という者がいる。
それらのサイトは秋篠宮家まわりを激しく罵っていた。よって、秋篠宮家による言論弾圧だ、という声もある。

だが、その見方は当たらない。
閉じたサイトは複数でも、運営は同じだ。「一斉閉鎖」と言っても、運営は1つだけ。そして、皇室と全く異なる分野のサイトも含まれる
逆に、秋篠宮家に批判的でも、運営が異なるサイトは続いている。
その点を検証していく。


ウェブサイトの登録者が信用を失った

閉じた直接の原因は、ドメイン名の利用制限
ドメイン名とはURLの中核部分の事。例えば、note.com 等だ。特定の文字列をURLとして利用する為には、登録の必要がある。

登録事業者が、特定の登録名義人に対して制限を課した。運営者(名義人)が登録事業者の信用を失ったのであり、サイトの論調は関係ない。
皇室と関わらない内容だったり、皇室誹謗であっても閉じて何年も経つサイトも、制限を受けたからだ。
なお、運営は5人ほどの集団であり、1人ではない。

私が把握している限りでは、14ものドメイン名が利用制限を受けた。9月26日の17時33分台に集中しており、秒の差でしかない。
「赤門ネットワーク」なる者に対して、竹田恒泰氏が法的措置の意向を表明した翌々日の出来事であり、それを受けた動きと思われる。

竹田氏による意思表示は9月24日の9時12分

オンライン署名サイトにて、秋篠宮家に対する糾弾を繰り返していた赤門ネットワークは、デマサイト『皇室新聞』を論拠に使っていた。一斉に閉じたサイト群の1つであり、その運営に属する者なのだろう。

赤門に対する竹田氏からの発信者情報開示請求を覚悟し、サイト運営者が身ばれを嫌って名義の偽装を図り、失敗した、といった所ではないか。例えば、架空の人物の情報を登録事業者に送ったのかも知れない。

制限を期待した可能性も考えられる。その場合は、失敗ではなくて「成功」だ。証拠隠滅に加え、迫害の被害者を装って同情を買い、秋篠宮家に対して強権的な印象を持たせる事が出来る。
この運営は、弾圧の狂言を繰り返してきた。

登録者は『論壇net』の運営だろう

論壇netというサイトがあり、百田尚樹氏の『日本国紀』への批判で盛り上がった。
しかし皇室噺に転じ、小室母子、秋篠宮家、美智子様などを激しく罵った。劣化を重ねて2019年の夏に閉じる。
論壇netもまた、制限を受けた。繋がらなくなって何年も経つので、話題になっていない。

この度の利用制限は、論壇netと結び付きの強いサイトに限られている。
なので、それぞれのサイトとの関りを挙げてゆく。
全くの異分野のサイトでも、実は繋がりがあると解る。

一方で、結び付きが強いのに制限を受けなかったサイトもある。その点が、謎を解く鍵となる。

『女性自身』が「一斉に閉鎖」と報じる

「フェイクニュースサイト」の評価は妥当。

女性自身、2024年10月2日付

繋がらなくなったのは9月26日の夕らしいので、1週間ちかく経っている。

引用する。太字は筆者による。

「ネット上で皇室関連を題材にしたサイト『菊ノ紋ニュース』をはじめ、『菊のカーテン』『皇室新聞』といった複数のサイトが、9月下旬までに一斉に閉鎖されたのです」(皇室担当記者)

まずは、この3つを見て行こう。

菊ノ紋ニュース

『論壇net』の末期に出来た後継サイト、メディアイノベーション合同会社が運営

サイト頭部

whois情報で、ドメイン名の登録の状況を確認できる。
サイト毎に『ラッコツールズ』の「Whois検索」による結果を画像化して紹介する。

Domain Name: kikunomon.news
『菊ノ紋ニュース』のドメイン名。

Status: clientHold
上方にあり、赤文字なので判りやすい。これが利用制限を示している。ドメイン名が機能しなくなるので、サイトに繋がらなくなる。メールの送受信も行えない。

