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#1 私の家計簿歴史

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このnoteは、家計簿歴10年の私が、現在愛用するムーミン家計簿に出会うまでの家計簿の歴史です。
人には合う・合わないがあり、合う家計簿に出会えた時、家計管理が格段に楽になります。


私のこと

現在の私について

まず現在の私について簡単にお話しします。
私は夫と子供3人と関西地方に暮らす、主婦です。
現在はインスタグラムで家計簿の書き方や家計管理方法を投稿して、2.6万人の方にフォローしていただいています。

家計簿に出会う前の私

私は、関東地方で学生時代を過ごし、IT関係の会社へ就職しました。
会社員時代は月のお給料を、洋服代や飲み会代などに溶かし、貯金など0に等しい状態でした。
仕事帰りに同期と飲みにいくのが大好きで、お店に行く前に、時間外のコンビニATMに行って、お金を下ろしていくような社会人でした。

その後、現在の夫と出会い結婚。
結婚後に夫が転職し、縁もゆかりもない四国地方に引っ越しました。
当時は漠然としたお金の不安はありましたが、具体的に夫とお金のことを話す機会はありませんでした。おそらく決めようと思うこともなかったです。

引っ越し後は、営業事務のパートをして、そのお給料でスーパーでの買い物や日用品を購入するようにしていました。
しかしその半年後、妊娠が分かります。つわりもひどく、パートを休みがちになってしまったので退職することとなります。
退職をした後、一気に押し寄せるお金の不安。

「パートのお給料で買い物していたのに買えなくなってしまう!」
「妊婦健診にかかるお金はどうしたらいいの?」

使えるお金がない私は、ようやく夫と、お金に関する話をすることになります。
お互いの口座を初めて教え合って、夫の口座から生活費を振り込んでもらうようになりました。そのお金で日々のお買い物や健診代を支払うことになりました。

「生活費を使うなら、家計簿とかつけた方がいいんじゃない?」
夫のこの一言が、私が家計簿を手にするきっかけになります。



私と家計簿

初めての家計簿と挫折


初めての家計簿は、本屋さんで適当に選んだ家計簿でした。
確か、表紙の色が好き。とかそういう理由で選んだものだったと思います。
どう書くかのイメージも出来ていないまま、家計簿を書き進めていくのですが、早々と挫折。

私は基本的にズボラで何も続かない人。
習慣づけることが本当に苦手なのです。

使ったお金を管理したい気持ちはあるものの、どう書くのが正しいのか分からないし、そもそも続けることが苦手な私にとって、家計簿など続くはずもありませんでした。

手書き家計簿と二度目の挫折

長女出産後の2015年頃、Instagramと出逢います。
最初は家のインテリアや子育て、ファッションについての投稿をよく見ていましたが、なんとなく家計簿について検索してみました。
そこで家計簿に様々な種類があることを初めて知ります。

たくさんの投稿から、字がとても上手だった方をまずフォロー。
その方の家計簿の書き方を真似してみることにしました。
ファイルとルーズリーフと、ボールペンを何色かすぐに購入。形から入るタイプです。
白いルーズリーフに、どんどん書き込んでフォーマットを作ります。
買い物したら、レシートを見て、購入場所、買ったものの名前、金額を全て書き込みます。

最初はよかったんです。(笑)
元々字を書くことが好きだったので、書くことに没頭できるし、綺麗に書けたルーズリーフを見ると達成感でいっぱいでした。
しかしその頃、次女を妊娠。
家計簿にかける時間は段々と減ることになり、隅に寄せられ書かなくなる家計簿。この家計簿は、私には書き続けることが出来ないと気づくことになります。

書き続けられる家計簿との出会い


その後も自分に合う家計簿を探し続けてはInstagramを彷徨う日々。
次に見つけたのは、暮らし上手の家計簿という家計簿でした。(現在は販売されていません)
暮らし上手の家計簿を使って、キレイに家計簿を書かれている方を見つけてすぐ同じ家計簿を購入。真似をして書くようになりました。

