【リバービーチ・キャンパス2024】川「と」あそぶvol.2「川を遊び尽くす!カヌー体験&川あそび満喫コース!」
2024年7月7日(土)、入間川上流の名栗川にて、【リバービーチ・キャンパス】川「と」あそぶvol.2「川を遊び尽くす!カヌー体験&川あそび満喫コース!」を開催しました。
リバービーチ・キャンパスは、川や河原(=リバービーチ)を大学のキャンパスに見立て、さまざまな川あそびを通じて自然にふれる、親子参加型の体験プログラムです。
昨年と同様、名栗地域の林業活動拠点、木の駅・ものづくりさんのご協力をいただき、当日は大人15名、子ども13名の参加をいただきました。
この日はスタート時間の朝10時からカンカン照りで、7月上旬でありながら早くも35度を超える猛暑日でした。朝の受付をしているだけでみんな汗だくになってしまうくらいの暑さで、熱中症への注意を強く呼びかけました。
受付では、各自サイズの合うライフジャケットをお配りして装着いただきました。
オリエンテーションでは、ナビゲーターの小野まり(埼玉ハンノウ大学学長)から、リバービーチ・キャンパスについて、名栗川のこと、そして川あそびの注意事項についてお話ししました。
受付の木の駅から3分ほど歩くと、名栗川の河原に到着します。
名栗川は入間川の上流域で、ふだん活動している「飯能河原」よりも川幅が狭く、流れも穏やかで、水深の浅いところは川底がはっきりと見えるくらい美しい清流です。
同じ川でも、流域によって様相や生息する動植物も少しずつ異なります。
川底はすべりやすいので気を付けながら、早速水に入ってみましょう!
子どもも大人もじゃぶじゃぶ!
とにかく暑い日でしたから、冷たい清流がとても気持ちよく感じられます。
子どもたちは水の中を歩いてみたり、おしりをついて座ってみたり、首まで水に浸かって仰向けでぷかぷかと浮いてみたり……思い思いに楽しんでいました。
木の駅特製の「箱メガネ」を使って、水中の生き物観察も行いました。箱メガネを覗きながら、慎重に網を差し入れます…
川虫や稚魚がとれました!
(バケツに入れて観察した後はリリースしました)
今日のメインイベントは「カヌー体験」です。
初めて川で船に乗る子も多く、少し緊張の面持ちで船に乗り込みました。
大人にロープで誘導してもらいながら、オール漕ぎにも挑戦。川の流れをうまくつかんで漕ぐのは意外と大変で、子どもたちは真剣な表情でオールの先を見つめていました。
途中、こまめに水分・塩分補給をしながら、90分ほど川遊びを楽しみました。
水から上がった後、河原の清掃を行いました。きれいな清流の川でも、ところどころにゴミが落ちています。
「来たときよりもきれいにして帰る」
それが、川あそびのマナーです。
今日も皆さんのおかげで、河原がきれいになりました!
川あそびの終了後、木の駅へ戻りました。
木の駅を運営する木の駅・ものづくり合同会社は、今年で設立3周年。
地域の山の間伐材をエネルギーとして再利用し、循環させることを目的に活動しています。今日は設立3周年のお祝いを兼ねて、木の駅のみなさんがパーティーに招待してくださいました。
流しそうめんやジンギスカン、ピザと豪華なお食事も。
ピザは、木の駅にある特製のピザ釜で、電気やガスは一切使わず、間伐材の薪で火を入れて焼き上げます。
他にも茹でとうもろこしや、山で採ったどくだみ茶などもあり、山のめぐみ満載のランチをご提供いただきました。
ちなみにこの日は、木の駅3周年を祝って、八丈島から八丈太鼓の皆さんがいらしていました!
迫力の太鼓生演奏、さらに実際にバチを持っての演奏体験もでき、楽しいサマーパーティーとなりました。
「リバービーチ・キャンパス」は、埼玉県の「SAITAMA リバーサポーターズプロジェクト(リバサポ)」の応援事業に登録されています。
本授業は、独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金の助成を受けて開催しました。