Updated Date: 2024-09-26T08:33:04Z
Z
は協定世界時を表わす、日本時よりも9時間おそい。日本では9月26日の17時33分4秒。

登録事業者、この場合は、お名前ドットコム による措置であり、登録情報に不備があったか、認証メールに返信しなかった時などに行われる。
5年以上も続いているサイトであり、何度も更新(登録内容の変更で、単なる延長を含む)を重ねている。前回は2年以上も前だ。これまでの内容が不審であれば、もっと早く制限されていると思われる。
何かしら登録情報の変更を試みて、躓いたのではないだろうか。

わざと制限を誘ったのかも知れないが。
何故なら、不備を正せば制限が解けるからだ。認証メールに返信していないのなら、返信すればよいだけ。
いつまでも制限が解けないからには、このままでいいと思っているのだろう。

この手のサイトには珍しく、正しい運営者情報を載せていた事もあった。
活動期間が長く、SNS等との連携も多い。
そういった点を書いていたら、1万字を超えてしまったので分けた。

皇室newsまとめ 菊のカーテン(菊のカーテン)

元宮内庁職員の小内誠一(仮名)と称する者のサイト

サイト頭部

このサイトは改名が多い。特に閉じた時のサイト名が長いので、女性自身の記事と同じく「菊のカーテン」と呼ぶ。

ラッコツールズの「Whois検索」による結果

Domain Name: IMPERIALISM.SITE
菊のカーテン
のドメイン名。

Status: clientHold
上方に赤文字で記されており、利用制限を示している。

Updated Date: 2024-09-26T08:33:09Z
日本では9月26日の17時33分9秒。

4年以上も続いているサイトであり、何度も更新を重ねている。
2024年5月末で記事を出さなくなった。6月下旬の期限が近付いても再開しないので廃止かと思ったら、期限の2週間ほど前に1年のばした。
しかし、9月26日に利用制限を受けるまで放置だった。

延ばさなければ、期限切れ後の通例に従い、9月前半にドメイン名が廃止になっていた。1年分の料金が無駄であり、ちぐはぐだ。
いづれにせよ、制限が解けないからには、このままでいいと思っているのだろう。

小内誠一なる者は、2019年11月に現われた。
それ以来、サイトを幾つも立てて、合わせて9つに及ぶ。菊のカーテンは5番目だ。

「元宮内庁職員」というのは騙りであり、信じてはならない。
知見を欠いており、偽者だと気付いて離れた人もいる。
一方で、あくまで信じている者もいる。

連携していたユーチューブのチャンネルもあったが、佐川良子なる者が2021年1月に現われると、入れ替わる如く活動が減り、止まった。
「元宮内庁職員」を称する手口が同じであり、一味が看板役者を入れ替えた、といった事なのだろう。

2021年12月に「引退」と称して、ツイッター(X)のアカウントを消した。
同月にサイトも最後の改名を行った。

書下ろしもあったが、他の小内系サイトからの転載も多かった。それが次第に菊ノ紋からの転載が増え、最後は菊ノ紋からの転載ばかりとなった。菊ノ紋の側でも、菊のカーテンの記事を転載していた。
表向きには別運営を装っていても、同じなのだ。

皇室新聞

元宮内庁職員の佐川良子と称する者が始めたサイト、赤門ネットワークも「騙された」か

サイト頭部

別の名で始まったが、皇室新聞の時期が圧倒的に長い。

ラッコツールズの「Whois検索」による結果

Domain Name: MOTOKUNAICHO.COM
皇室新聞 のドメイン名。

Status: clientHold
上方に赤文字で記されており、利用制限を示している。

Updated Date: 2024-09-26T08:33:07Z
日本では9月26日の17時33分7秒。

一味では最も新しいサイトだが、それでも3年以上は続いており、更新を重ねている。
始まると、一味の他のサイトが衰えて、活動の軸となった。それでも解除に動いている気配が無いからには、このままでいいと思っているのだろう。

