令和皇室ニュースの変遷
2020年4月にサイト名などを変えた。論壇netや後継サイトとの関係も含めて興味深い。辿ってみよう。
ねこまりNEWSブログとの類似については、別に論じている。
令和皇室ニュースが皇室サイトだった頃
2019年7月30日付。初日の3記事の2番目で、残りは他所で取り上げた。9月18日に書き換え。サイト名は令和新着ニュースに変わっている。
当時「編集長」を名乗っていた小田代理沙子氏の署名がある。文末にhiromiとあるが、以前はrisaだった。
初期の記事には侮辱的な要素が無かった。
令和新着ニュースの「編集長」。呟きの当時は令和皇室ニュースの編集長たるRisa@皇室ウォッチャー@の名だったが、サイト名が変わると共にツイッターも改名。
ややこしいが、以前からの呟きを幾つも引き継いでいるので、当時を知る手掛かり。
一味であれば、この様に驚かないだろう。勿論、無関係を装ったのかも知れないが。
8月14日付、これも小田代氏。ガールズちゃんねるを引いている。匿名掲示板の無責任な誹謗に対し、疑問を呈すでもない。
論壇netに近付いた感がある。閉じたので、継ぐ意識でも出たのだろうか。
Risa@皇室ウォッチャー@: 2019年9月1日付、同月12日(表示は11日)の状態
改名前の姿を留める。「小田代氏」のツイッターでの名だ。アイコンも残る。
プロフィールが裏に隠れて見えないが、ソース表示で確認できる。恐らく創作だろう。
元新聞記者。現在は近所の子どもたちに英語を教えています。
皇室ウォッチャー歴は20年以上。少しでも多くの人に「令和時代の皇室」に興味をお持ちいただけるよう最善を尽くして参ります。
葛西近辺
大塚璃愛來りあら母親ひかるFacebook顔画像と日渡駿の後悔
令和皇室ニュースの、この644番の記事は9月2日付。消えており、アーカイブも残っていない。ツイッターでの紹介の方が早いのは可笑しいので、そちらは北米西海岸時なのではないか。
皇室以外の記事としては3つ目だった。翌3日の732番、更に4日の782番でも取り上げている事件で、関心の程を窺える。鹿児島県出水市の出来事であり、薩摩川内という地名も出ている。
9月18日まで運営者情報に出ていた合同会社MIOKは鹿児島市にあり、翌2020年6月1日に同県の日置市に移った。薩摩北部の地名が並ぶ。
地元なので3度も取り上げたのだろうか。加えて、母親と幼児への関心も見て取れる。
しかし「編集長」の居る筈の葛西といえば東京東端であり、やけに遠い。あくまで設定であり、信じる必要もないが。
9月18日に書き換えられ、会社の項は消えた。12月採録のアーカイブなので、改名前の姿が解る。地が青だ。
「編集長」小田代理沙子の名があり、Risa@皇室ウォッチャー@も載せている。
令和ニュース、9月13日付。署名が「斉藤茜」だが、もう1人の「佐藤慎之介」も併せて、文末は必ずrisaだった。全て「小田代理沙子」が書いたのではないだろうか。それも筆名かも知れないが。
翌14日は2記事とも皇室以外であり、また過去記事の多くを書き換えた。その翌日の15日は記事が出なかった。
更に18日にも、この記事を含めて多くを書き換え、運営者情報からも会社が消えた。署名も17日まで、あと18日の3記事中の1つ切りで絶える。
そして皇室記事が激減した。8月の34記事中、皇室以外は2つだけ。
9月に入ると18日までの35記事中、皇室以外が11。これ位ならまだ解る。
しかし、そこから月末までの16記事中、皇室記事は1つだけ。そして10月からは、月に凡そ1つだった。これではサイト名に全く似合わない。
事件一般サイトと化す
9月25日付。19日以降で月末までの唯一の皇室記事。前の皇室記事が18日なので1週間ぶり。ネットの悪口を集めただけで、安易だ。皇室サイトを続ける気が失せた感も見て取れる。
9月の半ばと言えば、皇室サイト周りで色々あった。私のサイト概観にも乱暴なコメントが寄せられた。
他方で、論壇net後継の菊ノ紋ニュースの弟分、皇室ななめ読み!が20日に始まった。
令和ニュースの書き換えや路線変更を鑑みるに、運営に対し、競合サイトとして何か嫌がらせでもあったのだろうか。何もなくとも、恐れたかも知れない。
方向性は変わったが、盛んに更新していた。記事数で9月の51より減ったとはいえ、10月は43。8月の34よりも多い。
10月2日付。改名後も残している皇室以外の記事では最も古い。何か思い入れがあるのだろうか。英語も優秀、といった辺りがRisa@皇室ウォッチャー@氏に通じるのか。
他に、東須磨小学校の教師間の苛めを多く記事化していた。勿論、関心を呼んだ話題だが、子供が絡む件に熱心な印象がある。
記事を盗まれるか
10月7日付、皇室記事は12日ぶり。やはりヤフーコメント等を引き、批判を並べている。しかし擁護意見も載せ、一応の配慮が見られる。
酷似の「記事」を見付けた。
不思議な色の玉手箱: 2019年10月8日の状態
どこかで聞いた様なサイト名だ。URL右端は、?page=1556744401となっている。
以前、不思議な色の玉手箱というサイトがあった。論壇netと連携し、同じ2019年8月13日に閉じた。詳細は他へ譲る。
不思議な色の玉手箱: 2019年8月13日の状態
閉鎖時の状態、キャッシュをアーカイブ化
10月当時、不思議な色の玉手箱のキャッシュを拾うべく検索すると、この?page=1556744401が出た。閉じる前と全く異なり、面食らう。
見本のHello world!を除き3つの記事が並ぶ。下側から順に、先の令和ニュースと同じ10月7日から、翌8日に掛けての投稿。
・【同級生や関係者が証言】雅子様の本当の評判は? 悪い噂は本当?
