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富士サファリ外伝

皆さんこんにちは、探究部員のたっちゃんです。今回は富士サファリパーク記事シリーズの外伝です。

以前の記事はこちら↓

多種多様なサファリパークの大目玉「サバンナエリア」

まず、富士サファリパークの飼育所にいる動物についてお話しします。

ここは6種類の動物がいます。
・シマウマ
・エランド
・フタコブラクダ
・ラマ
・シタツンガ
・ブラックバック
がいます。

1種1種お話していきたいと思います。

シマウマさん実は横ジマ

シマウマはアフリカ東部、南部 モザンビーク北部からザンビア、タンザニア、コンゴ、ケニアに暮らしています。

なぜ故にシマウマは横ジマなのでしょうか。これは足の方を見て頂ければわかると思います。

足がヨコジマで体に続いていくうちに縦じまみたいになっているのです。

シマウマの模様は肉食獣が狩りをする際に1頭に的を絞らせない“カモフラージュ効果”があると言われていましたが、最近では吸血性のハエを寄せ付けない効果があるという説が有力となっています。

つまりしま模様の服を着ればハエが近寄ってこないのです。
ハエが映えないですね。何つって。

⭐️しまうまの写真

イランド、牛さんの仲間

次にイランドです。レイヨウという牛の仲間でもあります。
アフリカに住んでいます。

跳躍力に優れ、1.5mくらいの高さの岩場などは軽々と跳び超えることができます。

また、水を得にくい乾燥地帯や高地では、自分の体温を下げることで水分の発散を抑さえる能力を持っています。

30〜80頭の群れ作って暮らしています。
野生下でもあまり見掛けることがありません。
そして警戒心も強いのでライオンの獲物の主な獲物になることは少ない。

⭐️イランドの写真

フタコブラクダ 〜ラクダはラクじゃない〜

続いてお話するのはみんな知っているラクダさんです。
モンゴルに住む絶滅危惧種です。

砂漠の中で適応した身体を持っており、以下の特徴があります。
・砂に沈まない足
・目に砂が入らないまつ毛
・砂が入らないように開け閉じできる鼻
・何日食わなくても大丈夫なコブ

これらの中でもラクダの代名詞はコブです。

背中の特徴的なコブの中には水が入っていると思われがちですが、実は良質な脂肪が蓄えられており、それをエネルギーとして長い距離と歩き続けることができます。

砂漠の人たちにとっては好都合過ぎるラクダはぜんぶ家畜化され
野生のラクダはモンゴルのゴビ砂漠だけに暮らしているフタコブラクダだけです。

またオスのラクダは気性が荒すぎるのですぐ去勢されてしまいます。
ちなみにラクダの交尾は2日かかるそうです。

ラマ 〜ラクダの親戚〜

ラマはラクダの仲間です。ペルーに生息しています。
なぜラクダの仲間だとわかるかと言うと足の形が完全にラクダにそっくりなのです。また顔つきもそっくりですよね。

おとなしい動物で人にも慣れますが、怒ったり、機嫌が悪い時には胃液を吹きかけて攻撃してくることがあります。

耳を後ろ側に倒した時は機嫌が悪いので、近づかないようにしてください。胃液をかけられます。

そんなカワイイラマは物音がするだけでひたすら真っすぐ逃げてしまいます。ペルーでは家畜として働かされています。
それでも面白い動物です。

実は一度胃液をかけられた事があります。すんごい臭いです。
一体僕のどこがいけなかったんでしょうね。

珍獣と思い込んでいるシタツンガ

次にシタツンガです。体の模様が特徴的なシタツンガ。イランドと同じように牛の仲間です。

身の危険を感じると水の中に飛び込み、鼻先だけを水面から出し、肉食獣が立ち去るまでやり過ごす優れた能力を持っています。主にヒョウのご飯になっています。残念ながら写真はありません。

