小五、中二、高二の趣味はずっと続くってさ
こんにちは。人の変化に気付けない。高校生のとき、入学から卒業までほぼ毎日会って一番仲良かった子が、髪をかなり切ったことに気付けませんでした。しかもさ、「そういえば髪切るか迷ってたのどうしたの?」って聞いたら、「え、切ったけど」と。ごめんね。
はのとです。初めまして。
数か月前まで付き合っていた元恋人に教えて貰いました。小五、中二、高二で出会った趣味はわりとずっと続いていくんだよって。
ということで、私の趣味変遷歴を辿ってみましょう。定期的にくる誰も興味ない話シリーズですね。最近昔好きだった音楽を聴くことが多くて、その度に当時の思い出がよみがえってきて泣きそうになります。母に話したら、あんた本当にハタチ?と疑われました。あんたの子だよ。
まず小五の頃。この頃、私は初めて少年漫画を読みました。それまで漫画ってほとんど読んだことなくて。家にあった古い、あられちゃんとか、ドラえもんとか、ブラックジャックとか、たまーに読むことはあったけど、ちゃんと読んだことはなくて。
それで読んだのが、ドラゴンボールでした。大好きになって、アニメも全部見て、CDも全部聴いて、登場人物全員覚えて、時間軸まとめて年表作ったりして。小学生ながら、この頃から私のオタクの素質はあったということがよく分かりますね。
今でもドラゴンボールは私にとって大事な一冊?一シリーズ?だし、私の根幹を作ってくれたものでもあります。それに、ドラゴンボールのおかげで漫画を読むことの楽しさを知りました。今でも大好き。あ、今日ジャンプの発売日だ!今週はウィッチウォッチがセンターカラーですからね。ずっと楽しみにしてました。授業終わったら秒で買いに行く。
それから小五だと、ももクロに出会った時期でもあります。懐かしい。ひょんなことから知って、Youtubeで色んな曲を聴いて、あっという間に惹かれました。特に、緑の子の歌声に。なんかね、インスピレーションだったんです。人を好きになるってこんな感じか、みたいな。直感で惹かれました。有安杏果に。
ももクロは、私が初めてCDを買ったアーティストだし、初めてライブに行ったアーティストだし、初めてファンになったアーティストです。めちゃくちゃお金使った。考えたくないくらい。それまでずっと貯めてたお年玉全部使った、たぶん。頭悪い。でも、後悔は一度もしたことないです。おかげで今もジリ貧金ナシ、略してJKですが。
杏果が卒業するまで、ずっとずっと大好きでした。温度感に差はあったけど、でも、何が好き?って聞かれたら、いつでも真っ先に「ももクロ!」って答えるくらい。四人になってからはほとんど追わなくなってしまったけれど、たまにSNSやテレビで見かけると、頑張っているその姿に泣きそうになります。
この間もね、ドレミファドン見てたらももクロ出てて、みんなで楽しそうに番組に参加する姿が本当に素敵で。キラキラしてて、仲の良さが溢れ出ているその様子にポロリ。感情の制御が効かなくなると、それは紛れもなく老いらしいです。
そして中二ですね。この多感な時期に、私は一体何にハマっていたのか。
それはボカロです。中二でボカロって、王道というかなんというか。でもね、当時はまだボカロとかに対しての風当たりが今よりは強くて、アニメもそうだったけど、あんまりクラスとかで大声で言えない感じでした。仲間内で盛り上がって聴いていた感じ。
特に当時は、悪ノシリーズにドハマりしていました。懐かしい。本当に懐かしい。探したらラノベあるかも。本出るたびに仲間内の誰かが買って、四人でそれを回し読みしてた。楽しかった。そんで、夜一人で読んでたりすると怖くなって眠れなくなるまでが流れでした。
ボカロ好きになると、必然的にカラオケも好きになりますよね。そんなことない?ごめんなさい。まあとにかく、かなり頻繁にカラオケに行ってボカロばっかり歌っていました。デュエット曲を覚えては、友人とハモって遊んだり。楽しかった。magnetとかサンドリヨンとか秘蜜とか泣き虫カレシとか、ハモリがはっきりしているのが好きでした。歌詞の意味も知らないまま歌ってましたね。
そんでNeruさんとか、Kemuさんとかすごい好きでしたね。あと、ずっと好きだったのはHoneyWorksさん。これはもう、そのあともしばらくずっと好きでした。ライブに行ったし、アルバムめちゃくちゃ買ったし、生放送ずっと見てたし。好きだった。中学生にあの甘酸っぱい恋愛は、とっても憧れでしたね。
で、ボカロと言ったら次はあれでしょ。そう、歌い手。歌い手も一気に来ましたね。当時はいい声は正義だと思っていたので、歌い手しかり声優しかり、大好きでした。
歌い手で言うとさ、最初ぐるたみんさんが好きだったんですよ、確か。で、そこからそらるさんに行って、で、当時そらるさんがリアルタイムで歌バリ成長期だったんですよ。あ!上手くなった!って友人と騒いでいました。それからまふまふさんとか、伊東歌詞太郎さんとか、天月さんとか、あと誰だ、Souさんとか、鎖那さんとか、一通り通ったと思います。