・紀子さま、連日の過熱報道で「寝不足気味」か ”寝巻で控室”へ入る所を国民に目撃される
・眞子さま「テニス観戦」で、破談を決意! 「小室圭よりもイケメン!」
最下は、令和ニュースの記事と題が似ている。しかし意味は真逆だ。しかも、本文は全く同じ。
その上の2記事は、上から国論net、皇室まとめ、というサイトに全く同じものがある。掻き集めたのだろうか。
国論net、2019年6月25日付
紀子さま、連日の過熱報道で「寝不足気味」か ”寝巻で控室”へ入る所を国民に目撃される: 皇室まとめ、2019年10月7日付
参考の為の収集なら題を変えないだろう。許可を得た転載とも思えない。勝手に集めて、玉手箱を再開させるにあたり、使おうとしたのか。
逆に、?page=1556744401から他のサイトが貰った、盗んだ、という見方は成り立たない。特に、国論netの記事は6月25日付だ。
では誰の仕業か。この翌々日の9日に、論壇netの管理人のろだん氏が、ツイッターを改名し、復活を謳った。
更に1週間ほど後に、プロフィールを書き換えた。
ろだん@rodan_rodin@: 10月18日(表示は17日)の状態
皇室まとめの管理をしている、との事。
その後の顛末は、論壇netと不思議な色の玉手箱の関係の、
見出し「10月の不思議な動き」をご覧いただきたい。
結局、ろだん氏は、他人のサイトを我がものと偽るなどという破廉恥な嘘が暴かれ、平謝り、大恥を掻いた。
そこにも書いたが、名を伏せて菊ノ紋ニュース、皇室ななめ読み!を営みつつ、論壇net、玉手箱の「復活」を狙っていたのではないか。
10月といえば22日に即位礼があり、堪らず動き出したのだろう。だからと言って他所の記事を盗むとは、余りに恥を知らない。
しかし何しろ、平気で他人のサイトを我がものと偽る輩だ。ろだん氏に常識は通じない。倫理観など全く無い。
盗まれた?サイトを見るに、国論netはサイト名の点で、ろだん氏から文句を言われていた。
皇室まとめは、何者からか妨害に遭ったと主張していた。その管理人は玉手箱を6月から管理していたが、途中で離れ、8月5日から皇室まとめを始めた。ある種の決裂だったのではないか。
してみると、令和ニュースも、論壇net一味から良く思われていなかったのかも知れない。先にも書いたが、9月半ばの路線変更も、妨害を受けたか、無くとも恐れた可能性がある。
そして、菊ノ紋、ななめ読み、からは盗んでいない。身内からは盗まない、という事か。
年末まで
10月17日付、前の皇室記事から10日後。丁度、ろだん氏が大嘘を扱いた頃で、取り消し謝る直前に当たる。
ここまでは東須磨小や台風情報が多かった。
10月27日付。22日の即位礼を扱った記事は無く、すっかり皇室サイトを止めてしまった。題に「天皇皇后呼び捨て」があるが、記事の中の極一部でしかなく、皇室記事とは言えない。
この間の19日に、ねこまりNEWSブログが始まった。事件一般サイトであり、仮に運営が同一なら、似たサイトを2つも持つのも無駄に思える。
或いは先の、ろだん氏と皇室まとめの顛末を見て、皇室記事を避けたい気持ちが強まったのだろうか。
11月23日付。残っている皇室以外の記事では2番目に古い。楽天ソーシャルニュースに投稿していたので、検索対策の効果を期待して残したのではないだろうか。
この間、13日に祝賀御列の儀があったが、記事化していない。
11月30日付。皇室記事は10月17日以来。眞子様と小室圭氏を批判するが、裏を返せば、秋篠宮様に同情的と言える。匿名掲示板の下品な誹謗を並べて嘲る様な作りとは異なる。
11月の記事は30だった。10月より更に減っている。ねこまりと並行した為だろうか。勿論、別運営かも知れないが。
12月11日付。「多くの声が上がっています」として、姉妹への批判を並べる。出典は無い。
確かに娯楽であり、「公務」と呼ぶのは仰々しい感もある。しかし皇族にも娯楽は必要だろう。
むしろ、この手の「公務」なるものは、興行側が話題作りに呼んでいるのではないだろうか。批判する時は、的を間違えない様にしたい。
ともあれ、顔と名を隠せない人は大変だ。
