見出し画像

バリキャリだった私がなぜ退職を決断しワーホリにきたか?

こんにちは!☀️ゆうかです!

今回は、なぜ私が退職を決断し、ワーホリにきたか?
についてお話ししたいと思います。

①ワーホリに来る前の私の背景


前提として私は学生の時から
「自分の知らない地での生活をなるべく数多く経験したい」という想いがずっとありました。
日本という小さい国での生活でしか知らずに人生を終えるのは、嫌だなと。
なのでワーホリ制度を利用することはそれを実現するための手段としてもともと頭の中にありました。

ただ、新卒でWebマーケ会社の営業職として働き始めてからはいつのまにか「バリキャリ」になっていました。仕事は楽しくキャリアをどんどん積み上げたいと思っていましたし、基本仕事中心の生活で忙しく過ごしていました。

必死に働く期間が長ければ長いほど「こんなに頑張ってきたからもっと認められるまで頑張らないと」という気持ちが大きくなり、もっと頑張る。そんなサイクルの繰り返しでした。

海外挑戦への夢などは当時はほぼ忘れていたと思います。
有休を使って海外旅行に行くのでさえ4年かかりました。

ただそんな私も27歳になり30歳を手前にして「このまま仕事を頑張ることが自分のしたいことなのか」と疑問に思い始めたことが今回の決断の最初のきっかけでした。


②退職決断において一番ネックになったこと



「20代で立場や収入の基盤を作っておかないと30代で苦労する」

という考えです。
ずっと上司にそう教えられてきましたし、私も感覚的にそうだろうと信じていましたし、今も信じています。

仕事上で出会った経営者やいわゆる「成功者」と呼ばれる方々が「20代はめちゃくちゃ働いた、それのおかげで今がある」と話されているのを何人も目にしました。

きっとそれは本当でしょうし
20代で頑張ることは間違えないでしょう。

だからこそ仕事を簡単に手放せなかったし
4年間積み上げたキャリアが無くなってしまうのではないかという不安が大きかったです。

また私が日本での仕事を離れる間、
他の人はどんどんキャリアを積み重ねていくため、自分だけ置いてかれてしまうという恐怖もありました。


③それでも退職してワーホリを決断した理由

来年人生が終わるかもしれない。そのとき「人生に後悔はなかった」と言えないことに気づいた。


「今頑張らないと今後苦しい」と思って頑張ってきましたが
もし30歳手前で私の人生が終わったら
その時には後悔しないのか?
仕方がなかったと割り切れるのか?と考え始めました。

「そんなの自分は絶対に許せないはずだ」というのが答えでした。


「DIE WITH ZERO」という本から得たのですが、
あるオーストラリア人の介護士が余命数週間の患者に「人生で後悔していること」をインタビューをした結果があります。

なんと一番多かった回答は
「勇気を出してもっと忠実に生きればよかった」。

そして2番目に多かったのは
「働きすぎなかったらよかった」とのことです。

若いときにどれだけ将来のことを心配して頑張っても、自分の人生の幕を閉じるときに
「いっぱい働いてよかった」なんて思う人はいない。

そう考え始めた途端、思考の軸が
「今の状況を手放す不安」から「人生が終わる時に後悔をすることへの不安」に変わりました。

「日本生まれ」という最強の資産を持っていることに気づいた。

アメリカの南米からの不法移民のお話は聞いたことある人が多いと思います。

自国でろくに生活ができずアメリカへ不法移民として入国する人数は、22年23年と2年連続200万人を超えています。

彼らは不法でアメリカに入国するので、もちろん飛行機などの正式手段は使えず、メキシコから基本自分たちの足でアメリカに向かいます。

彼ら弱者を狙おうとたくらむ人々もいるわけで
途中で銃を突きつけられて全財産を取られてしまったり、最悪の場合、家族や身内が殺されてしまうこともあります。

家族の命が危険にさらされる可能性があっても
それでも彼らにとっては「自国にこのまま残るよりはマシ」なのです。

このような状況下の人々と比べるのは極端だという意見もあるかもしれません。

ただ、このように一歩引いて俯瞰的に周りを見てみると
「日本という国にいつでも帰れる状況にある私は怖いものなんてなくないか」と考えさせられました。

何かあっても日本に帰れば、仕事もあり最低限の身の安全は保障されている。こんな最強の資産を持っている私が「会社を辞めるのは不安だ」なんて情けなく思えてきました。

一見大きな問題に思えることでも
視野を広げてみるとそうでもないと思えてくることってたくさんありますよね。

この2つがきっかけで私は「今行くしかない!」と思い、その3ヶ月後には飛び立ちました。

何か新しいことをチャレンジしたいけど、今の状態を失うのが不安で一歩踏み出せないと悩んでいる方は、

チャレンジしなかったら、人生が終わる時の自分はどう思うだろうか。
・日本生まれという大きな資産を利用できているだろうか。

この2つを自問自答すると、思ったよりそんな大きなステップではなかったなんてこともあるかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。いいなと思っていただけたらぜひ💛をお願いします!!













いいなと思ったら応援しよう!