佐川良子なる者は、2021年1月にユーチューブの『元宮内庁職員のつぶやき』というチャンネルで活動を始めた。
小内誠一なる者と同じく「元宮内庁職員」というのは騙りであり、信じてはならない。やはり知見を欠いていた。

同年8月に佐川氏を代表者として「宮内庁新聞」の名でサイトが始まる。
しかし人が入れ替わり、途中からは経歴不詳の「もっちゃん」しか登場せず、更に水準が下がった。そして皇室新聞と改名。

菊ノ紋などから転載し、逆に菊ノ紋などでも皇室新聞の記事を転載した。表向きには別運営を装っていても、同じなのだ。
菊のカーテン等から移した記事に語り手として登場する「元宮内庁職員」の名を「小内」から「佐川」に変えた事もある。変えなかった事もある。

ユーチューブも「もっちゃん」しか出なくなった。
動画の台本を「記事」として載せているといってよい。記事と動画で互いを紹介しており、完全に連動していた。

もっちゃん のXアカウントがあり、動画を紹介している。
以前は論壇netの執筆者の一人たる「三神由佳」の名であり、論壇netの記事を紹介していた。
一味が看板だけ掛け替えていると解る。

サイトが利用制限を受けたあと、10月の初めに、宮内庁の圧力と称して全ての動画を消して『閉鎖』と改名。いつもの手口だ。
次いでチャンネルごと消えたのだが、違反で停止、といった文言が出ないので、処分ではないだろう。配信者(チャンネル登録者)が自分で消しただけだ。

皇室新聞への愛情を隠せない赤門ネットワーク

赤門ネットワークの中身は、皇室新聞を含むデマサイト群の運営の者ではないかと考えている。本稿では簡潔に留める。
なお、「オンライン署名」と謳われてはいるが、実態は電子投票であり、1人1票も保証されていない。

『チェンジオルグ』2024年8月10日付、同月31日の状態

赤門ネットワークの初登場。アーカイブなので、英語になっている部分もある。
12,539人の支持を得て勝利、といった表示が右上にある。「成功」なのだ。赤門が締め切りを前倒して終わらせたのであり、チェンジオルグが打ち切った訳では無い。

「Ⅶ. 結語」に並ぶ3つの「逸話」と同じ内容の、皇室新聞の記事を紹介する。
言うまでもなく「フェイクニュースサイト」なので、信じてはならない。

皇室新聞、2022年4月30日付、同日の状態

チェンジオルグの運営から、信じるに足る証拠を示すか削除を求められた。まともな人は真に受けたりしない話。

皇室新聞、2022年4月28日付、同日の状態

先行する4月11日付の記事では「不良グループ」の仕業とある。筑波大学附属高校に「不良」は居ないだろう。

皇室新聞、2023年6月13日付、同日の状態

配信の時点で既に東大を卒業しており「現役東大生」ではない。
その動画は今でも視聴できるので、妨害など無かった。

* * * * *

『ボイス』に舞台を移して再開された。

ボイス、2024年9月4日付、同日の状態

チェンジオルグに対する恨み節を長々と加えている。証拠を示すか削除を求められていた逸話の根拠として、皇室新聞の記事を引用。「間接証拠」だと言い張っているが、ならない。皇室新聞は落書きであり、「ネット報道」ではない。
皇室新聞に対する赤門の傾倒ぶりは、ステルス・マーケティングを疑わせるものがあった。

先立ちボイスで8月30日に、トンプソン真理子氏が同じ趣旨で始めていた。
そちらは本文が極端に短く、説明の体を成していない。入試云々よりも、「赤門を圧力で潰した奴」への嫌悪を柱としている印象。
勿論、圧力など無くて、赤門が自分で終わらせたのだが。いつもの被害者を装う手口であり、こうして騙される者もいる。

