Act-4 Day1の感想記事(前編)


1.はじめの挨拶

 ようやっとAct-4の感想記事を書き始めることができます。オタクたちが続々と感想記事を書き始めたので便乗して書き始めたはずが、気が付いたころにはAct-4から4か月経ってしまいました。早すぎ。
 というわけで、Act-4について語ります。過去のライブ感想記事に関しては、多分僕のプロフィールから遡れると思いますので割愛します。必要に応じて出すかも。
 では、本編に入っていきましょう。

2.Day0

 Day0はただの移動日なので、サクッと記載します。今回は横浜と現地が近いので(おでかけオタクなので名古屋~横浜くらいの距離感は「近い」と表現する)、昼頃適当に家を出て、適当に新幹線ひっとらえて良しなに宿転がり込めばええやろくらいの感じでした。
 新横浜に着いたら早速乗り潰しスタートです。横浜線は何度もご利用してますが、通しで乗ったことがなかったので、一旦橋本まで移動します。その後、乗り潰しでしか乗りたくないカス路線としてお馴染み相模線トロッコにトコトコ揺られ茅ケ崎へ。カス路線という割には南武線よりはマシでしたね。南武線は何をどうしたらあそこまでカスに成り果てられるのか。まずは6両ってのどうにかしてくれ。
 茅ケ崎からは宿のある関内に向け移動です。本当にただの乗り潰し。つまらない奴。こんな趣味とっととやめて自由になりたいのだけれど、一度始めてしまった以上取り返しがつかなくなっている。勘弁してほしい。
 乗った根岸線のE233の天井からバチバチ音が鳴ってたのはなんなんでしょう。最近JR東くん立て続けにトラブル起こしてるしまた事故起こさないか心配になっています。あんまり事故起こしまくると会社自体の信頼が揺らいで疑心暗鬼になるのでやめてほしいんですよね。コンプライアンスはしっかり守ってほしいものです。
 関内の宿に荷物ほかったら、関内二郎です。関東の飯は直系の二郎か家系にすると決めてしまったので……。愛知県には直系の二郎や家系がなく、たいていパチモンです。なので、直系の味に飢えてしまい、関東に来たときは必ず食べるようにしてます。ISFか何かのときは、中山の二郎に行きましたね。直系二郎は直系二郎でしか食べられない味がある。これもある種わたしの趣味になりつつあります。

関内二郎。旨かった。牛負けた。

 そういえばこの日μ’sのトークセッションがあったらしいですね。μ’s Finalに行けなかった苦しみを今に至るまで背負ってる咎人なので是非とも生きたかった。俺をシカコちゃんに会わせてくれ……。
 ちなみに、デブラ食べた後は、横浜駅のサウナ行って整って帰りましたとさ。Day0の思い出はこれくらいです。一瞬で終わりましたね?おっ、じゃあこの記事めっちゃ短く終わるのでは?いやいや、この人間を舐めてもらっては困ります。私はライブ本編をくどくどと文字数を割いてダラダラ喋る男。こっからの長文に乞うご期待!

3.Act-4 Day1

3.1 鶴見線乗り潰し

 泊まった関内の東横インが2棟構成で、朝食をどっちで食べてもよいとのことなので、早速朝食のはしごをしました。大体ホテルの朝食は2周目に入る人間なので、メニューがこのようにガラッと変わってくれると嬉しいです。特に、東横インの朝食って正直なところ特別美味しくないですからね。
 ここから、帰りが何時になるかわからなかったのと、荷物が多かったので、先に翌日からのホテルに荷物を投げることに。直前でホテルをとったため、3連泊ができなかったんですよ。予定とかも特に立ててなかったですし。
 関内から鶴見なので、同じ横浜市内で近所です(ほんとかなあ)。京急くんに乗りましたが、この会社はいつまで1000形を作り続ける気なんだろう。同じ形式に括るには無理があると思うんだそろそろ。
 鶴見の宿(Wi-Fiクソ弱いボロ宿だった割にはインバウンドで値段跳ねあがってたのは解せなかった)に荷物を置いたら、オタクなので乗り潰しをします。オタクはライブ直前になって時間が余ると電車に乗りに行く生態です。決して現地でオタクと駄弁って時間を潰すとかしません。多分行けば誰か知らいるから話すんだろうけど、基本僕は開演近くまで適当にほっつき歩いてます。
 そして、再度言いますが、宿は鶴見です。電車オタクに鶴見と言えば、鶴見線です。ちょうどこの路線は乗ったことがなかったので、乗りに行きました。ライブ前にちょこっと乗るには絶妙な長さで面白いので。

