自分用2019参加ライブまとめ
何年か前までは自分が行ったライブを逐一ネット上で記録したりして、こまめに感想なんかも書いていたりしたんだけれども、近頃はすっかりそこまでの熱意がなくなってしまった(歳を取ったとも言う)。でも、後々になってあれ?あの時何のライブ行ったんだっけ?などと思い出せなかったりして、わざわ自分のツイッターを辿ってから、あ~あのバンドのライブか!などとめんどくさいことを何度も繰り返している。そういうわけで、今年行ったライブをほとんど自分のために、備忘録がてらまとめてみる。
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1/14 LITE 15th@恵比寿リキッドルーム
年明け。LITEの15周年記念ライブで出演者は、toe/downy/SOIL & "PIMP" SESSIONS/LITEの4組。なかなか普段一度に観ることができない豪華メンバーだけに個人的にめちゃくちゃ高まったライブだった。downyを聴いたのは青木裕が亡くなった日のライブ以来のこと。相変わらずの完成度で、これからもdownyがきちんと続いていくということが本当に嬉しかった。LITEも今まではあまり触れてこなかったバンドだったけれども、緻密な演奏とスリリングな曲展開ですっかり虜になってしまった。
5/12 AFTER HOURS@O-EASTほか
downy主催のサーキットフェス。まさにマスロック、ポストロック界隈の祭典。一番のお目当てはExplosions In The Skyで、以前の来日公演ぶりだったから約2年ぶりくらい。ポストロック界の大御所だけに轟音がただの轟音で終わらず、聴いていて気持ちの良い轟音。浄化されていくような気持ち良さ。ほかにもMONOやEnvyであったり、前々から聴きたかったバンドが一度に聴けた。轟音に次ぐ轟音で耳は死んだけれど、大満足の一日だった。
7/26 FUJIROCK2019@苗場
人生初のフジロック、どちらかというと日程ありきで参加したのでメインのお目当ては特になし。それでも、大自然の中で音楽に浸る開放感!これを一度味わってしまうと、もう抜け出せなくなるなあ、としみじみ思った。トムヨークも良かったけれども、個人的には朝一のフィールドオブヘブンでビール片手に聴いた中村佳穂がベストアクト。日差しの照り付ける会場を、まるで爽やかな歌声が吹き抜けていくかのような清涼感だった。
自分の車に何人か乗り合いで行って、現地で車中泊をしたところ、割と快適だったのでフジロックの洗礼的なものはあまり経験できなかった。次こそはテントに泊まって、滝行をしなければ……。
8/16 SUMER SONIC2019@幕張
間を1年空けてしまったので2年ぶりのサマソニ。最後まで、メンツがなあどうしようかなあなどとグダグダ迷ってたけど、結局行ったら行ったで最高に楽しめるのがサマソニの良いところ。weezerは、念願の初ライブ。久しぶりに聴いたはずなのにどの曲も自然と口ずさめるのは、やっぱりweezerが大好きなんだよなあと再認識させられた瞬間。しっかりと最後のB'zのウルトラソウルまで満喫してから帰りました。
8/18 NUMBER GIRL@日比谷野音
あまりにも書きたいことが多いので別記事にするかもしれない。
10/24 People In The Box@リキッドルーム
久しぶりのピープルは新譜を発売してからのリリースツアー。このTbula Rasaというアルバムはそれこそ今までのピープルの音楽からすれば癖のない、悪い言い方だと地味なアルバムかもしれないけれども、音楽というものをシンプルに構成した結果辿り着いた曲たちが集まっているんじゃないかなと感じる。生活の中にすっと溶け込んでいくような、そんなアルバム。
リキッドでピープルを聴くのは恐らく久しぶり。安定感のある素晴らしいライブだった。ピープルが目指す音楽は、スリーピースでは到達できないような高みな気がするけれども、そんなものも軽々とこなしていく姿がやっぱり気持ち良いし本当に頼もしい。
12/31 COUNTDOWN Q@恵比寿ガーデンホール
これから行くフェスで初めての年越しイベント。大みそかにceroとtoeが聴けるなんてこんな贅沢はないんじゃないだろうか?初開催イベントでアナウンスとかも少ない気がするのが気がかり。ゆるく楽しみたい。
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フェスに始まりフェスに終わる一年。もっと行ってたような気もするんだけれど、意外と書き出してみると少ないなあと感じるところはある。今年はあんまりチケット運がなかったというか、行きたいと思ったバンドのライブがことごとく売り切れてたり、予定がある日だったり、何となく欲求不満。中村佳穂を単独で観たかったこと、ナードマグネットのワンマンに行きたかったこと、ZAZENのワンマンに行けなかったこと……。
NUMBER GIRLに対しても思ったことで、とにかく今観られる時に観たいバンドのライブを観ることの大切さ。「推しバンド、観たい時には、バンドは解散」の気持ちを忘れずに、来年も色々と開拓していきたい。