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ブレーブスTOP100プロスペクト0人も心配は薄い理由と不安な理由

どうもハーノです。
先日、MLB公式によるTOP100プロスペクトが発表されました。
我らがブレーブスからの選出は…

0人。


分かってはいましたが、やはり寂しい結果となっています。

しかし、悲嘆するほどかというと、案外そうでもありません。
その辺の理由を自分なりにまとめてみました。

①多くのポジションで囲い込みが出来ている

これはもうアンソポロスGMの賜物ですね。

投手では先発のストライダーが2029年まで、ライトも保有権は2026年まで残っており、フリード、モートンもあと2年…とまだ猶予はあります。

そして野手陣。

捕手 マーフィー…2029年まで
一塁 オルソン…2030年まで
二塁 アルビース…2027年まで
三塁 ライリー…2033年まで
右翼 アクーニャ…2028年まで
中堅 ハリスⅡ…2032年まで

この6人は1番短いアルビースですら、2027年まで保有できます。

こう見ると、若手を育てていく猶予はある程度は保証されています。

②ランキング卒業済みの若手

ブレーブスは、プロスペクトランキングにこそ入ってはいないものの、チームとして期待ができる若手もいます。

まずは来季、ショートを任されるであろうグリッソム。
今季は8月にデビューすると大活躍を続け、ブレーブスの逆転地区優勝に貢献しました。
疲れが見え始めると成績は下降したものの、飛躍のシーズンとなりました。
守備に関しても、ブレーブスの守備力を支える名コーチ、ワシントンコーチからの評価は高く、期待が持てます。

また、今季は苦しんだものの、期待の若手であるイアン・アンダーソンがいます。
プレーオフにも強く、ブレーブスに必要な戦力なだけに、更に成長してほしい所です。

更に、昨年デビューし、9月以降急成長を見せたエルダーもいます。
昨シーズンは10試合(9先発)に投げて54回を投げ防御率3.17。特に9月は3試合で20.2回を投げ1失点と素晴らしい投球を見せ、MLB初完封もマークしました(ちなみにこの完封は22年のブレーブスで唯一の完投・完封です)。

また、昨年新人王を争ったストライダーは来季3年目、ハリスはまだ来季が2年目。リリーフで活躍したリーも来季3年目。
生きの良い若手はちゃんといるんですね。

③若手排出力の高さ

ブレーブスは昨シーズンのTOP100プロスペクトも、この時点ではランゲリアーズとハリスしかランクインしていませんでした。そして開幕前にはランゲリアーズはOAKにオルソンの対価としてトレードされました。
ハリスも60位台と決して高い順位ではない。

その中で、ハリスが新人王、更にランク外からストライダーが新人王投票2位という結果に。
そしてグリッソムやエルダーもデビューし、リーも覚醒。

この育成力の高さがある事で、期待が持てますし、猶予が短くても、あまり心配しなくても良いかもしれません。

④不安点

では不安点は何なのか。
1つは今後もこれまで通り若手が育つのか、というところです。
しかし現状より不安視すべきは、トレードであまり動けないという所でしょう。

例えば、ブレーブスは現在、レフトは大きな穴になっています。
しかしトレード補強しようにも、出せる対価が中々居ないというのが現状です。
限られた中での補強となると、トレードでは苦しく、実際今季オフは2件外野手のトレードを成立させたものの、内容はヒリアードとホワイトという物でした。
スピードと守備力は高いものの、打撃はかなり苦しいのが現状です。
もっとも、ロサリオやオズナが不調で無ければ何の問題も無いわけですが。

このように、トレードの幅が大きく狭まるのは痛い所です。

しかしここはトレードの上手さに定評があるアンソポロスGM。
腕の見せどころというところだと思いますし、頑張って欲しいですね。

⑤まとめ

いかがだったでしょうか。
案外、心配しなくても良いかもしれないですね。

アンソポロスGMの手腕や、ブレーブス組織の育成力に来季も期待したいです。

それでは!


画像はMLB公式サイトより。
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