* * * * *

この第2弾が、竹田恒泰氏から問題とされた。

ボイス、2024年9月22日付、同月30日の状態(表示は29日)

冒頭に載っている話を、当初は竹田氏が語った、として載せていた。
そんな事を私は言っていない、という竹田氏からの抗議を受け、9月24日に変化した。先に紹介した竹田氏のXでの意思表示は、この24日の朝だ。

まずボイスによって消され、次いで赤門によって「都市伝説」という形で改めて足された。
そして(注1)を付して、竹田氏が語ったという「間接証拠」を挙げた。何故か、画像化された文章を貼っている。しかも出典が無い。

画像のファイル名に「ぴーたんさんのブログ」といった部分があるので、下から撮ったのだろう。

『ぴーたん 虹を渡るまで』2023年6月7日付

この本文末に、下が貼ってある。

皇室新聞、2023年4月1日付、翌2日の状態

「ぴーたん」の方は、「文・もっちゃん」と目次を外しただけ。ぱくりだ。
何の事は無い。赤門は、やはり皇室新聞が頼りなのだ。

「ぴーたん」は一味では無いと思われる。あちこちからパクってばかりだった様だ。そんなアメブロもある。
そして、今なお閉じたりしていない。

赤門が、皇室新聞ではなくて、ぱくりの方を載せたのは何故だろうか。
中身は同じ者なのではないか、と思われたく無かったのではないだろうか。
画像化したのも、文章を文字列として検索されたくなかったのだろう。それをやると、皇室新聞が出てしまう。「自分のサイト」を守りたかったのだ。

* * * * *

この記事中に、「皇室情報サイト」からの引用がある。それは下だ。

皇室新聞、2023年1月4日付、同日の状態

同じサイトの過去記事だ。それを何故か明記しないが。
これは初出ではない。

『皇室ニュース 菊の緞帳』2020年11月7日付、同日の状態

いわゆる「菊のカーテン」で、当時の名。立皇嗣礼の前日に当たる。
元は「文/小内誠一」であり、これが「佐川氏」の始めたサイトに載っているのだ。文体も女性的に変えてある。
ここでは終わらない。更に元がある。

『皇室「是々非々」自録』2020年1月13日付、同月15日の状態

小内氏の初登場のサイト。冒頭を除いて同じだ。
この様に何度も、そして場を変えて使い回している。一味の手口なのだ。
副題の「元宮内庁職員のつぶやき」は、佐川氏の始めたチャンネル名と同じ。
そして、この記事はDNA鑑定に肯定的といえる。

* * * * *

9月28日に、(注1)に5つのユーチューブ動画を加えた。

【速報】竹田恒泰氏の暴露でDNA鑑定がXのトレンドワード入りし美智子さまと秋篠宮殿下がピンチに...: 『皇室スカッと』2024年6月8日付

竹田恒泰氏の発言で秋篠宮家の皇位継承権が剥奪される可能性も!? 次の天皇は愛子さまに!!!: 『皇室ニュース 毎日更新』2023年4月3日付

【皇室の秘密】天皇陛下と秋篠宮殿下は本当に実の兄弟なのか?竹田恒泰氏の爆弾発言!JNews 247: 『JNews 247』2023年4月5日付

※4つ目は非公開化され不明、画面には Japan Today TV と出る

【海外の反応】「秋篠宮殿下は天皇陛下の弟ではない」竹田恒泰氏が秋篠宮家の闇を暴いた結果...【その他一本】: 『日本の魅力【海外の反応】』2024年9月3日付

これらは取材を行った訳では無い。噂に基づいて物語に仕立てたに過ぎない。
下から派生したのではないだろうか。

『元宮内庁職員のつぶやき 皇室報道の裏側を覗く』2023年4月1日付から撮影

「もっちゃん」の登場する動画。「言論の自由ブログ」のURLは、皇室新聞のもの。皇室新聞の記事では、このチャンネルの動画を貼っている。運営が同じなのだ。
2024年10月初めにチャンネルが消えたので、動画を視聴できなくなった。