海芝浦駅

 というわけで、かの有名な海芝浦へ行きました。バリ晴れということもあり、写真撮影がはかどりました。天気のいい日に乗り潰しするの、いいよね。カスみたいな趣味だけど、ごく稀にこういういいことがある。だからこんなクソみたいな趣味延々とやってしまう。早く日本全国制覇してケリつけたい。
 ここから先の電車はあまり乗り継ぎが良くなく、昼飯の時間も迫っていたので、一旦鶴見に引き返し、川崎で昼食です。昼食はうどんにしました。当然最上静香を身体の中にインストールし、全身アイドルマスター人間になることが目的です。余談ですが、川崎にDA BUMPが来てたらしく、なんか駅前はめっちゃ混んでました。

 腹ごしらえを済ませたら再び乗り潰しです。川崎からケツハンド尻手まで一駅だけ乗ると、そこは新潟県でした。鉄道に造詣が深くない方に説明しますと、こちらE127系という最近まで新潟にいた車両でして、どういう縁かこの南武線浜川崎支線へと配属されました。

ジリリリリリリリリキンコンキンコンキンコンキンコン

 こいつとともに、浜川崎まで。そんな長い乗車時間ではないですが、「なぜこいつで川崎市内で?」という思いを抱えてました。
 浜川崎は特殊な構造の駅で、南武線から鶴見線に乗り換えるには、一回駅舎の外に出ます。なんか悪いことをしている気分です。
 浜川崎からは、扇町に向かい、即刻単振動です。鶴見線は距離が短い癖に、乗り継ぎが絶妙に悪いので、単振動しないとライブに遅れてしまいます。このまま鶴見駅までぶち抜きます。大川支線は絶妙に乗りつぶしづらく、今回は断念です。

3.2 ライブに向かうぞ

 鶴見から横浜駅へ、京浜東北線で向かいます。横浜駅へは京急線で向かってもよかったのですが、NewDaysコラボを見に敢えて京浜東北線を狙いました。

Suou Momoko so cute…
New Daysコラボ。6thのイラストめっちゃ可愛い。

 NewDaysコラボを一通り見てからは、伊織ちゃんのアクスタを買います。あのね、一つ言わせてもらいたいんだけど、6thの伊織ちゃんの表情バチクソに可愛くない???やっべえだろこの女、黄緑が似合うのも意味わからん。なんで???なんで君そんな可愛いの????

伊織ちゃん

 横浜駅からKアリに移動したら、なしちゃんボードに思想を書き込んで練り歩きます。字が細かったお陰て「名刺交換お願いします」に誤認されてめっちゃ名刺貰いました。なんでこのオタクAct-3は誤認する立場だったのにAct-4は誤認されてんの?

Welcome!!ありがとうJUNGO

 Kアリ前の広場をこれで練り歩いてたら、なぜか同じ思想の人間とかち合いました。いやなんで?Welcome!!待望してるやつ多すぎるってのもそうだけど、ミリPって変なのしかおらんよな。だから好きなんだけどガハハハ
 ちなみに3人とも初対面です。いやなんで?わからん。

ウェルカム△さんかく

 JUNGO被害者の会による緊急会談ののち、オタクの定例会談を済ませました。まぁ、いつものオタクたちです。馴染んだ顔です。
 開演前に連番者と落ち合って入場です。ちなみに今回の連番は大学時代の先輩です。Act-4のために数年ぶりに会いました。前に会ったの、ほんとにいつだろうってくらいです。ちゃんと真剣なオタクなので安心して連番を組めます。
 さて、音響で大評判のKアリ、楽しんでいきましょう!

