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【爆速トレード】ソレアとの別れ&キャニング獲得

 どうも、ハーノです。
 WSが終わった日の深夜、WS終了から24時間も経たないうちにブレーブスフロントが動きました。
 今回はそのトレードについて書いていきたいと思います。
 それではいきましょう!

①ソレア放出、キャニング獲得

 ブレーブスは日本時間11月1日深夜、エンゼルスとのトレードが成立した事を発表。
 ブレーブスはTDLで獲得したソレアをエンゼルスに放出し、エンゼルスから先発右腕のキャニングを獲得しました。
 ソレアの残りの2年26Mの契約はエンゼルスが全額負担となるようです。
 それぞれの選手について見て行こうと思います。

①【獲得選手】グリフィン・キャニング

 まずは獲得したキャニングから。キャニングは今季エンゼルスで32登板(31先発)171.2イニングを投げた先発右腕です。しかし、防御率は5.19と苦しいシーズンを送りました。
 ブレーブスとしては規定投球回を投げたフリードとモートンがFAになった中で今季規定イニングを投げた投手を1人獲得する形になりました。

今季は苦しんだ

 正直なところ、通算成績を見ても大きな期待をするのは難しいように見えてしまうのも事実です。
 ただ今季を除いたキャリア4年間では毎年イニング数とほぼ同じだけの三振を奪えており、昨年は24登板(22先発)で127イニングを投げ防御率4.32と5番手くらいならまずまずというピッチングも見せています。
 また、繰り返しにはなりますが、今季171.2イニングを投げているのは魅力的だと言えるでしょう。
 過去のシーズンの指標などを見ても、改良の余地はあるように見えます。
 昨シーズンのようにまたトレードに出される、という可能性もありますが、残るとしてももしかすると面白い存在になるかもしれません。
 保有権は1年で、来季オフにFAになります。

②【放出選手】ホルヘ・ソレア

 次はブレーブスが放出した選手。TDLで獲得したソレアです。2021年もTDLでやってきてWSではMVPに輝き世界一に貢献した主砲がエンゼルスへと移籍します。
 今季はTDL時点でチーム出塁率MLB25位の打線を救うべく出塁率の高さとパワーを兼ね備えた打者としてブレーブスが獲得。49試合、152打数で出塁率.356、9本塁打、OPS.849をマークしチームのプレーオフ進出に貢献しました。
 しかし外野守備はまずいプレーが目立ち、DHにはオズナがおり、かつ外野の枠が既に飽和している事もあって、放出候補に上がっていました。

 ロイヤルズ時代の2019年には49本塁打を放って本塁打王、2023年も36本塁打を放ってマーリンズのプレーオフ進出に貢献しており、ハマれば長距離砲として活躍できます。
 契約は残り2年26Mで、エンゼルスが全額負担することになります。
 エンゼルスでの活躍にも期待したいです。

②ブレーブスの意図は?

 ブレーブスの意図は非常に簡単でコストカットと枠空けが最大の目的でしょう。 

 まずソレアの2年26Mを全てエンゼルス負担のため、ブレーブスの金銭負担はキャニングの来季の5M(予想)のみとなり、来季の年俸は8M、再来年の年俸を13M節約できます。
 また、キャニングをノンテンダーで放出した場合は、2年26M全額が浮くことになります。

 また、ブレーブスは既にDHにオズナがおり、外野はアクーニャが開幕復帰を目処に調整、センターにはハリス、さらにラウレアーノとケルニックがおり、全体の走守の面やアクーニャのバックアップを考えると、外野の5枠目は守備走塁要員のホワイトらが入るのが理想というところです。
 そのような状況を総合して考えると、ケルニック、ラウレアーノ、ソレアの誰かの放出は枠の事を考えても避けにくい選択でした。

 おまけ的ではありますが、昨年規定イニングを投げたフリードとモートンがFAになった中で、規定イニングを投げたキャニングを追加できたのは1つ悪くはない追加でしょう。
 ただ役不足は否めませんし、改良できても5番手くらいの可能性が高く、更なる補強が欲しいところではあります。
 ソレアの契約を手放した分で上手く立ち回って欲しいところです。

③ブレーブスのオフの動きは?

 ブレーブスはロペスとバマーにも球団OP分の契約を確約する形での契約延長を発表し、これにより更に来季のペイロールを6.75M節約しました(その分、再来年のペイロールは5M上昇)。
 アンソポロスGMは今季も贅沢税ラインの突破とペイロールの更なる拡大を示唆しており、何らかの形でFAで資金投入の可能性もあります。
 現状、先発は間違いなく補強ポイントであり、遊撃手もあまり積極的でないコメントがあったものの補強ポイントではあります。
 気になる動きを連発したブレーブスフロントが、今後どう動くか注目していきたいですね。

④さらばソレア

 やはり2021年にWS制覇の夢を実現させてくれたソレアとの別れは寂しいものがあります。
 今季も高い出塁率とパワーで貧打に喘いだ打線の潤滑油になり、プレーオフ進出のピースとして戦ってくれたと思います。
 エンゼルスに行っても頑張ってほしいです。叶うなら、またいつか共闘して、リングを共に手に入れたいです。
 ありがとうソレア!またいつか!

⑤終わりに

 いかがだったでしょうか。今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。
 来季こそ絶対世界一取りましょう!

頑張れブレーブス!!!世界一へ!!!!!!!

 それでは、また!!!


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