地域を支える公共交通 Part 2
皆さんこんばんは。こないだ白バイに乗せてもらえて興奮気味の飯能高校探究部mamaです!
今回も前回に引き続き地域を支える公共交通について書いていこうと思います。
是非前回の記事もお読みください^^
はじめに
今回は地域を支える公共交通Part 2ということで「西武池袋線・秩父線」について書いていきます。
飯能を走るのは西武鉄道、西武池袋線・秩父線は池袋〜西武秩父(76.8㌔)を結ぶ路線です。
ほとんどの飯能高校生が利用しているであろう飯能駅は、利用者数が一日平均、26,414人(2022年度)で西武鉄道全線の中でも92駅中33位の駅です。しかし、そんな西武線に変化が起こっているのです。
とある変化
先述した通り、西武池袋線・秩父線では現在とある変化が起こっているのです。
それは駅の無人化です。今年の4月1日から「武蔵藤沢」「稲荷山公園」「仏子」「元加治」「東飯能」「高麗」の6駅で駅員が常に駐在しない、駅の無人化が始まりました。
無人駅では、インターホンを用いた遠隔対応が行われています。
下画像は遠隔対応のためのインターホンです!
武蔵藤沢駅、東飯能駅で撮影しました。
飯能市にある高麗、東飯能も無人駅になってしまったのです。
起こる、混乱
今回無人化が行われた駅では、新規定期券の発行ができないのです。
それに伴い飯能駅では入学式の日に新規定期券を求める高校生が殺到し長蛇の列になっていました。
そこで急遽無人化が行われた駅にも駅員さんを配置し、新規定期券購入者を分散させました。
私も最寄り駅が無人化対象駅だったので最初は飯能駅に並んでいましたが、あまりの長蛇の列に驚いたのを今でも覚えています。
しかし無人駅に駅員さんを配置してくれたことによりスムーズに購入することができたので駅員さんには感謝です。
考えられる要因
なぜ今回西武鉄道は駅の無人駅化に踏み切ったのか。
ここからはあくまでも私の考察です。
特に西武鉄道さんに問い合わせをしたわけではありません。
ご了承ください
要因①
まず考えれれるのは人員不足です。西武鉄道会社要覧によれば、2020年度末社員数は3730人、2022年度末は3650人と減少傾向にあります。
なので人員が足りなくなってしまったということも考えられます。
要因②
次に考えたのは主要駅の混乱です。例えば利用客数1位の池袋駅は2021年が355,767人、2022年は397,892人と、大幅な増加が見られます。
先程述べたように人員が減っているのに利用客数が増えたことにより、人員の確保がさらに難しくなっているものと考えられます。
まとめ
以上が最近、西武鉄道に起きた変化とその考察です。
いつも定時運行してもらっていて西武鉄道の社員さんには感謝しかないです!!
私は勿論鉄道大好きです。
最近2駅分(約3km程…)歩いて帰ってるのですが歩くと1時間かかるけど電車だと5分ですからね。
電車がなかったら飯能高校にも通えませんし(笑)
ということで今回の記事もお読みいただきありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに!
出典
乗降客数ランキング(西武鉄道公式HP)
社員数(西武鉄道 会社要覧)
〜顧問のつぶやき〜
mamaの鉄道への愛と感謝に満ちた記事でした。
出典にあたり、さらに考察を加えており、とても読み応えがありました。
無人化が進んでいるんですね。
新規定期券の購入の際に、長蛇の列になっていたことは知りませんでした。
人々の暮らしを支える公共交通。
時代とともに様々な変化をしているんですね。
次の記事も楽しみにしています!