3.3 入場、そして初手Welcome!!

 書いてから、あまりに1個の章が長くなったため、曲ごとに分けることに。まずは、入場してから初手のWelcome!!までです。
 Day1の席は7階席です。たっけぇ!遠い!と落胆しておりましたが、高いところにモニタが付いています。このモニタいい。全部の会場に付けて。要る。ただ、この会場新しい割には席構造悪いですね……。席位置分からんで右往左往しました。椅子の前の通路も狭いし。なんていうのでしょう、メインの通路が存在しないっていうの?確かに構造はもうちょい考えられたんとちゃうか?という気がします。
 やっとのことで席を見つけ、いざ開演です。おや?この音は?うぇ、うぇ、うぇ、うぇるかむ!!!!!(興奮のあまり米津玄師になってしまった!)会場をWelcomeやらない👏JUNGOして練り歩いた甲斐がありました。やった!!!!ついに!!!!やってくれたよ!!!!Welcome!!!!!もうこのイントロだけでバカでかい声が出ましたし、膝から崩れ落ちました。もうね、泣いちゃうよ。だめ。
 ただ、イントロが始まって気づきました。Welcome!!現地回収はおろかライブで回収のすら初めてだ。ここで、1つ問題があります。コールどうだっけ、ということです。マジでWelcome!!のコールが思い出せなくて、ただ感情になっているだけの人間と化してました。多分周りから見たら「なんなんこいつ」だったことでしょうね……。

3.4 最初のMC

 続いてMCコーナーについてですね。うおぉ……33人おると壮観やわぁ……。しかも、今回は、全員個別衣装です。
 ライブ前に確かもちょだったかが「ライブの衣装、みんなびっくりすると思うから覚悟してね(o・▽・o)」みたいなことを言っていたいのを思い出します。それって、こういうことだったのか……。にしても、よく見ると皆さんSSRカードの衣装です。ゲームでめちゃくちゃ課金してSSR引きまくってミリシタで踊らせているみたいな感覚に浸ります。
 さて、亜利沙は、りえしょんは、どんな衣装で来るのでしょうか。SSR チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!の衣装で来られたら僕は荼毘に付されてしまいます。僕はあの衣装の松田亜利沙が一番好きなんです。覚醒前と覚醒後のイラストがとてもよくてですね……。あれはね、担当じゃなくても泣くと思う、況や担当をや。期待に満ちます。

3.5 Legend Girls!

 そんなこんなのMC明け。
 初手はLegend Girls!です。 2曲目にして2回目の泣きです。れじぇんどがーるず!?!?!?!?とバカでかい声が出ました。伝説の目撃者になるんですよね。ちなみに前回披露はあの7th Reburn Day1です。あのライブも、御存知の通り「伝説」のライブとなりました。そうです、JUNGOくんが丹精込めたライブはレジェガから始まるのです。このライブが伝説のライブになるということを予感させる曲です。この曲はそういう意味合いを持った曲です。
 しかも歌唱メンバーはみっく、もちょ、こっこさんです。これは、期待した「今回のライブは全曲オリジナルメンバーで披露しまーす!」という流れなんだろうか、という淡い期待すら抱かせます。
 ぼかぁね、まず「全曲オリメン披露」で高まった後に何故か深層マーメイドのイントロが流れてMachicoとぬーさんが二人で登場して意味わからん絶叫をしたいんですよ。からの裏にはAS組声優12人揃ってて「実は今回は39人じゃなくて52人全員揃ってるんですよ!」って言われてボロ泣きしたいんですよ。この夢は流石に叶いませんでしたが。
 にしても、レジェガって歌詞良くないですか?超絶今さらですけど。「憧れから現実になる瞬間が今なんだ」とか、「ここからはじまる伝説へLet's join みんなで目撃者になろう」とか。ほんとに、初手で持ってくるにはこの上ない曲です。ミリオンライブ最高です。元を取りましたよ、この2曲で。もう帰っていいと思う。

