
ヨルダン入門:旅行前に知っておきたい基本情報
ヨルダンは、中東の魅力が詰まった国で、観光地としてはペトラや死海が特に有名です。
古代の歴史や豊かな文化、美しい自然が融合している魅力溢れる国。
2024年7月に訪れた私の体験をいくつかのブログ記事に分けて紹介していきます。
このブログでは、ヨルダンを入門編として、私の体験を交えながら紹介します。
1.旅行のべストシーズン
ヨルダンを訪れる最適なシーズンは、春(3〜5月)と秋(9〜11月)です。
この時期は気候が穏やかで、観光に適した快適な気温が続きます。
私が訪れた2024年7月末は、日差しが強く、気温が35度以上に達しました。昼間の行動は辛く、特に死海では照りつける日差しが痛く、少し歩くだけでも熱さが厳しい状況でした。
また、冬にはワディラム砂漠に雪が降ることもあると聞き、ワディラム砂漠ツアーに参加し1泊するのは寒さに耐えるのが大変そうだなと思いました。
行く時期はぜひやりたいことなどを考慮して考えると良いかと思います。
2.2024年7月時点の治安
主な観光都市であるアンマン、死海、ペトラ、ワディラム砂漠では、イラン・イスラエル紛争の影響は感じられませんでした。
ただし、国境付近は念のため避けました。
現地の方によると、ヨルダンの治安は隣国の紛争に影響せず比較的安定していますが、中東は危険というイメージが強いため、観光客数はコロナ禍以前に比べて減少しているとのことです。
3.ビザと入国手続き
以下は外務省の情報です。
(1)観光・短期商用目的(アライバル・ビザ)
日本とヨルダンの間には査証免除の取決めはありませんが、日本のパスポートで入国する場合、空港または国境事務所で30日の滞在許可(アライバル・ビザ)を無料で取得できます。入国時にはパスポートの残存有効期間が6か月以上、未使用の査証欄が2ページ以上必要です。
パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上であることに留意してください。
到着した際、特別なカウンターに寄る必要はなく、そのまま出国手続きのカウンターに進むことでアライバル・ビザを取得できます。
4.通貨と物価
ヨルダンの通貨はヨルダンディナール(JOD)です。
2024年7月20日時点で、1 JODは約220円、約51バーツです。
物価はやや高めで、特に移動費や宿泊費が高いと感じました。都市間移動のバスや宿泊費は比較的高いです。
5.交通事情
ヨルダンでは、空港からアンマン市内への移動にはシャトルバスが利用できますが、バスからホテルまで距離がある場合はタクシーを使う必要があります。
アンマンではUberが利用できるため、私は主にUberで移動していました。
6.現地で使える言語と文化的なマナー
ヨルダンの公用語はアラビア語ですが、観光地では英語も広く通じます。
ヨルダンはイスラム教が主流の国ですが、観光地では欧米人が水着の姿で歩いていることもあります。
そのため、他のイスラム国家に比べると観光客に対しては寛容な部分もあります。
ただし、女性は特に好奇の目で見られないよう、身体の肌の露出を抑えることを強くおすすめします。
(別記事で色々な事件も書こうと思います)
モスクでは、作務衣のような衣服を貸し出しているところもあります。
7.まとめ
基本情報を理解することで、より充実した旅行ができるでしょう。次回は、ヨルダンの観光名所や体験談について詳しくご紹介しますので、お楽しみに!