この後、15日で止まった。ツイッターも、過去の記事の紹介を繰り返しており、一時的な中断というよりも、更新の意欲が失せたかに見えた。
ただし、12月は前半だけで31記事も出し、止まるまでの頻度は高かった。
トップ、12月14日(表示は13日)の状態。同月10~13日の記事が並ぶ。
辛うじて「アナ雪」の記事が見えるが、もはや皇室サイトの面影はない。メロディー保育園の件を2回に掛けて取り上げている。
年明けての停滞
年始の皇室行事を取りあげず、1月5日まで止まっていた。6日に新宿の首吊りの記事で再開した。
1月30日付。再開後も18日付で止まっていた。
秋篠宮家への批判もあるが、安易に他所のコメントを並べたりせず、本文をきちんと書いている。これが皇室記事の最後となった。
1月は7記事しか出なかった。ここから更に激減する。楽天ソーシャルニュースが2月2日で止まり、拡散に利用できなくなったので、続ける気が失せたのだろうか。
2月といえば、眞子様が結婚について語るのではないかと見られていた。当代の即位後初の誕生日もある。
論壇net後継に後継が乱立、3252ニュースが改名し皇室サイト化、といった出来事も、話題が供給され、世の関心が高まると見た為だろう。
しかし結局、令和ニュースでは19、22日に1記事づつ、事件を取り上げただけだった。皇室噺に背を向けている。
3月は31日に2記事のみ。年度末に思い出した様に更新した。放置サイトと見做されて検索順位が下がるのを防ぐ為だろうか。
4月14日付、同日の2記事目。消えていない最新の記事。自信作なのか。
4月は、この14日に再開し、20日までで6記事を出した。更新が増えたのは、年度替わりを期に、子供に手が掛からなくなった、といった変化でもあったのだろうか。
令和皇室ニュースから令和新着ニュースへ
令和皇室ニュース: 4月20日の状態
アーカイブ採録の22日夜には、既に改名していた。発足以来の姿を留める最後。
4月の6記事が並ぶが、その前の皇室以外の記事を殆ど消している。10記事しか表示されないのに、先頭が11月23日付だ。
Risa@皇室ウォッチャー@: 4月16日付、同月17日の状態
同日の3つ目の記事の紹介で、最も遅いアーカイブ。サイトの改名に合わせ、22日に改名して消えた様だ。
4月22日に書き換えられた。「編集長」は生田宏美、住所は「東京都港区赤坂」とある。ライター3人は相変わらずだが、更新頻度の低さに鑑み、誰も信じないだろう。
令和新着ニュース: 4月23日(表示は22日)の状態
22日の夜にサイト名が変わり、色も変わった。薄緑を合わせているが、桃はねこまりに通じる。しかし、この状態は1日足らず。
22日付の2記事が加わると共に、16、20日から1記事づつ消している。
この日までは文末がrisaだった。
令和新着ニュース: 4月25日の状態
23日の午後に岡江久美子死去の記事を出し、それを機に並の緑に変えた様だ。しかし既に消えており、高井崇志議員の件が先頭。
その23日からは、過去記事も含め、文末の名もrisaからhiromiに変わった。
5月8日にドメインを更新した。期限の7月29日まで3ヶ月近くもある。whois情報を見る限りでは、特に変化は見られない。
山内大輔俳優ツイッター画像がイケメン!70代女性わいせつ俳優「コロナで死にそう」: 6月11日付、同月19日の状態
4月23日以来の久しい新記事、かつ最後の記事だが、採録の6月28日には既に消えていた。
hiromi@ブロガー@: 6月10日付
紹介する記事が翌11日付なので、日本では同じ11日だろう。
4月22日に現われ、Risa@皇室ウォッチャー@と入れ替わり、過去の呟きを引き継いだ。だだし、消した分もある。
ツイッターIDが同じなので同一人だ。他人に譲る事も出来なくはないが、まず行われないだろう。
プロフィールに「港区」とある。葛西から引っ越したかもしれないが、元々信じるに値しない。
なお、ねこまりの当初は育児サイトであり、港区の設定だった。
