【おやこのキャンパス】もくもくらぶ–西川材で遊ぶ I♡Tree「氷で!?なにするの!?ぴっかぴか」
2023年2月26日(日)【おやこのキャンパス】もくもくらぶ–西川材で遊ぶ I♡Tree が開催されました。
もくもくらぶは『さっちん』こと長谷川幸子さんが、親子で楽しめる自然あそびを教えてくれるプログラムです。
自然遊びを通して、子どもたちの豊かな想像力と表現力を育みます。
さっちんは【一般社団法人日本インタープリテーション協会】理事であり、【ウレシパモシリ~保育と自然をつなぐ研究会~】自然遊びコーディネーターとしても活動しています。
今回のテーマは『氷で!?なにするの!?ぴっかぴか』です。
まずは絵本から、はじまりはじまり。
今回の絵本は、片山令子さん作『つめたいあさのおくりもの』です。
主人公の女の子は絵本の中で、外でできた氷を使って楽しそうに遊んでいました。
今回のもくもくらぶでは、さっちんがいろいろな氷や道具を用意してくれました。
金魚すくいでお馴染みの水を入れる容器の中で遊びます。
この容器の名前は、トロ舟とかトロ箱プール、というらしいです。
もしかして氷遊びってなかなかやらないかも!?
みんな楽しそうに氷を触っています。
大きい氷があったり、型に入った氷があったり、なんとこんな形の氷まで!
氷の風船や氷のネックレスもあります♪
氷遊びに夢中の子どもたちに、さっちんが声をかけました。
「氷って形がどんどん変わっていって、まるで忍者みたいでしょ!?」
確かに氷って溶ける過程でいろいろな形に変化しますよね!
忍者と表現することで、子どもたちにも分かりやすく伝わりますね。
忍者の氷。
次はどんな姿に変身したかというと・・・。
じゃーん!
こんな分厚い形になっちゃいました!
この分厚い氷はどんなふうに変身するのでしょうか。
ハンマーとピックを使ってトントン叩いてみます。
「やりたい!やりたい!!」
と子どもたちは大興奮。
順番にトントンしていくと、見事に割れて、大きな歓声が起こりました。
そのあとは最後のお楽しみ、氷の釣り大会です。
氷釣りは大切なポイントが2つあります。
1つ目のポイントは、魔法の粉をたっぷりかけることです。
この粉の正体、分かりますか??
正解は塩です!
氷に塩をかけることで氷から溶けた水が急速に冷えて再び凍る、という現象を利用しています。
さっちんの経験では、二つポイントがあるそうです。
1つ目のポイントは、たっぷり塩をかけないと成功しないということです。
子どもたちは自分の釣りたい氷の上に、塩をたくさんかけていきます。
そして2つ目のポイントは、じっくり待つことです。
氷に塩をかけた後、その上に濡らした釣り糸をぴったりくっつけます。
釣り糸がくっついた状態で溶けた水を再び凍らせるので、ちょっと時間がかかるのです。
じっくり待ってから竿を上げてみると・・・
大物が釣れました!
氷あそびに夢中になった、とても楽しい時間となりました。
「見て!ほうせきだよ!」
と氷を見て喜んでいる子どもたちの笑顔も、ぴかぴかの氷と同じくらい輝いていました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
今年度のおやこのキャンパスは、次回で最終回となります。
来年度のプログラムはハンノウ大学のホームページで決まり次第ご案内しますので、ぜひホームページをチェックしてみてください。