同じ話題を扱っており、日付が早い。赤門が並べた動画は、これの後追いや、ぱくりだろう。
皇室新聞を好きな赤門が、何故この動画を貼らなかったのか。

竹田氏からのユーチューブに対する抗議が予想され、動画の非公開化やチャンネル停止を避けたかったのだろう。
赤門にとって「自分のチャンネル」だから守りたかったのだ。

9月29日には(注1)に、高森明勅氏のブログからの引用を加えている。
竹田氏からの抗議の後は、皇室新聞、及び連動チャンネル「以外」ばかり露出していると解る。
目くらましを束ねた(注1)は結局、9月30日にボイスによって消された。
前後して、皇室新聞も、連動するチャンネルも、機能を止めた。

* * * * *

皇室新聞の記事では、「妹の子」だと竹田氏が語った、と紹介したのは、ユーチューブでの篠原常一郎氏としている。下の動画だろう。

【ゆるトーク】彬子女王、京都で新築高額物件一括払い、母親には経済dv【23時から配信】: 『古是三春_篠原常一郎』2023年3月30日付(46分40秒~)

この動画の本題ではなくて、おまけの様な部分。視聴者から来たメールの内容と称して、篠原白井由佳氏が語っている。
竹田氏が、自分の動画のチャット欄かコメント欄で、妹の子だから似ていない、と語った、そのチャンネルはBANとなった、等々。
夫の常一郎氏は、初耳といった体で驚いている。出所不明の垂れ込みを紹介しただけであり、裏を取っていない。

そして皇室新聞は、自分の所の過去記事に、そんな篠原氏の動画を見た人たちのネット上での声を組み合わせ、もっともらしく語る。
その程度の「新聞」だ。

宮内庁は関与せず、公安の関与も根拠なし

女性自身が前に出した記事から1週間後に当たる。
これを見て、宮内庁や公安警察が「仕事をした」と思った人もいる様だ。
だが、ちゃんと読めていないのだろう。

女性自身、2024年10月9日付(1頁目)

写真のみの頁を除けば、全体で2頁からなる。1頁目から引用する。

しかし、前出の宮内庁関係者はこう断言する。

「宮内庁が水面下でもサイトの閉鎖に向けて動くことは考えにくいです。そうした動きをとったなら、“言論統制だ”という批判が出ることは目に見えているからです」

一連のサイト閉鎖について、運営者やサーバー管理会社などに何らかの申し立てを行った事実があるのか、本誌が宮内庁に取材すると、次のような回答だった。

「お尋ねの『申し立て』については、これまでも含め、承知していません」

宮内庁は動いていない
勿論、動いたのに「動いていない」と書く事はあり得る。
だが少なくとも、「動いた」とは書いていない。「動いていない」と書いている。
内容を全く読み取れず、逆さまに受け取る人がいるのは嘆かわしい。

女性自身、2024年10月9日付(2頁目)

2頁目から引用する。

今回閉鎖されたサイトの一つには、運営事務局として東京都内の住所が示されていた。枝番や部屋番号は記されていなかったが、本誌記者が調べていくと、都内の築35年のアパートに行き当たった。

空き部屋も多く、住人に聞いてもインターネットサイトを運営しているような業者がいる様子はないという。

菊のカーテンが掲げていた、豊島区池袋の物件だろう。
「インターネットサイトを運営しているような業者がいる様子はない」とある。取材により、公安の追及でサイトを畳んだ証拠を見付けた訳では無い。

一般論として「まとめサイト」の運営者情報は当てにならない。
まして「フェイクニュースサイト」だ。信じる方が可笑しい。
もっとも、菊ノ紋 が メディアイノベーション合同会社を載せていた時期があり、これは正しかったと思われる。同社代表の井上征虎氏が、論壇netや後継サイトの記事を書いていたからだ。
とは言えバーチャルオフィスで登記しているので、心理的な負担は少なかったろう。

