イグBFC4の感想31〜35



31.甚兵衛

 ラストの言葉、うまいこと言いますねぇ(笑)。これが言いたいために書かれた作品のようにも感じました。
「何やねん!全員甚兵衛のエコビレッジて!気持ち悪っ!ヤバいヤバいヤバいヤバい!」という喜六のセリフ、私も読みながら、心の中でずっと「何やねん!」ってツッコミしつつ思っていました。なので、そのままを言ってくれて笑いました。


32.わんだぁ★ツチノコ

 とても面白かったです! おもいっきり下ネタですが(笑)。 下ネタって、私の中では受け入れられるものと受け入れられないものがはっきり分かれるのですが、この作品は好きです。
 私も気になることがあるとすぐにググったり、Twitterで検索したり、Yahoo!知恵袋を見たりしてしまうので主人公に親近感を持ちました。
 発案者であるMango69氏って名前からして暗喩ですよね? それとも私の心が汚れているからそう感じるんでしょうか?
 みんな本当は心の中でアレだと思ってたことがわかるところまでとても楽しかったです。
 ラストのおじさんがやらかす部分は、好みの問題かもしれませんが、個人的にはやらかさないでもらいたかったです。暗喩は暗喩のままで終わったほうが面白いかなと思いました。


33.俳句連作『盆の蛆』

 こちらはアホな俳句なのでしょうか?
 歴史上の人物名は有名どころばかりなので知っていますが、自分の無知さゆえこの句の内容が理解できないため、どのあたりがアホかわかりませんでした。申し訳ありません。
 どなたかに解説して教えていただきたいです……。


34.ペノキヨ

 冒頭の穂積ペノキヨって名前だけで楽しい作品だろうという予感がしましたが、やはり最後までとても楽しく読めました。
 おじいさんの額にある星座みたいな鼻突き痕で、北斗の拳のケンシロウを思い出しました。
 そしていきなりの清水アキラ。ずるい(笑)。淡谷のり子の肖像画を飾ってるのもずるい(笑)。
 ラストの「この鼻が憎くてたまりません」という言葉に鼻がめきめき太くなるという部分で、なんか良い話を読んだような気持ちを持ちました。
 楽しいだけではない、不思議な読み心地の作品ですね。


35.ほくろの絶対的優位性について

 ほくろフェチのお話ですね。世の中にはいろんなフェチの方がいらっしゃるのですね。
 私は、コンプレックスというほどではありませんが顔にほくろが多くて、昔から気になっていました。これ以上ほくろが増えないといいなと願っています。もちろん頬にもほくろがあります。しかも左右対称な位置に。頬のほくろが魅力的だと思ってもらえるなら、それはとても嬉しいことです。
 このお話の主人公のほくろ愛は、かなり熱烈で、芸能人の例が多すぎて笑いました。それに、ほくろ減税とほくろ補助金、インほくろバウンド効果ってアホすぎて面白いですね(笑)。
 日の丸を黒くすると日の丸弁当の梅干しが行き場をなくしてしまうので、梅干しを愛する方から怒られるかもしれませんね。

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