3.6 第1ブロック ソロパート

 ここまで曲ごとに節を区切りましたが、ソロパートは少し駆け足で進みます。じゃなきゃ終わらないので……。
 さて、お次は――AIKANE?!?!?!?えっAct-4ってソロやるの!??!?!?てっきりAct-4ソロ曲ねじ込む余裕ないのかと思ってたが!?!?!?!?しかも、茜ちゃん曲で一番好きなAIKANEです。AIKANE、この曲に野々原茜って女の本質が詰まってるんですよ……。あのあのあの、AIKANEをありがとうございます。茜ちゃんはこれなんですよ……。
 次いで湧き出でる観点が、ソロは全員やるのか、フルでやるのかという疑問。結論、ハーフ尺でした。このことが何を意味するか、ハーフ尺に短縮する代わり全員分のソロをねじ込むということを意味しています。ミリオンライブってそういうコンテンツです。だって――ひとりも手放さないんだからね!
 にしても、初手にAIKANE持ってくる采配、いいな。野々原茜って感じ。これは†理解†っている人間のセットリストです。このライブにもともとかけられていた期待値を更に跳ね上げることをしてくれます。

 次いで、FIND YOUR WIND!です。麗花さんの原点にして頂点。北上麗花ってどうしてこうも曲が強いんですか?
 続いてOnly One Secondです。オイオイオイオイ、まさかこのセトリは、各人の一番自信のある曲を引っ提げてくるセトリなのか????Reach the skyももちろん好きなんですけど、Only One Secondがでかすぎる。紗代子にはこういうバチバチにアツい曲を当ててくれ……!そして、この手の曲に駒形友梨の超パワーボーカルを掛け合わせて最強にするんですよ。最高です。

 次はSUPER SIZE LOVE!!。オカワリ、ドコデスル……?ちゃんとおかわりをバカデカボイスでしました。変な叫び方したせいで喉潰れた気がする。なんでここやねん。
 喉潰した後はゲキテキ!ムテキ!恋したい!です。ゲム恋!?!?た、確かにオリメンそろっちょるわ……。
 さて、ここでKアリ音響テストの時間です。ゲム恋ってベースラインが結構暴れる曲なんですよ。さーて、どんだけ聴こえるんでしょうか……あれ?あんま聴こえんことない?ワシの耳が悪いんか?
 いやね、箱鳴りは結構するの。骨格を震わされる感じ。でもなんだろう、重低音(数十Hz程度)の音は響くんですが、それ以上のベースくらいの音域 (100 ~ 300 Hz程度)の音が抜ける気がします。言うほど音響いいか?という気持ちがちょっと芽生えてしまいます。
 正直以前行ったAichi Sky Expoのほうが重低音良かった気すらします。あそこ箱鳴りめっちゃするんですよね。でもまぁ東京ドームみたいに何歌ってるかわからないってことはないですが。

3.7 ショコラブル*イブ

続いて、ショコラブル*イブ。
 この曲もかなりベースがえっちな曲ですね。さてさて……立ち位置の問題なのかな、そこまでベースの音くっきり聴こえるわけじゃないな。もともとベースの音って聞こえるわけでもないし、まぁこんなもん?でもその辺の音が固有振動数として際立って響いてくるという感じはしませんでしたね。みんなが言うほどではないのか?という気がしてしまいます。自分の耳が悪いだけなのかもしれませんが。
 音響の話はさておき。ショコラブル*イブは8th以来ですが、何気にオリメンです。こんなところまでオリメンで揃えてくるとは……。まさか、本当に全曲オリメンでやるのでは!?ライブ前から抱いていた淡い希望が、徐々に形を帯びて現実のものへとなっていきます。JUNGOセトリなら絶対に叶わないと思っていた夢が本当になっていく期待感、高揚感。ミリオンライブというコンテンツが10thライブ、とりわけAct-4に本気で臨んでいるという心持ちが垣間見えます。こういうライブが見たかった――久しく感じなかった感情をふと思い出します。

