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【静かすぎるオフ】 ブレーブス 個人的注目の新加入選手3選

 どうもハーノです。
皆様、オフはいかがお過ごしでしょうか。
 私は、ブレーブスのコストカットやペイロール増額示唆に、どんな補強があるのかとドキドキしたのも遥か昔。
 ブレーブスはマイナー契約やデプス埋めに終始したままクリスマスを過ぎ、年末を迎えています。
 同地区ではメッツがソト争奪戦に勝利、マナイア残留やNYYのホームズを先発として獲得するなど派手さと堅実さを兼ねた大補強を展開。フィリーズは大きな流出が少ないままマーリンズからルザルドを獲得するなどこちらも補強を押し進めており、ナショナルズもTEXから好打者ローを獲得するなどしてダークホースになっており、マーリンズ以外の各ライバルが次々に補強に動いています。
 そんな中でもやはり静観を続けるブレーブス。ファンからは不安の声も上がっています。
 さすがにあまりにも動きがないので、痺れを切らして今回の記事を書いています。
 という訳で、今回はここまで獲得した選手の中で個人的に注目な選手を集めてみました。

 それでは、行きましょう!!!

①ブライアン・デラクルーズ

 まずはこの人です。3年連続2桁本塁打、ここ2シーズンで計40本塁打をマークした外野手、ブライアン・デラクルーズです。
 パイレーツを放出されFAになっていたのを、ブレーブスが1年間の無保証契約で獲得しました。現在はロースター入りしていますが、1度マイナー降格をさせることができます。
 本塁打が出ること以外は突出した部分は無く、走守でプラスを作れるタイプでもありません。結局、今季は149試合に出場し21本塁打を放つも打率.233、OPS.655に沈み、rWARは-1.5(特にPIT移籍後は44試合でOPS.514、rWAR-1.2)。
 2年連組でWARはマイナスであり、右打者であるために、5月復帰予定のアクーニャが復帰後はケルニックとプラトーンを組む事も予想されますが、対左に特別強いという訳ではなく、2年連続で対左OPSは7割を少し超える程度。ただ、今季は対左打率.280台、昨年も.270台をマークしており、今季の対右の打率が2割前半だった事を考えると、秘めたポテンシャルは対左の方が高そうです。
 2021、2022年にはマーリンズで打撃のポテンシャルがあるところは見せており、まだ20代と若いため、もしポテンシャルを解放できれば活躍できる目もある選手です。
 外野補強があるか分かりませんが、現状の布陣を考えれば更なる外野手の獲得は否定はできません。
 とはいえ現状はアクーニャ復帰までの繋ぎや、ケルニックのプラトーン要員は彼が筆頭候補であるため、注目せざるを得ない、という方が正しいかもしれません。
 ともかく、頑張って欲しい選手なのは確かです。

ポテンシャルが開花すれば面白いかも

②エニエル・デロスサントス

 2人目はマイナー契約で獲得したエニエル・デロスサントスです。  
 2022、2023年にCLEのブルペンを支えた速球派リリーバーで、昨オフにSDにトレードされた今季は苦しいシーズンとなり、64試合で防御率5.20、SD、NYY、CHWと3球団を渡り歩いた末FAとなりました。
 ヒメネスが膝の手術で最速6月復帰、最悪シーズン全休という不透明な状況で、ミンターもFAになっているブレーブス。そんな中でマイナー契約などでリリーフのデプスを厚くする動きを展開していますが、現状は新加入リリーフの中では彼が1番の大物です(現状、明確なコンテンダーでありながら獲得した選手で1番のビッグネームが彼とデラクルーズという状況です)。
 今季は全体としては非常に苦しいシーズンになってしまいましたが、速球のスピードはまだ衰えておらず、年齢もまだ20代。奪三振も過去と変わらない水準で取れており、来季復活に向けて一定の期待はできるでしょう。
 また、CHW移籍後は15試合17.1イニングで防御率3.63、特に終盤はある程度安定した投球を見せてシーズンを終えました。
 現状のブルペン陣を考えれば、復活してくれれば非常に頼もしい存在になるだけに、期待したいところです。

復活してくれれば頼もしい存在に

③アンダーソン・ピラール

 続いてはルール5ドラフトでマーリンズから加入した選手で、アンダーソン・ピラーです。
 現在はロースター入りしていますが、ロースターから外す場合は元の球団に返す必要があり(拒否された場合はマイナーに降格可能)、またトレードの可能性もあるため、MLB未デビューという点やオフの今後の動きを考えると開幕やそれ以降もチームにいるかは微妙なところではあります。
 しかしながら、もしチームに残留すれば面白い存在なのは確かです。2022年まではマイナーでイニング数を超えない程度だった奪三振数が23年は58.2イニングで67奪三振、今季はA +〜3Aと3つのレベルで投げて58イニングで71奪三振と急成長。
 今オフ参加していたドミニカWLでは21イニングを投げて防御率3.00、27奪三振の好投、特にコントロールは見事で与四球は僅か2つのみでした。
 マイナーでもコントロール能力は見せており、奪三振能力と制球能力を兼ね備えたリリーバーとして活躍できるポテンシャルを秘めているかもしれません。
 年齢的にも来季3月で27歳と脂が乗った時期を迎えます。
 来季の立ち位置は不透明ではありますが、来シーズン面白い存在になり得るでしょう。

面白い選手かもしれません

④まとめ・その他の注目選手

 いかがだったでしょうか。
 今回は小さな契約ばかりななかで、個人的に注目している選手を選んでセレクトしてみました。
 現状、まだチームには補強が必要に見えます。 
 ストライダーが復帰するとはいえフリード、モートンがFAになった先発ローテ、ミンターがFA、ヒメネスが来季不透明なブルペン、第4外野手候補が欲しい外野手…補強を信じて待つしかありません。
 個人的に上に挙げた3人以外だと

①ジョーダン・ウィームス(マイナー契約)
 23年には51試合で防御率3.62をマークしたリリーバー。三振も奪える。今季は41試合で防御率6.70と散々でナショナルズを放出されたものの、96マイル後半をマークする速球のスピードは失われておらず、復活の可能性はある。
②ニック・アレン(トレード)
 非常に高い守備力を評価されていたOAKの元プロスペクト。近年はMLBで攻守共に伸び悩んでいたものの、今季は3Aで300打席以上立って打率.345、OPS.928。2年連続で3AではOPS9割をマーク。攻守共にポテンシャルは高く、ポジションも遊撃手メインのUT選手のため、アルシアの対抗馬になりつつ控えも任せられる。

辺りにも期待しています。

 ともかく、選手たちにはしっかり頑張ってもらいたいものです。
頑張れ!新たなブレーブス戦士たち!!!
そして補強お願いしますフロント陣!!!

 それでは、また!!!

見出し画像はこちら!ブレーブスのルール5ドラフトの結果の公式発表(ピラールとINFカイロを獲得)!↓



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