ブラックジャックみたいな名前ブラックバック

次はブラックバックです。名前からしてアフリカに住んでいそうですが、実はインドにいます。

ウシ科の動物です。インドでは牛はヒンズー教の神聖な生き物として扱われているので牛にとっては天国のような国です。

ブラックバックのバック(buck)にはオスという意味があります。成長とともにオスの背中の毛が黒くなっていくことから、この名前がついたと言われています。メスは茶色で地味です。

またオスはネジ曲がったツノが特徴的ですね。

山、平原に住む多種多様なエリア「山岳ゾーン」

次にお話するのは富士サファリパーク内にある山岳ゾーンです。

このイエローストーン国立公園みたいな大きな木々の中で暮らしている動物を話していきたいと思います。

ここでは6種類の動物が暮らしています。
・アメリカバイソン
・ムフロン
・ダマジカ
・バーバリシープ
・ヒマラヤタール
・ワピチ

また1種1種お話ししていきたいと思います。

アメリカに住むアメリカの横綱アメリカバイソン

最初にお話するのはアメリカバイソンです。

通称「バッファロー」と呼ばれています。

アメリカからカナダにかけての森林や草原に生息する大型のウシ科の動物です。

大きな頭部とそれを支えるために発達した肩の筋肉が特徴で、オスの体重は1tを超えることもあります。

アメリカ開拓時代にはスポーツハンティングの標的とされ、数千万頭いたバイソンが数百頭にまで減少してしまいました。

愚かな人間の悪いクセが出ています。少なくなってから初めて気づくのです。

またアメリカの一部地域では絶滅しています。

現在は動物園などで飼育されていた個体やロシアのシンリンバイソンが繁殖しその数は増えましたが、それでもアメリカバイソンはイエローストーン国立公園とウッド・バッファロー国立公園にしか生息していません。

⭐️バイソンの写真

ダマジカ、ダマした?

次にダマジカです。ヨーロッパの森林や草原に生息するシカの仲間で、オスの角が「手のひら」のような形をしているのが特徴です。

オスは普段、単独で行動しますが、繁殖期になるとメスと混合の群れを形成します。

また身体斑点模様も特徴的ですね。

ムフロン、ホカロン、マカロンロン

続いてムフロンです。

地中海にあるコルシカ島のヒツジの仲間です。オスには立派な角が生え、歳を重ねるごとに渦巻き状に伸びていきます。

野生のヒツジでは最も小さい種類で、オスで体重が35~55kg、メスで25~30kgくらいです。

現在家畜として飼われているヒツジの基になった祖先の一種であると考えられています。

ムフロンは標高5000mに暮らしていて喧嘩のとき激しすぎて転落事故が起きるようです。オオツノヒツジとは別らしいです。

⭐️ムフロンの写真

バーバリシープ、脇毛みたいな物が生えている

次はバーバリシープです。

アフリカ大陸の乾燥地帯に生息するヒツジの仲間です。

首から胸元にかけて生えたタテガミのような毛が特徴で、別名「タテガミヒツジ」とも呼ばれています。

実はヤギもヒツジも全部ひっくるめ奇蹄目というものに属しています。牛と同じ感じなのです。

別名を知るとほ〜〜〜ンとなるような感じです。
実際はたてがみあるかわからないのに

⭐️バーバリシープの写真

ヒマラヤタール、

続きまして、ヒマラヤタールです。

中国やネパールの山岳地帯の標高4000mにある森林に生息するヒツジの仲間です。

2つに分かれた爪を器用に使い、断崖や斜面なども軽々と移動することができます。

オスは成獣になると首から胸部にかけて体毛が伸び、ゴージャスな襟巻きをしているように見えます。他のオスに対して自分をより大きく、強く見せたり、メスにアピールする時に役立つようです。

ワピチはピッチピチ

次はワピチです。

北アメリカに生息する大型のシカで、オスは秋になるとメスの群れに近づきます。

オスはライバルに対して立派な角を見せつけたり、大きな吠え声を上げて強さをアピールすることがあります。

「アメリカアカシカ」とも呼ばれヘラジカに次いで2番目に大きなシカと言われています。シシ神様みたいなシカですね。

今日はここまでにしたいと思います。
ではさよなら〜〜〜。

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