菊ノ紋にしても、何度も変化している。2022年5月からは名古屋市と称していた。
皇室新聞は、港区南青山にある築17年のタワーマンションだ。
しかし運営は同じであり、秒の差で利用制限を受けている。所詮は欺瞞の偽情報であり、そこを訪れたとて運営に迫る事は出来ない。

「公安警察の影」と言っても、何も根拠は無い。
2頁目の写真は2023年4月20日の出来事であり、全くの別件だ。
当時は英国での戴冠式を控え、特に皇室新聞の活動が活発だった。菊のカーテンが止まるまで1年以上もある。
皇室誹謗サイトと何の関係もない写真であり、悪質な偏見付けに過ぎない。

この場合、紹介された建物も被害者だ。
言葉で書いていなくとも、過激派のアジトだ、という印象を与える。
女性自身は、自分たちが何をやっているのか、解っているのだろうか。

皇室遅報 Offline

一斉に閉じたサイトの一つだが、女性自身は名を記さず

サイト頭部

別の名で始まったが、皇室遅報 Offline の時期が圧倒的に長い。

ラッコツールズの「Whois検索」による結果

Domain Name: IMPERIALNEWS.NET
遅報 Offline のドメイン名。

Status: clientHold
上方に赤文字で記されており、利用制限を示している。

Updated Date: 2024-09-26T08:33:07Z
日本では9月26日の17時33分7秒。

小内系で最後のサイトで、「皇室速報 Online」の名で始まった。
全く流行らなかったが、それでも3年以上は続いている。
2024年2月頃から記事を出さない日が増え、期限を1年あまり残して5月末で止まった。9月26日に利用制限を受けるまで放置だった。
見る人もおらず、再開する気など無かったろう。今回の措置に痛みを感じず、むしろ渡りに船だろうか。

書下ろしで始まるも、2週間ほどで転載ばかりになった。小内系だけでなく、菊ノ紋などからも移していた。運営が同じだからだろう。
途中からは、菊ノ紋の記事を菊のカーテンに移し、その記事を遅報 Offlineに移す流れが続いていた。
流行らないのも当然で、コメントは1つか2つくらいだった。

女性自身がサイト名を出さなかったのは何故だろうか。「一斉閉鎖」が3つよりも、4つなら更に迫力が増す。5月末で止まっていた点は、菊のカーテンも同じだ。
知名度が無かったのも一因だろう。それに加えて或いは、菊のカーテンと同じ場所を運営の所在地として掲げていた為かも知れない。

4つを並べても、その内の2つは同じ、と知られてしまったら、残りの2つはどうなのかな、という発想が出てくる。そして実際に、運営は同じなのだ。
示している住所は違っても、互いのサイトの記事を「おすすめ」として並べている。互いの記事の転載を繰り返し、網の目の如し。

女性自身もまた、秋篠宮家を誹謗する「反皇嗣家」な存在だ。そういった発信は限られた者による仕業、という印象を避けたいだろう。
だから伏せたのだろうか。

皇室ななめ読み!

メディアイノベーション合同会社が運営、期限切れの状態で利用制限

サイト頭部

クラウドワークスで募った内職が「活躍」したのが特徴

ラッコツールズの「Whois検索」による結果

Domain Name: KOSHITSU-NANAMEYOMI.COM
ななめ読み のドメイン名。

Status: clientHold
上方に赤文字で記されており、利用制限を示している。

Updated Date: 2024-09-26T08:33:06Z
日本では9月26日の17時33分6秒。

Registry Expiry Date: 2025-09-17T02:34:29Z
この場合は、暫定的に1年のばされた期限で、2025年9月17日。

菊ノ紋などと同じく、メディアイノベーション合同会社のサイト
2019年9月に始まり、翌2020年5月に止まった。放置を経て2022年10月に403エラー表示。そして同年の末頃に繋がらなくなった様だ。
2024年9月17日に期限が切れて、通例に従えば12月上旬頃の廃止が予想された。さ中の同月26日に利用制限を受けた。元々繋がらなかったので、見た目の変化は無い。