この呟きも記事と共に消えた。どういう訳か、残った最新記事たる高井議員の件の呟きも消している。新記事が出なかった為だろうが、ツイッターも4月29日で止まっており、6月に再開。
疫病による緊急事態宣言が出ると広告が減っていたので、更新する気が失せたのだろうか。元より2月以降は放置に近かった。
加えて、MIOK社が6月1日付で移った事と関わるのだろうか。
4月下旬の改名
なぜサイト名を変えたのだろうか。検索で不利だろう。勿論、2019年10月から皇室記事が出なくなっていた。元々コメントも殆どなく、皇室噺は飽きられていた様だ。しかし過去記事として残していた。
対して皇室以外の記事は消している。そして皇室以外の記事でもコメントは少なかった。
改名前の20日までの全記事の合計で209。しかしアーカイブを見ると、恐らく72記事しか残っていなかった。64ある皇室記事は消していないので、どうやら137もの皇室以外の記事を消していた。
事件の記事で気を引きつつも、皇室サイトの体裁だけは保とうという意図も見える。
改名後は皇室以外で4記事が出た。しかし全て消え、本稿執筆時点で残っている全67記事のうち、皇室以外は3つしか無い。古い記事ばかりとはいえ、改名後の方が皇室噺の割合が高まっている。ちぐはぐだ。
2020年4月22日と言えば代替わりから1年近く経ち、熱も冷めた。一因かもしれないが、それだけだろうか。
世界のニッポン!: 4月16日(表示は15日)の状態
論壇net後継の運営が3月27日に始めた。他愛ない「日本すごい」サイトだったが、この頃から次第に皇室サイト化する。また、サイト名を何度か変え、24日までに令和新聞 世界のニッポンで落ち着いた。色も変わった。
確か20日頃に、サイト概観にて世界のニッポン!を紹介した。
URLのsekai-nipponから最後のnを外せば、どうなるか。韓国発祥のキリスト教系カルト教団の媒体の名と似る。並の人なら、紛らわしい名を避けるのでは、と書いた。
これを見て論壇net一味を気味悪く感じ、距離を取ったのではないだろうか。
令和皇室ニュースは、私としては論壇net系ではないだろうと考えていた。しかし、近いと見る向きもあった様だ。真偽は別に、他人の目は気になるだろう。
それとも逆に、「令和新」の字を合わせたのだろうか。しかし当時の、世界のニッポン!(令和新聞)は青だった。令和ニュースが青から変えたのは、やはり混同を嫌ったのではないか。
余談かも知れないが、2020年2月には、論壇net後継の後継が乱立した。8日に始まった、皇室ニュース「れいわ」もその1つだった。色こそ違うが、名が如何にも紛らわしい。よく知らない人なら間違えても無理はない。
皇室ニュース「れいわ」: 2月17日の状態
同月21日で止まり。3月3日に閉鎖。珍しくドメイン名が無効となった。令和皇室ニュースと名が似ていたのも、早い停滞と完全な閉鎖の一因なのか。
話を戻し、令和ニュースは単にサイト名を変えただけでなく、「編集長」を変え、ツイッターまで変えている。勿論、表向きだが。
かといって新記事を碌に出さない。やる気がないなら、単に放置でよい。手間を掛けて刷新する必要がない。
疫病による広告減少も影響した放置かも知れないが、兎に角、過去の印象を変えたかった様に見える。
呟き連発
当時はRisa@皇室ウォッチャー@。1つの記事について40分足らずで5連発。消えた分もあるかも知れない。反応が少なくても、連発する傾向があった。ねこまりのツイッターと通ずる部分と言える。
ねこまりと言えば、当初は母親による育児サイトだった。令和ニュースでも、母子に関わる話題を取り上げる事が比較的に多かった。
MIOK社の登記情報によれば、代表は隈元理氏。幹部として他に隈元泉氏がいる。どちらも一字名なので兄弟姉妹かも知れないが、夫婦かもしれない。仮に泉氏が母親として、育児の様子をねこまりで描いていたとしても不思議では無い。
小田代理沙子という名も、代表の「理」から採ったのだろうか。
勿論、可能性の1つに過ぎない。MIOK社が実際に運営なのかも判らない。サイトが勝手に騙る事も出来る。とはいえ、実際の運営として矛盾する点も無い。
ねこまりとの関係も勿論、不明だ。しかし似ている。