 そして、オリメン披露固定という全Pが待ち望んだ展開があるのならば――Day2はリフレインキス完全体オリジナルメンバーで披露される可能性だってあるのでは!?Act-1でTSVがやってるので、BETでいえば低いかもしれませんが、上田麗奈、種田梨沙、村川梨衣、雨宮天の4人が同じステージに立つ機会など今後あるとは思えません。披露されたら――――僕はどうなってしまうのでしょうか。松田亜利沙最えっち曲として全反応なしに震撼を与えたリフレインキスを、今のバリ低イケボ田亜利沙が歌ったら。夢女錬成機になること必至でしょう。「ねぇ、しちゃう?」をあのひっくいボイスで囁かれておまたが濡れない人がいたら連れてきてほしい。
 どうやら、いろいろ覚悟を決めないといけなくなったようです。人間というのは非常に欲に飢えた生物のようで、Welcome!!の周年ライブ久しぶりの披露に狂喜乱舞しただけでは飽き足らず、次なる願望を抱き始めたようです。何たる卑しき生き物たるや。

 以上から分かる通り、私はこのAct-4に様々な思いを託しています。というのも、デレの10thライブを追っていたからです。
 デレの10th Final、出演者オールシークレットという前代未聞のライブで、続々とヤバい曲を披露して、シンデレラガールズの「楽しかった頃」の記憶をまざまざと見せつけられたことがあるからです。今が楽しくないかっていうと――まぁ、ほぼ他界してるのでとやかくは言えませんが、ライブ規模も縮小し、コンテンツ規模も縮小しているのを見ると、愉快ではないですよね。かつてはジャンジャンコラボやって、ドームツアーまでやったコンテンツの隆盛を見ているだけあり、昨今の凋落ぶりには心を痛めるばかりです。
 ミリオン10th、殊更にAct-4に対しては、同様の「最後の煌めき」のようなものを仮託していました。アイドルマスターは10周年を区切りにして凋落の一途を辿る――コンテンツとしての宿命だと思っておりました。線香花火も桜も、散る前が最も美しいです。それが、我が国が天地開闢以来育んできた「侘び寂び」の心です。
 換言すれば、10thライブがこれまでのライブの集大成、総集編だと考えておりました。10thライブで有終の美を飾り、あとは粛々とライブを行い、余生を送っていくのでしょう。俺の愛したミリオンライブから去るべき時は今なのではないか、とまで考えていました。
 だからこそ、全力で楽しむ。楽しませてくれるライブをお出ししていただける。そのような、空虚に満ちた期待感をこのライブに託していました。

 と、徒然考えておりましたが、何はともあれ、第1ブロックは終わりです。いやぁ……濃密ですわ。ここからMCです。
 いつもならMCの内容など覚えていなかったり、特に重要でなかったりするのですっ飛ばして次のブロックの思い出を語っていると思うのですが、ここでは敢えてMCを紹介します。
 ここのMCにて、全曲オリジナルメンバーで披露するということが告げられます。――――その情報を待っていた。ミリオンライブ、1,000,000%楽しむ準備ができました。昂ぶりまくった感情のまま、第2ブロックへ吶喊――――。

3.8 花びらメモリーズ

 第1ブロックだけでこの文量です。長すぎてDay1すら分割する可能性が出てきました。ここまでで7000字オーバー。軽いSSを何本も書いているような気分です。そりゃライブ感想記事を4か月も書くのにかかるわ。(そもそも蓮ノ空にお熱になってそっちにリソース割きすぎなんだけど)
 というわけで、第2ブロックの感想に移ります。初手は――花びらメモリーズ。イントロドン反応できんかったわ、予想外過ぎて。確かにこれもオリメン揃ってたわな……。花びらメモリーズ、Arte Refactらしい音使いでとても好きです。

