海外移住前は「プチ移住」でお試し
「海外移住」と聞くと「興味はあるが私に出来るかしら?」「英語も出来ないし無理かなぁ」「仕事はどうすればいいの?」などさまざまな「お問合せ」「不安の声」をお聞きします。
そんな時私が「おススメ」するのは「海外プチ移住」です!
海外プチ移住とは
言葉の定義では「コトバンク」によればプチ移住とは「現在の居住地を離れ田舎や外国で数週間単位で暮らす事」とあります。これは最近定着した言葉であり、旅行以上・居住未満の行動と言えます。
「都会生活に疲れた」「日本を離れて外国で暮らしたい」など「物価の安い海外」でゆっくり暮らしたいといった「あなた」にとってその下見あるいは、移住の決心を固めるためにプチ移住ニーズが年々高まってます。
ここではまず「プチ移住」を考えている「あなた」に3年前より「ベトナム移住」している私からお役に立ててもらえる事をお伝えします。
海外プチ移住前の不安はなに?
私は駐在員として8カ国暮らした中で、一番最初に暮らした外国は「タイ」でした。
駐在なので「仕事」と「住居」はあったわけですが、それ以外は全く初めての外国暮らしでとても不安でした。
それまで、何度か海外旅行は経験ありましたが、「旅行」と「生活」では「不安度」が全く異なりました。
「どんな生活になるのか」「言葉はどうしよう」「食べ物は合うだろうか」「治安はどうなんだろう」「買い物はどこですればいいの」などの不安がたくさん出てきました。実際住んでみて、1ヵ月くらいは不安でしたが徐々に生活に慣れてくるようになりました。
その後、他の国に住んだ時も同じように最初は不安がありますが、これまでの経験から「1ヵ月も住めば慣れて周りが見えてくる」ようになり、「暮らす前の不安はなんだったんだろうか」と思えるようになります!
さまざまな「不安」は誰にもありですが、まず「1ヵ月を目安に」住んでみる事をおすすめします。プチ移住もビジネス起業などもそうですが、新しい事を始める時は、「さくっとまず試してみる」事をおすすめします。
やはり何事にも「リスク」「デメリット」があり、移住先候補地が自分には「合わなかった」という事もあります。本移住だと日本で既にいろいろ整理、清算してからになりますので、そうなると「やり直し」に時間と労力が必要となります。そうなる前に是非「ライトなスタート」からはいかかでしょうか。
数か国試してみるのもおすすめです!やはり実体験しないと分からないですよ!
プチ移住するにはどうすればいいの?
移住候補地に1ヵ月以上「プチ移住」するにはどうしたらいいのか?その方法とチェックポイントをお伝えします。
まず最低限必要となるのが、
ビザ
住居
収入と費用
渡航方法
となり一つ一つ説明していきます。
ビザ
1ヵ月となると、ビザ「必要国」と「不要国」に分かれるポイントの期間となります。
東南アジア諸国を例に取ると
これは2023年1月時点のデータで、ビザや滞在日数のルールはよく変わるので最新情報の確認が必要となります。
本日(2023年5月22日)時点で東南アジア5ヵ国の状況は、
マレーシア 90日間以内滞在はビザ不用
タイ 30日間以内滞在はビザ不用
フィリピン 30日間以内滞在はビザ不用
ベトナム 15日間以内滞在はビザ不用(もうすぐ30日まで拡大予定)
インドネシア 30日以内滞在は「アライバルビザ」50万ルピア(約33ドル)が必要
と15日から30日間はインドネシア以外はビザ不用。それ以上はそれぞれ延長は可能です(有料)
よって「プチ移住30日前後」はほとんどの国でビザの面では、そんなに高いハードルではなく実現可能です。
住居
海外で1ヵ月滞在時の住居は大きく2つとなります。
海外では日本のような「マンスリーマンション」はほとんどなく、6ヵ月以上の契約が条件になる事が多いです。私も以前タイに住宅を探す前に仮住まいは、日系にところで「運よく」1ヵ月空いている部屋があったので、良かったのですがなかなかそのような物件は見つかりません。
それでは、どのような宿泊先がいいのかというと2つの選択となり
ホテル
Airbnb
となります。
ホテル
は通常料金では割高となるので、「マンスリー価格があるところを探す」事になります。これはオンラインホテル予約ではほとんど見つからず、現地ホテルへメール等で問い合わせる必要があります。これは結構めんどくさい作業でおすすめしません。現地エージェントの投げて探す方法もありますが、手数料がかかります(日本人相手なら結構高い)
Airbnb
私はこちらをおすすめします。
通常料金がそもそもホテルより割安でウィークリー料金やマンスリー料金を出しているところもそこそこあります。オンラインでも確認可能なところが多いです。
これは簡単に言うと「民泊」なので、キッチン付きが多くよほど「評価」の悪いところでなければ、満足度は高いです。私も海外で何度か利用しましたが(アメリカなどホテル料金は高騰している時期に使います)快適に過ごせます。Wifi環境も整っており、仕事も出来る環境です。
デメリットは、安いところは「トイレ」「バス」が共同のところが多い点です。安く済ますか、プライベート重視かは、「お財布次第」となりますが相対的に悪くないです。
料金は「国」と「時期」「部屋のグレード」により変わるので、表記は出来ませんが、下記のリンクから調べてみてはいかがでしょうか?
別荘&コンドミニアムをレンタル - Airbnb - Airbnb
番外編
「友人宅に泊めてもらう」のも可能ならありかな。日本人以外はこのやり方が多いです。特に東南アジアの方々は、フレンドリーなお付き合いが多く「運慮」がそんなにないので。ただし日本人同士では、長く一緒の屋根の下で暮らすのはよほど仲の良い関係がないと難しいですよね。まあ条件次第という事で、、
収入と費用
1ヵ月の期間「仕事」はどうすればいいのか?ですが、
「蓄え」や「不労所得」「年金」がある方はそれで賄う
「副業」で稼ぐ
「フリーランス」で稼ぐ
今の会社で「長期休暇」を取得する
一か月で「いくら費用」がかかるのか?ですがこれも「国」「生活レベル」により変わりますが、参考例として、
マレーシア 住居600ドル、食費500ドル、その他300ドルー計1,400ドル(2名)
ベトナム 住居600ドル、食費400ドル、その他200ドルー計1,200ドル(2名)
これくらいは、夫婦2人で暮らせば最低限必要かと考えます(日本円だと20万円前後)
しかし、部屋も悪くなく、食事も自炊と外食をミックスすれば楽しめ、交通費が安いので外出も気軽にいけるレベルです。日本で二人で20万円生活よりはかなり「ゆとり」は感じられるのではないでしょうか。
渡航方法
プチ移住する「場所」「時期」が決まれば、「宿泊先」と「必要経費」をもって飛び立つだけです!
フライトも自由に選べるので心配なし。ただし入国時に帰りの航空券が必要となる場合もありますので、そこは要確認、要注意。
1ヵ月分の荷物は、頑張って「スーツケース」に収めて、衣服などは「現地で洗濯」すれば少ない衣服で収まります。私はよく「ランドリーサービス」と言われる洗ってくれるところへ出してました。kg料金で安く済みます。
まとめ
私は「プチ移住」した事はなく、今まで住んだ8カ国はいきなり生活がスタートしたので、戸惑いがたくさんありました。会社都合での現地赴任でしたので仕方がない事なのですが、もし個人で移住を考えるのであれば、「プチ移住」はおすすめです!
特に「ベトナム移住」「マレーシア移住」は私の経験から「お役に立てる」と考えます。
気になる方は是非ご連絡下さい!
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