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Wizardry Variants Daphne CBTレポート

CBTをプレイしずっと期待を寄せていたソーシャルゲーム「Wizardry Variants Daphne」の事前登録が昨日(8/15)開始された。

CBTに参加した立場した1テスターの評価としては『マネタイズにさえ成功すれば国内最高峰のスマホRPGになりうる』と思っています。ちなみに筆者のWizardry歴はAppleⅡの#1から。正規ナンバリングは#1〜#7まで。外伝や亜種では外伝Ⅰ、Ⅱ、DIMGUILやBUSINシリーズ、世界樹の迷宮が好み。

事前登録はこちら(上記の公式サイト)から...と言いたい所なのだが、公式サイトからだとAndroid勢も何故かAppStoreに飛ばされてしまう(8/15現在)のでAndroid勢は下記リンクからトピックス→ニュース→Wizardry最新作で。相変わらずドリコムさんはこういう細かいチェックが足りない。

* Android勢はこちらから *

さて、Wizardryとはなんぞや?みたいな話は巷に溢れているのでそこら辺はカットしてプレイしようか迷っている人向けにCBTプレイ済の感想や今後に向けた期待を込めた要望を書いて行きたいと思います。

◾️Wizardryらしさ について
"らしさ"をどう定義するか?にも寄ってくるかと思うのですが、"和製"Wizardry(外伝シリーズやBUSIN辺りの)のダークでシリアスな雰囲気は出せているんじゃないかなと思います。逆にバケツみたいな兜を被ったサムライがフードプロセッサーを振り回したり、全裸の忍者が素手で首チョンパするトンチキ感こそがWizardryなんだよ!って人にとっては「コレジャナイ」かも。って言うか、いつも思うんすけど。令和にそんなゲームだしてマネタイズに成功すると思ってんすかね?
魔法の名前なんかもカティノやマハリトなどは健在。これでスパークとかスリープみたいな魔法の名前に首を捻らなくても済みます。一部、麻痺解除の魔法であるディアルコの名前が何故かディアドロになってたり…みたいなのもありますが。

魔法の名前はトゥルーワードに寄せてます
かわいい(?)ウサちゃんもおるでよ
例のアレのデザインはCBTのままだと賛否分かれそう…

◾️ストーリー について
ダフネですがストーリーにかなり力を入れています。そういう意味ではBUSINなんかが好きだったプレイヤーには刺さるんじゃないかなと。逆にWizardryにストーリーは不要!というプレイヤーには正直向きません。狂王リメイクとか五つの試練の好みのシナリオやってた方が幸せだと思うよ。
最近のゲームにありがちな面倒臭い専門用語や世界観の説明に必要な厨二っぽい独自用語も少なく理解しやすい。完全にダークなストーリーなので暗い話が嫌いな人は好みではないかもしれません。あとモンスターとか冒険者の屍体の表現などややグロ目の表現もあるのでその辺は注意かな。
ストーリーの導入部については公式サイトでも見られるように「攫われた王様を助けて!」というシンプルな内容ですが、途中から雲行きが怪しくなって行きます。CBTでプレイできる範囲でも終盤では「おおっ!そうきたか〜!」という展開があったので是非「ストーリー重視なコンシューマーJRPGが好きな人」にも体験して欲しいなと思います。

◾️キャラクター について
ガチャでキャラクターを入手するシステム。レアじゃないキャラが産廃になる事はありませんでした。そこら辺のバランスはうまく作ったなと言う印象です。メイキング要素はほぼ無し。(名前を変更したりスキルを弄ったりできる程度。転職も可能っちゃ可能ですがCBTの段階では結構マゾめでした。)
なので、Wizardry=自分の作ったキャラクターで冒険したい人は残念に思われるかも。ただ、用意されたキャラクター。ノーマルレアリティのキャラクターでさえ一緒に冒険していると愛着が湧いてきました。最初はつっけんどんな反応だったのが、敵との戦闘やダンジョン内でのキャンプ。酒場での語らいを通して徐々に打ち解けて行く感じは「冒険してる感」が感じられました。
キャラクターデザインはコザキユースケ氏。ファイアーエムブレムシリーズやポケモン(ポケモンGO・ソード×シールド・スカーレット×バイオレット)が最近の代表作の売れっ子です。金かかってんなぁ。あと声優も滅茶苦茶豪華!
キャンプや酒場では仲間たちから話しかけられたりして解答次第で絆が深まり戦闘中かけてくれる言葉が変わってきます。最初はツンケンしてたのが徐々に打ち解けてくるのがとても良い。(キャンプ中の動画の台詞に不具合がありますがCBTなので許してください)

声優陣も超豪華!

◾️グラフィックや音楽 について
ボスモンスターのグラフィックはWizardryプレイヤーとしてはBUSINのキャラデザで知られる寺田克也御大。音楽はオウガバトルシリーズやFF12の崎元仁氏&ベイシスケイプとかなり期待して良いです。

今はもう公開されてますがCBTのスタッフロールで見た時はビックリしました

◾️操作性・UI について
CBT中は流石に結構バグや不具合もあったのですが、その多くは改善されているとの事でした。(オート移動の時にトラップや毒沼の上をガンガン進んじゃう仕様とか)
あとはマップやアイコン、選択肢が基本的に小さくて押し辛かったのがちょっと難有りかなぁ...まぁ私が老眼入り気味な40代だからかもしれませんけど。(笑)

◾️難易度(戦闘・探索)について
Wizardryと名乗るだけの事はありました。私は結構Wizardry慣れてる方だと思うんですがCBTのストーリークリアまでの間、普通に全滅しました。何も考えずに突き進むと"死あるのみ"な難易度です。
あとストーリークリアして裏ボス(って言って良いのかな...)とかキャラ強化用のダンジョンに関してはかなりマゾいです。本リリースではちょっと緩和されてると良いなぁと思いつつも無課金であのバランスだった事を考えるとまぁ妥当なのかも。罠の解除は目押し式で苦手な人からは不評だったりしたみたいです。個人的には最初こそ失敗しましたが割とすぐ慣れましたし盗賊に任せればそこまで難しくないかなと思ったんですが…。

CBTのボスに初挑戦した結果(白目)

◾️話題性について
CBTに参加したプレイヤーやWizardryのコアユーザー(このゲームにライトなユーザーって存在するのかしらって気もするが)の間でしか話題になっていない気がする。
公式Xアカウントも(失礼ながら)広報活動に慣れていないように見受けられるし...ただ、公式サイトに界隈の著名人がコメントを寄せており、その中にゴブリンスレイヤーやブレイド&バスタードの蝸牛くも氏転生したらスライムだった件の伏瀬氏の名前が並んでいるのでこの辺りのIPとのコラボでプレイヤーが増えたりはしそう。(ブレバスはドリコムの自社IPなので堅いと思う)他にもネットで人気のマフィア梶田氏(世代的にはお若いのでWizardry通ってるの意外でした)もコメントを寄せているので、配信で取り上げてくれたりすると期待が持てるかも。
他にもダンジョン飯や葬送のフリーレンなんかとコラボできたら爆発的にユーザーが増えそうな気がしますが、ダフネの冒険者の設定を考えると(特にフリーレンは)ハードルが高いかな...と思います。

てな感じのCBT参加者のウィズダフネ事前レポートでした。あ、事前登録20万人で最高レアリティのキャラクターガチャ券配布だそうですよ。こういうのもっと公式にアピールして欲しいよね。


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