3.9 スペードのQ

 続いて、スペードのQ。えっ、MTSのカード切るのアリなんだ。今までことごとく周年イベで軽んじられてきたMTS曲。MTSは名曲が多いですよね。スペードのQもその中の一つです。
 時期的には確か8th~9thの間でMTSが始まり、初手でDIAMOND JOKERとかいうバチバチに強い曲で開戦の火蓋が切られ、真夏のダイヤ、シークレットジュエルなど続々と強火曲が当てられたシリーズだったことを記憶しています。ですが、ライブはと言うと、配信でリリイベみたいなものをやっておしまい。周年ライブで各ソート曲のショートバージョンが披露されたにすぎませんでした。
 従って、MTS曲はライブで披露される機会など金輪際来ないのではという、淡い不安感を抱いておりました。しかし、こうしてスペードのQが披露されて、どこか胸をなでおろす私がおりました。

 スペードのQは、9年半かけて初めての永吉昴センター曲です。にしても、最後のスペードでこれほどまでに反応なし好みの女たちが集まるものかね。
 まず言わずもがなのエミリー。愛しい私の担当アイドルです。ヤンデレと聞いた時には驚きましたが、フルで聴いたときのえっちさ。ダメでしょ、13歳の女が出せる色気ではない。あの可愛らしい見てくれから繰り出されるあの妖艶なボイスを一言でいうならば「罪」です。ギルティ ~Guilty~。
 2人目は志保。志保ちゃんね、好きなんですよ。北沢志保さんみたいな同級生がいたら私は尊敬しちゃうな。家族を支えるため、私がアイドルになる。そんな覚悟ができる14歳はいないよ。純粋に凄いと思う。しっかりした子に見えて、実は絵本が好きで絵本の中のお姫様みたいなアイドルになりたいって可愛らしさもある。そんな北沢志保さんの歌うヤンデレ曲。
 正直、4人のなかでは一番ヤンデレ適性が高いです。ただ、リフレインキスのすけべ担当だった北沢志保さんがやすやすとすけべ担当をエミリーに簒奪されるという由々しき事態がこの曲では起きています。どうなってんのミリオン世界の中学生。えっちすぎない?
 3人目は亜美。反応なしが唯一狂わされてない女です。でも亜美も案外ヤンデレ合うなとは思った。
 そして、最後はセンター・昴です。ミリシタ版の最後「間違えないで」を聞いた時にはヤバすぎて頭抱えました。長らくお待ちいただいた最初のセンター曲がヤンデレ曲って攻めすぎでしょこのコンテンツ。フルだと「間違えないで」は亜美なのですが、昴のほうがガチさがあっていいんですよね。あの背筋の凍る感じ。たまらないです。
 普段は活発な昴がああいう愛の重い曲を歌っているというギャップがとてもいいんですよね。俺が永吉昴の同級生だったらまずあの見た目から繰り出される激カワボイスで射抜かれ、その激カワボイスから発せられる「オレ」で更に射抜かれ、ビギナーズ☆ストライクのあまあまラブソングでメロメロにされちゃうのですが、そんなところに劇薬のスペードのQをぶち込まれたら、まだ幼気な中学生男子の性癖を完膚なきまでに破壊されてしまいます。このやり場のない感情をどこに持っていけばいいのか。全く、やれやれ。罪な女だぜ。

 そんな4人によって構成されるヤンデレ曲。MTS曲初の周年ライブフル披露。その先陣を切るのがこのスぺQだったわけです。なんか、よくわからない感情になりましたね。僕の記憶が正しければなんですが、最後の「間違えないで」がちゃんと昴だったのが良かったです。あの激重感情をぶつけられるのは昴しかおら……多分その気になれば志保もエミリーもできるな。でも、昴が一番ぐさぐさに刺されるからヨシ!

