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入笠山へ

先のnoteでは山の予定は延期と書きましたが、あれやこれやで行ってきました。
年に一度の山旅、今回は入笠山(長野県)です。

入笠山はすずらんをはじめ、色々なお花が咲くことで知られています。
標高は1955m、ゴンドラで標高1780mで上がれますので、比較的登りやすい山だと思います。

最寄り駅から無料の送迎バスに乗り、富士見パノラマリゾートからゴンドラに乗ります。

乗り物大好き!

わくわくしながら順番を待っていると、なにやらかわいい色のゴンドラがやってきました。
一台しかないというピンクのゴンドラに乗れました!
(おひとりさまの男性が譲ってくれました。ありがとうございます~)

ゴンドラの中から
ハートです

何故か毎年ハードになってしまう山旅なのですが、今回は歩く時間も標高差も少なめなので時間的にも気持ち的にも余裕がありました。
ゴンドラ山頂駅でまずは腹ごしらえ。
そこにありましたよ。これが。

山ピアノでいいのかな?

あるのは知っていて楽譜を仕込んでいこうかとも思いましたが、そうなると意地でも弾きたくなってしまうのでやめました。
そうしたら人が全くいなくて弾き放題状態。
唯一暗譜しているのは人前弾くにはちょっと…なもので、モーツァルトをさらりと弾いてきました。

それではまずは宿泊予定のヒュッテ入笠を目指します。

入笠湿原
緑が目に心地よい
みつばち可愛い

山頂駅から少し森の中を歩き、入笠湿原に入ります。
緑が美しい湿原で、残念ながらお花の盛りではありませんでしたが気持ちよく歩くことが出来ました。
そしてまた少しだけ森の中を歩き、今度は花畑に到着。
ですが花畑には入らずそちらを左手に見ながら、はい、あっという間にヒュッテ入笠に到着です。

のれんがかわいい

早い時間に着いてしまいましたが、お部屋に通してもらえました。
荷物を下ろし、ちょっと休憩してから入笠山山頂へ。

花畑(入笠山登山口)から山頂までは岩場コースと岩場迂回コースがあります。往路は岩場、復路は迂回コースを選択。
岩場と聞くとさぞかし…と思うところですが、ごくごく一般的な低山登山と変わりはありませんでした。
年に一回か二回くらいしか山に行かない体力にさほど自信のないアラフィフでも登れます。

山頂!

山頂は360度のパノラマビュー!
雲がかかっていて見えない山も多かったけれども、諏訪湖が見えたりちょっとだけ富士山が見えたりしました。
景色を思う存分堪能して、迂回コースで下ります。
年に一回か二回くらいしか山に行かない体力にさほど自信のないアラフィフでも…(以下略)。

今回泊ったヒュッテ入笠山は、控えめにいっても素晴らしい山小屋でした。
まずスタッフのみなさんの対応がよくて、本当に居心地がよかったです。

ハーブティーで休憩

それから食事がね、とにかく美味しくて。

夕飯はイベントがあったため特別メニューだったそうです。激ウマ!
山小屋でこんな朝食食べたことないよ~

飲み物も自由に飲めて、お風呂にも入れて、言うことなし。
また泊まりに来たいと思える山小屋でした。

泊った翌朝、朝の空の写真を撮りに花畑に行ってみました。

美しい夜明けの空
宿泊者だけが楽しめる、誰もいない早朝の静かな花畑

椅子があるので温かいハーブティーを飲みながら夜明けを待つことも出来ます。
月の綺麗な夜のお散歩もいいな。
次に行くときはそんな楽しみ方もしたい。

名残惜しいですが山小屋を出る時間となりました。
スタッフの方に見送ってもらいながら(見えなくなるまで手を振ってくれるんですよ。なんだかもう「また来るね!」って言いたくなっちゃうでしょ)ヒュッテ入笠を後にしてゴンドラ駅に向かいます。
ゴンドラ駅周辺でもお花を楽しむことができます。

癒される~

下りのゴンドラからは八ヶ岳がよく見えました。
去年はあそこに行ったんだなあ。山から下りる時に転んで手首を痛めて、次の日は運転ができなかったんだよなあ。
それに比べて今回はザックも重くないし、筋肉痛もないし、疲労感もない。そして転んで怪我もしていない。
やっぱりこういう山がいいなあ~(とか言って、来年はどこに行くかわからないですが)。

最寄り駅まで下りてきてランチを食べました。

人生の楽園で紹介されたお店
そうそう、こういう食事がいいんだよね

店主の方も、地元のお客様たちも、良い方ばかりで、楽しい時間を過ごせました。

とても楽しい山旅となりました。
また行きたいな。

入笠山山頂にて


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