登録直後を除いて、5年間もドメイン名の更新は無かった。何年も前に止まり、繋がらないまま期限が切れて廃止に向かっていたサイトの登録情報を変える必要など、普通は無いだろう。
竹田氏からの追及を避けるべく、名義人の情報を変えようとしたのではないだろうか。このサイトの登録情報を変えようとした、というよりも、赤門が頼っていた皇室新聞の登録情報を変えようとして登録事業者から不信を招き、登録者が同じだったので、このサイト等も制限を受けたと思われる。

ラッコツールズの「Whois検索」による結果

Status: ok
上方に黒文字で記されており、利用可能を示している。

Updated Date: 2024-10-17T17:14:42Z
日本では10月18日の2時14分42秒。

期限切れから30日が過ぎ、登録者が「期限切れ」となった。この場合の登録事業者たる、お名前ドットコムにおける .comドメインの通例であり、制限とは関係ない。
名義人が存在しなくなったので、名義人に課されていた制限が解除された、という事ではないだろうか。

ラッコツールズの「Whois検索」による結果

Status: redemptionPeriod
上方に黒文字で記されており、請戻猶予期間を示している。

Updated Date: 2024-10-29T17:09:21Z
日本では10月30日の2時9分21秒。

Registry Expiry Date: 2024-09-17T02:34:29Z
暫定的な延長は取り消され、本来の期限である2024年9月17日に戻った。

期限切れから40日を過ぎたので、登録事業者が管理機関に対してドメイン名の廃止を要求。暫定的な延長は取り消される。
ここから請戻猶予期間で、名義人が復旧を望むなら、管理機関が受け付けている。
ただし既に名義人が存在しなくなっており、復旧を望む主体が居ない。

官憲が取り締まる上では、廃止にならない方が良い。証拠が消えてしまうからだ。
ななめ読み の期限が切れてから、廃止に向けて通常の段階を踏んでいる。何か介入している様には見えない。
官憲が取り締まっていないからだろう。繋がらなくなったのは、運営一味が逃げただけだ。

官憲(を操る者)としては「反皇嗣家」な発信を止めたいのであり、逮捕して処罰を科す気が無いから証拠は要らないのだろう、とか、既にサーバの中身を調べて証拠を押さえてあるから廃止でもいいのだ、と思いたがる人も居るかも知れない。

だが、皇室新聞菊ノ紋は兎も角、他の多くのサイトは止まったり閉じたりしている。「発信」していないのだ。
それでも制限を受けたからには、官憲による発信の妨害ではない。登録事業者が、名義人の怪しい動きに対応しただけだろう。

* * * * *

下は要素が抜けて、表示が崩れている。

菊ノ紋、2019年9月21日付、2020年1月1日の状態

ななめよみ は9月20日に始まった。その翌日に、菊ノ紋で「姉妹サイト」として紹介している。

皇室ななめ読み! 編集長・一条あやか
菊ノ紋ニュース 新編集長・斎藤弘毅

菊ノ紋の編集長だった一条氏が、ななめ読み の編集長に就いている。
ただし、斉藤氏と体は同じかも知れない。

この様に、運営が同じなのは明らか。勿論、複数のサイトをやって悪い訳では無い。

コメントを切り貼った様な記事が多くて、天 我 こと井上征虎氏の得意とする手法。途中から、クラウドワークスで募った内職が加わった。

過去記事が菊ノ紋に転載された例がある。





お読み頂き、ありがとう御座います。『論壇net』が閉鎖して時も経ち、世の関心も薄れるなかで『菊ノ紋ニュース』など別のサイトが同じ問題を繰り返しているのが残念です。ろだん氏たちの悪事を妨げるべく、ご支援を頂ければ幸いです。