グリッソムに期待する事4選
2022年オフは、ブレーブスにとって1つの大きなポイントになる出来事が起きました。
スワンソンがカブスへFA移籍。
詳細は省きますが、とにかく、中核となる選手が抜けたのは事実です。
こうなると気になるのはスワンソンが抜けたショートを誰が守るのか、という事でしょう。
ショート経験が豊富なアルシアもいますが、多くのブレーブスファンが期待してるのはボーン・グリッソムでしょう。
(実は彼の本職はショート)
今季、8月に、アルビースの穴を埋めるべく奮闘していたアルシアが怪我で離脱、代役として2Aから飛び級昇格してきました。
デビュー戦で本塁打を放つなど鮮烈なデビューを見せると、その後大活躍。次第に疲れが見えてきたのもあり打撃が低迷、復帰したアルシアにセカンドの座を譲る事になったものの、期待を遥かに超える活躍を見せました。
今季の成績を見てみましょう。
41試合156打席(141打数)で.291/.353/.440/.792
5本塁打、18打点、5盗塁(失敗2)
急遽昇格からのこの活躍は、賞賛に値するのではないでしょうか。
失速はしたものの、体力がつけばそこもある程度は改善されるように思います。
また、不安点の守備力は、ワシントンコーチが特別に特訓しているようです。
普段選手を絶賛したりはしないワシントンコーチが、アンソポロスGMに、グリッソムを絶賛したらしく、アンソポロスGMも驚いていたようです。
名コーチのお墨付きを得たグリッソム。
ファンとしてはさらに期待が高まります。
本題に入りましょう。
ここで、来季彼に求めるものを4つ、考えてみました。
①1年間健康にプレー
②OPS.750前後
③20本塁打&20盗塁
④守備で少しはプラスを作る(最低でもマイナスは作らない)
①…これは前提ですね。健康あってこそです。
②…2年目、体力面で疲れが出て、成績ダウンもあると思います。しかし、そこを乗り越える事は可能なはずです。マイナス面も考えた上で、ここは.750としたい。ショートでOPS.750は中々な水準だと思います。
③…41試合で5本塁打、5盗塁なら、162試合に出れば20-20になります。フル出場できるかはわかりませんが、ある程度試合に出て、これに近い成績を残してくれれば、かなり心強く、そしてそれは不可能でもないでしょう。
④やはりポジションがポジションなだけにここは大事。しかし、前述の通り、ワシントンコーチのお墨付きをもらっているのはかなり好材料。
そこまでいうなら、守備でも少しでもプラスを作って欲しいところです。
これらの達成はそう簡単ではないとはわかっています。
しかし、彼にはそれくらいの可能性を信じたくなる「何か」があるように思います。
レギュラーシーズン最終戦のマーリンズ戦、最後の打者だったグリッソムは、三振に倒れたものの、10球以上投げさせる粘りを見せました。
あくまで消化試合でした。しかし、彼は必死に粘っていました。
その姿に、その意地に、彼の可能性を感じました。
来季のグリッソムがどこまでやれるのか!
期待してます!
頑張れ!グリッソム!
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