アメリカ・フィッシングトーナメント史上最悪のスキャンダル
起きてはならない事が起きてしまった。
オハイオ州の釣りトーナメントで起きた、最悪最凶のスキャンダルがソーシャルメディアを通じて全米に拡散している。
▼報道されているハフポストの記事
舞台となったのはオハイオ州とペンシルベニア州にまたがるエリー湖。
ウォールアイ、トレイルチャンピオンシップでの出来事だ。
ペンシルベニア州、チームオブザイヤーであり、トップに君臨していたプロフィッシングトーナメンターのチェイス・コミンスキーとクリーブランドのジェイク・ラニヤンが8ポンド(3.6kg)もの鉛を魚のお腹に仕込んでいた事が観衆の目の前で発覚したのだ。
トーナメント、ウェイトイン後、魚(ウォールアイ)のお腹の中から、鉛のオモリ、魚の切り身、プライヤーなどが次々と取り出される映像がSNSで拡散している。
▼下記はオモリ発見時の様子
集まってきた群衆からは、放送禁止用語の罵声が浴びせかけられている。
開口一番オモリを発見した開催者側は、
「こいつら鉛のウェイトを仕込んでやがるぞ!」
群衆の一人
「なんて奴だ!一体何年間人を騙してきたんだ!」
群衆のまた一人
「こいつらを牢屋にぶち込め!」
下記の動画では事の顛末が、解説されている。
解説によるとこういう事だ。
トーナメントの優勝賞金は45,000ドル、日本円で650万円にもなるトーナメント。
集まるのは仮にも州の代表ともなるプロアングラーの方々だ。
上記、二人までのトップウェイトは16ポンド(7.2Kg)。
ところが、二人のウェイトイン、5匹のウォールアイはそのトップウェイトを大きく上回る33.91ポンド(15Kg)に達する。
集まったトーナメンターは釣りで生計を立てており、家族や生活費をトーナメント賞金、スポンサーからの配当でまかなっているゆえ、参加者の怒りもひとしおだ。
トーナメントディレクターのジェイソン・フィッシャーはFacebookのポストで
「このような行為に憤慨している。この事で皆を落胆させてしまった事に
とても残念な想いだが、今大会でこのような詐欺が暴かれた事を嬉しく思う。」
と綴った。
現在二人の捜査は進行形ではあるものの、前年には30万ドル(4,300万円)もの賞金を稼いでおり、刑事事件に発展する恐れもある。
二人には現在、“フィッシングライセンスの永久資格剥奪”などの厳しい処罰の可能性が取り上げられている。
釣りのプロトーナメンターなどを目指す子供なども注目する大会。同じ釣り人としてとても残念な事件だ。
Hanne Fishing 夫の方
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