キリスト教式の葬儀
楽しい集まりの後、夜から前夜式(キリスト教式のお通夜)に団体関係者として向かうことになりました。
告別式は娘の学校説明会と重なったため、その方と最後のお別れです。
長年韓国人教会の長老として、地域や在日の社会的地位向上に尽力されてきた在日コリアンの方です。
余りに有名人で直接お話の機会はありませんでした。
しかし、今私がお世話になっている重鎮の方々から口を揃えて「その方に教わった、お世話になった」と続々とメッセージを寄せられてます。
在日コリアンの方や韓国人という同胞の方から見ればまさに「巨星墜つ」という表現が相応しい方でした。
本来は教会式ですが、参列者が入り切らないと予測され、近くの大きな斎場をご遺族が確保したそうです。
ちなみにキリスト教式の葬儀では、仏式と違う点があります。
知らないと失礼になってしまうことがあります。
【ご遺族に言葉をかけるときは、お悔やみではなく慰めの言葉をかける】
キリスト教の葬儀には、お悔やみの言葉がありません⛪️
死は終わりではなく、天国へ召される喜ばしいことと考えられているためです。
信仰を持った者は天国で過ごし、キリストの再臨時に永遠の命と体を与えられて復活すると考えられています✝️
クリスチャンの遺族は「死は一時的な別離であり、いずれ天国で再会できるといった希望を持つ」という考えなのです。
仏式でよく使う
「ご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」は
NGなのです。
また「ご冥福をお祈りします」も仏教式死生観になる為、失礼になります。
よく使われている文言として次のようなものがあります。
🪽天に召された○○さまの平安をお祈りいたします
🪽神さまの平安がありますように
🪽○○さま(故人)が安らかに眠られますようお祈りいたします。
最後の「安らかに眠られますようお祈りいたします」は、特定の宗教・宗派に偏った言葉が含まれてません。
困ったら知っておくと便利だと思います💐
それにしても「お花料」袋って
なかなか売ってないですね