その後、「私ももInstagramに家計簿を載せたらやる気がアップするかも?」と思い、アカウントを作成し投稿を始めることにしました。

書くのが苦しくない、続けることが辛くない家計簿と出会い、Instagramへ家計簿画像をアップすることが私を少しづつ変えてくれました。
これが、私の家計簿に対する初めての成功体験でした。

のちに、暮らし上手の家計簿の冊子に、利用者代表として掲載してもらうことが出来ました。私が最初に見つけた憧れの方と共に載ることが出来たのは、本当に嬉しくいい思い出になりました。

もっと自分に合う家計簿を探し始める


暮らし上手の家計簿を3年ほど続けた結果、家計管理は段々と整ってきました。
特に、「食費」や「日用品」などの生活費を、予算を意識して暮らしていくことができるようになりました。

そして段々と、やりくり費の他にかかるお金の管理ができていないことに気づきます。
生活費の他にかかるお金=特別費と呼ばれるお金です。
毎月ではないけれど、1年のうち数回ある支出を特別費と呼びます。

暮らし上手の家計簿は、書く欄が小さかったので、やりくり費しか書くことができませんでした。
当時の私は、特別費の全体の予算を立てることまではできていましたが、日々の暮らしの中で特別費の支出を書くことができないので、
特別費を意識せずに使ってしまい、管理が煩雑になり使いすぎていることに気が付きます。

日々の家計簿で、やりくり費も特別費も書き込める家計簿が欲しい!

明確に私の欲しい家計簿のイメージが出来上がっていました。


ムーミン家計簿

家計簿検索魔

イメージする家計簿ができていたので、あとはぴったりな家計簿を探すのみ。
まずはインターネットでいろんな家計簿を検索しました。
ただ家計簿の全てのページを、ネット上で公開している家計簿は少なく、
「このページ以外はどんな中身なの?」と思う家計簿がたくさんでした。
実物を見なければ分からないことに気づいたので、本屋さんに通うことにしました。

やっと出会えた運命

本屋さんの家計簿コーナーでなんとなく手に取ったムーミン家計簿。
中身を見て、「これだ!」と興奮したのを、本当に覚えています。
それぐらい私のイメージにぴったりでした。
おそらくこの時期は、9月頃だったと思います。
今思えば、毎年10月に新年度のムーミン家計簿が発売しているので、この頃にムーミン家計簿が置いてあるのはあまり無いはずなのです。
やはりここで出会えたのは、運命だったのかなとも思います。

残り3、4ヶ月しか書けないのに、買わない選択肢はありませんでした。
早く書きたくて、すぐに買って帰りました。
これが私とムーミン家計簿との出会いです。


諦めが悪い私でよかった

私はズボラで何もかも続かない性格です。
手帳もダイエットも全然続きません。
ただ、家計管理だけはなんとしても頑張りたかった。

これはまた違う記事に、詳細に書きたいと思っていますが、
夫のお金を使うということに、罪悪感があったからだと思います。

夫のお金で生活するのであれば、きちんと管理したい!夫のお金を無駄に使うことはしたくない!という思いがずっとあり、それが私の家計簿を書きたいという気持ちの根底にあり続けています。

だから、家計簿選びに失敗しても、合わない家計簿で続けることができなくても、諦めることなく新しい家計簿や書き方に挑戦してきました。

そしてその先で、自分に合う家計簿に出会うことができ、家計管理が大変なものから生活に溶け込むようになれたのだと思います。


本気なら諦めるな

家計簿を手にする方はきっと
・結婚や出産を機に家計管理をしたい
・赤字家計を脱却したい

こんな気持ちの方が多いと思います。

本当に頑張りたいと思っているなら、一度や二度の家計簿の挫折にめげないでください。
合わない家計簿に出会ったのなら、なぜ合わないのか一度自分と向き合ってみて理由を考えてみるのもおすすめです。
そうすると、次は似た家計簿を選ぶことはなくなります。

一度でうまくいくことはありません。何度も試行錯誤して、自分とお金と向き合うことで好転することが多いです。
だからもし本気でお金を貯めたかったり、お金を整えていきたいのなら、諦めずに頑張って欲しいなと思います。


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