3.10 第2ブロック ソロパート

 えっと、第2ブロック2曲目でこの文量です。さて、3曲目は――Border LINE→→→♡。久しぶりに聴いた。この女、いっつも返信返ってこねえな。
 4曲目は、オレンジの空の下。この曲、7thRがあまりに良すぎて未だに脳裏に焼き付いてるんですよね。あの野外ライブで披露する曲としてこの上なく素晴らしいでしょ。当日は快晴で、めっちゃ綺麗な夕焼けになったタイミングでのオレンジの空の下。平安時代の貴族なら間違いなく「あな、いとをかし」とか言ってる。あそこで切るカードとして最強すぎる。あれ以上の手俺には思いつかん、負けました。剰え「家に着くころは 満天の星キラリ」ですよ。ライブからの帰り道すら楽しませてくれる、そんな激ヤバセトリでしたね。
 正直、それまではオレンジの空の下って特に刺さる曲ではなかったんですよ。よくあるバラード曲の一つくらいの認識でした。ですが、あのライブを通じてバチバチに刺さる曲となりました、特に思い出バフとして。その後のTSVカワラナイモノという流れも完璧でしたね。その頃の思い出が沸々と蘇りました。

 続いては、STEREOPHONIC ISOTONIC。ロコPによるUO 4+3(本)炊いて「ロ」「コ」を作る文化もすっかり定着しましたね。今回は天覧席での観覧でしたが、上からも何組かロコやってる人いましたね。あの文化、面白いので続いていってほしい。
 からのマイペース☆マイウェイ。7thR以来ですね。なんかアットホーム感すらある。

3.11 おまじない

 『おまじない』です。やったーーーーーー!!!!!!矢吹可奈で一番好きな曲です。いやグロミュも好きよ?
 ソロ曲で章分けするってことはそれなりの思い入れ曲ですね。おまじないはきみコ作詞が最高によくてですね(早口オタク)。

飛んで過ぎてく毎日に音符と音符が出会って
並んで弾けて歌になる くちびるから今こぼれた

『おまじない』

 ここが狂おしく好き。こんな矢吹可奈を端的に表せる歌詞書けるか???矢吹可奈の語りについてはAct-2(前編)の感想記事で話しましたので、詳細は割愛します。ミリオンライブはソロ曲が基本1人4曲ずつあるので、1つくらいは本質曲が紛れているのですが、その中の一つがおまじないです。後は――――僕の曖昧な矢吹可奈の知識で語るとボロが出るので考察家の皆さんのご高説に従いましょう。

3.12 第2ブロック ユニット曲

 ソロ曲パートの次は、旅立ちのコンパス。しかも、目に狂いがなければ衣装がちゃんとユニット衣装でした。「なんでこっちなんや」と思わないでもなかったですが、8thのでんちゃんの雪辱を晴らすためと聞いて納得しました。
 旅立ちのコンパスも歌詞がめっちゃくちゃよくて。「迷ってるなら君と共に」「立ち止まらなくていい どんな迷宮も出口があるから」「夢はいつでも進行形」みたいなめっちゃ歌詞が前向きで。デレでいうところの私色ギフトみたいな泣き曲要素があります。辛いときに聞くとガチ泣きしそうな感じです。
 あと、旅立ちのコンパスは旅行に今から出るぞって時に聞くとめっちゃいいんですよね。これは夢色♡Birthday Cardにも共通するのですが、おでかけの最初に聞きたい曲です。例えば新幹線に乗ったときとかですね。

 ブロック最終曲はHarmony 4 you。歌唱メンバーがこーりー、こっこちゃん、みっくなのはHarmony 4 youのときのセンターと8thライブのときにいなかった人たちだよって聞いたときは目ん玉ひん剥きましたね。一人も手放さないコンテンツもここまで徹底していると素晴らしいです。

 以上で第2ブロックが終わりますが、ここまでで1.1万字書いてますので、Act-4 Day1の前編記事を締めさせていただきたいと思います。全部書いたらほんと何万字になるかわからないので……。
 では、Day1後編をお楽しみに!

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