特にSouさんとEveさんの台頭の時期はすごいよく覚えていますよ。まさか数年後に呪術廻戦の主題歌を書き下ろすなんて思わないじゃないですか。なんて、ちょっと古参アピしときますね。すみません。
もうさ、めちゃくちゃミーハーで本当に申し訳ないんですけど、やっぱりそらまふが好きでしたね。最初はそらろんが大好きだったので、たぶん基本的にはそらるさんが好きだったんだと思います。
まふまふさんの曲の世界観に惹かれて、そこに乗るお二人の対照的な歌声が絶妙に重なる感じが、もう、なんか、語彙って感じで。そらるさんの歌声が大好きだって言う大前提の下で、まふまふさんの曲の世界観が大好きだったので、もうこれは、、、という感じでした。
それでさ、歌い手のライブに初めて行ったのは、たぶん高校生になってからかな。ハニワのライブで鎖那さんの歌は聴きましたけど、ちゃんとした歌い手のライブって言うのは、たぶん高校一年生のときのニコニコ超パーティーが初めてだったと思います。
もうさ、正直全然覚えてないです。誰が出てたとか。でもね、圧巻で圧巻で、とにかく感動したことは覚えています。友人と行ってね、すごかったの、席が。中央のステージが目の前!みたいな感じ。私は極端に背が低いので見えにくかったけど、普通の身長なら余裕でよーーーく見えたと思う、あの席。
さいたまスーパーアリーナっていうおっきい箱で、いっぱいに響き渡る歌声だったり、演奏だったり、色々ね。すごかった。
あとはあれだ、まふまふさんが主催の、ひきこもりでもフェスがしたい!っていうライブ。まふまふさん付近の歌い手がたくさん出るやつ。歌い手に特化したライブはこれが初めてだったかな。
初めて大好きなそらるさんを目の当たりにし、私はもう涙が、ね。でも本当の理由はそれだけじゃなくて、実はハニワのキーボードの人が私は中二の頃から大好きだったんですけど、その人がバックバンドでライブに参加していたので、三重苦みたいな感じでした。そらるさん×キーボーディスト×まふまふさん、みたいな。夢?夢なの?って感じね。
その年の夏には、After the Rainの単独にも行って。初めての武道館でした。あれもすごかった、、演出も演奏も、もちろん歌声も。お二人の生感がすごく温かくて、泣きました。すぐ泣く。もちろん、後ろに控えるキーボードからも目を離しませんでした。
長くなっちゃった。高二ではね、ずばり邦ロックですね。中学生の頃から邦ロックは好きでしたけど、本格的に追い始めたのはこの頃です。きっかけは、当時好きだった一回り以上上の人が好きだったELLEGARDEN。聴いて、私も大好きになった。そんでMONOEYESに行って、今ではMONOEYESが一番大好きなバンドです。
めっちゃフェス行きまくった。カウントダウンジャパンとかも行った。お金普通になくなった。当たり前すぎる。でも、前述の通り私は背が極端に低いので、MONOEYESみたいにファン層が30代男中心としているときはね、平気で大けがします。まず、普通に立ってるだけで足は踏まれるでしょみなさん。それだけじゃなくてね、頭に隣の人の肘が刺さる。何度も。
終わったら全身痣だらけ。でもね、若気の至りですけど、その痣が勲章みたいに思えて、ひたすらその暑苦しい空間でかっこいい音楽を浴びるという楽しみを味わっていました。
で、高二でバンドを始めて、今も大学の部活で続けているというわけです。キーボードね。キーボードは、前述のキーボーディストの肩に憧れて、同じの買った。私には使いこなせないような、宝の持ち腐れだけど、それだけでなんか近づけたような気がしてる。気のせい?だよね分かる。
小五ではまったものも、中二ではまったものの、高二ではまったものも、もれなく二十歳の今まで続いています。同じ熱量ではないけどね。でも、変わらずずっと好きではある。
特に最近だと、夏にAtRのサブスクが解禁されたのをきっかけに永遠に聴いています。そしたら当時の記憶が蘇ってきて、何回も泣いてます。だってさ、当時はこう、なんか、無垢に応援していたんですよ。重大発表があると告知されれば、それが来るまで学校で何日もドキドキしたり。新曲が出れば、これでもかっていうくらい何度も聴いたり。ちょっとでも顔が映るような動画が公開されれば、携帯に穴が空くほど見たり。気持ち悪いわこれはさすがに。
まあそんな感じでさ、この人たちが同じ世界で生きていると思うだけで私も頑張れる、みたいな無垢なオタクでした。そのときの熱量まで蘇ってきて、主にそれのせいで感傷的になっています。今はもう、そこまでの熱量が出せないから。懐かしくて、なんか、ね。
そう、この最後のやつが言いたいがために今日の記事は書きました。誰かに共有したい。この、なんか言葉にいい表せないような気持ち。懐かしい、ともなんか違うし、寂しい、とも似ているような違うような。なんなんだろうね。
これが年をとるってことかな。