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TJ復帰組という未来のローテの活路

どうも、ハーノです。
今回はブレーブスについて、ちょっとした考察と期待の話を書いてみたいと思います。
それでは、行きましょう!

①2人の先発右腕が今季TJ手術から復帰

早速ではありますが、今季のブレーブスは2人の先発投手がトミー・ジョン手術から復帰します。
イアン・アンダーソンとフアスカル・イノアです。
この2人は今後のブレーブスにとって非常に重要な選手となるかもしれません。
2024年オフにフリード、モートンがFAになり、セールも既にベテラン。そんなブレーブスローテにあって、彼らがいかに活躍すれば、ブレーブスにとっては非常に大きいでしょう。

今回はこの2人について、少し掘り下げながら、個人的な期待を書いていきたいと思います。

②イアン・アンダーソン

アンダーソンは25歳の右腕で、ブレーブスの未来の先発の柱として期待されていた選手です。躍動感のあるフォームから、力強いボールを投げ、決め球には非常に強力なチェンジアップを持っています。
プロスペクト時代から高い評価を受け、2020年にMLBデビューすると6先発で32.1イニングを投げ防御率1.95、41奪三振をマーク。更にプレーオフでは4先発で18.2イニングを投げ防御率0.69をマークしてブレーブスのNLCS進出に貢献し、その力を見せつけます。翌年は怪我もあって24先発で128.1イニングを投げ3.58と前年に比べるとかなり数字が落ちましたが、プレーオフでは再び活躍。4先発で17イニングを投げ防御率1.59とし、ブレーブスのWS制覇にも貢献しました。投げた4試合は全てブレーブスが勝利しており、そのうち2試合で5回無失点、1試合は4回1失点。どれも点差があったり代打が無ければ続投して好投していたであろう内容で、特にアストロズとのWSでは極寒の中で5回無安打無失点という素晴らしい投球を見せ勝利投手になっています。
21世紀に入って以降プレーオフで苦しみ続けたブレーブスにとって、ルーキーでプレーオフに強いアンダーソンは希望の星そのものでした。
しかし、翌シーズンの22年は乱調で22先発で111.2イニングを投げ防御率5.00。そのまま夏場にマイナー落ちしてしまいました。その後、23年のSTで不調の原因として故障が発覚、そのままTJ手術となり、23年シーズンは全休となりました。

22年の成績不振は慢性的な怪我の影響もあるでしょうし、ERAは5.00ですがxERAは4.37、FIP4.27と多少はマシな数字です。
21年までは指標も良かったですし、22年も指標的にも健康体であればまだ改善の余地はあると思われます。
高い期待値を持っていますし、保有権もまだ長いので、将来の主力先発投手としてまだまだ期待できる投手ですし、頑張ってほしいです。
復帰は7月ごろになると考えられているので、もしかしたらプレーオフで重要なピースになるかもしれません。

2022年の指標も捨てたものではない

③フアスカル・イノア

2021年、前半戦苦しむブレーブスに、救世主のように現れたのがイノアでした。
最速100マイルの剛球と鋭い変化球を武器に投げる先発右腕で、5月に怪我で離脱するまでエース級の投球でチームを支えていました。
しかし、5月にブルワーズ戦でKOされた際に怒りのあまりベンチを殴って骨折。
8月までの長期離脱となりました。
8月に復帰して8月は好投を見せましたが、9月は指の感覚が合わなかったのか一気に調子を崩し、プレーオフでは1試合投げただけでIL入りしシーズン終了となりました。

2022年は調子がもどらず、その後故障が発覚してTJ手術となり、23年は全休しています。
しかし、彼が2021年に見せた輝きは素晴らしいものでしたし、健康体であれば指標も比較的良いものでした。今季はSTから万全で入る事ができるようですし、来シーズンには非常に期待しています。
保有権も2026年まであるので、彼が復活すれば非常に大きいでしょう。
また、fangraphsでは41登板(6先発)で71イニングを投げ防御率3.98、K/9も10近い数字を出すというある程度の活躍は予測されており、それも含めて期待したいです。
ブレーブスも彼にはかなりの期待を寄せているようですし、色々あった分、そして2年間ほぼ投げられなかった分、しっかり頑張ってほしいですね。

やはり健康体ならば光るものはあるという指標

④まとめ

いかがだったでしょうか。
ブレーブスのチーム状況を考えれば、この2人が今後数年間のブレーブスローテの救世主になる可能性は十分にあるはずです。

この2人の活躍にも、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか?

それでは、また!


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【参考文献】

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