2024年 宅建を受けてきた~天才たちの宅建頭脳戦~
0.前置き:宅建を受けてきた
お久しぶりです。迷走している当noteです。
唐突ですが、去る 2024/10/20(日)、宅地建物取引士資格試験、通常「宅建」を受けてきました。
正式発表はまだですが、自己採点では40点でした。
これは、受かった…のか?
とりあえず、いったん受かったと仮定して、私がやった勉強方法と、それについて思ったことを書いていきたいと思います。
(正式な発表は11/26(火)です。)
1.天才は過去問を周回して短期間で合格するらしい→よし、真似しよう
突然だが私は記憶力がいい。
仕事のことの内容など、メモなど取らずともよく覚えており、普段は周りの人にリマインドとして突っ込みまくっている。
なので、宅建に関しても「私は記憶力がいいから、ほんの少し勉強すれば取れるさ♪」と思っていた。(一級フラグ建築士?)
なので、私は天才的な3人の方が言っていた、宅建の試験対策勉強法を試そうとした。
天才その1:5日間の勉強で宅建に受かった男
<彼のやりかた>
1.まずうっすい宅建の概要を説明したテキストを買ってきて、読む。
2.そのあといきなり過去問題集を解く。おすすめは分野別過去問集らしい。
また、問題文の、解くヒントだと思われる部分に"しるし"をつけておく。
3.分野別過去問集を解いて、解説を読み、どうしてもわからなかったところは、その分野別過去問集を出している出版社が出しているテキストを読み込んで理解する。(問題集とテキストは同じ出版社のものがいいらしい。)
4.4回以上正解したら、その問題は次からは解かない。すべての問題で4回以上解けるようになるまで繰り返す。
天才その2:1カ月の勉強で宅建に受かった男
<彼のやりかた>
1.いきなり過去問から始める。アプリがおすすめ。
2.わからなかったらテキストを見る。
3.1.2を繰り返す
→彼はこの1カ月は1日10時間、約300時間で受かったらしい。ど根性によって受かった側面もある。
天才その3:2カ月の勉強で宅建に受かった男
<彼のやりかた>
1.過去問から始める。
2.わからないことや言葉などは都度調べて、過去問の解説部分に書き込む。
はじめは普通にテキストを勉強していたらしいが、途中で「このペースじゃ絶対に間に合わない…!」と思い、この方法に切り替えたらしい。
2か月間こちらを繰り返した。4回周回したかったが、4回目の途中で試験当日を迎えたらしい。
(※各々の天才たちのお話はyoutubeで検索すれば見れると思います。「宅建 5日間 合格」などで検索してみてください。)
「そうか。過去問からやるのだな。」
と思い、さっそく5日間で受かった男の勧める問題集を購入。
そして、他の人の書き込みも見ると、「受かるのはテキストをやりこんだ人ではなく、過去問をやりこんだ人。」や「いきなり過去問をやることをおすすめします。」など、【いきなり過去問】を勧める人が目についた。
「よし、過去問を周回するぞ!」
ということで、7月からその勉強を始めた。
「うっすい宅建の概要を説明したテキスト」に、今現在ふさわしいのがどのテキストか分からなかったので、(天才1が使っていたテキストはもう存在しないらしい。)漫画好きの私は、宅建入門の漫画を2冊よんで、宅建という試験のアウトラインを掴んだ(つもりだった。)
そのあと早速過去問をやり始めた。
5日間で受かった男の問題集を購入したにも関わらず、私は「宅建過去問」というアプリで過去問を解き始めた。
なぜなら、紙の本の問題集は、解説の意味が読んでもわからなくて、ちょっぴし挫折したからである。
(なんのための同じ出版社が出しているテキストを買ったんだ、こいつは…)
アプリの方が、権利関係の解説に図解があり分かりやすかったので、アプリの方で過去問を周回することにした。
そして過去問の周回を行った。計3回。この間2ヶ月。
7月から勉強を始めたが、季節は9月になっていた。
…過去問は同じ問題の繰り返しなので回答できるけど、私は根本を理解していないぞ…!!
勉強を始めて2ヶ月の時点で、この勉強法が自分に向いてないことに、ようやく私は気が付いた(遅い)
2.結論:凡人は「過去問周回のみ」をするな
ちなみに初めに買った分野別過去問集を9月頭に解き始めたが、7月のはじめよりは解説に書いてあることを理解できた。
そして、アプリの「宅建過去問」と紙の「分野別過去問集」と「スタケン」アプリの問題の選定は、ほぼ同じであった。
私はこれらを周回し、ほぼ同じところしかカバーしていない問題集を、宅建の試験本番までに、合計で7回繰り返したことになる。
これが無駄だったとは言わないが、
やったことがこれだけであったなら、私は落ちていただろう。
「この勉強法(私には)向いていない…。」
そう(やっと)9月に気が付いた私は、そこから何をしたのか…
答え「youtubeで講義動画を見始めた」のである。
はじめは、棚田行政書士の動画を見ていた。
先生の動画は、私と相性が良く とても面白かったが、量が膨大で、ひとつの単元の動画をどこまで見ればいいか分からなかった。
(再生リストは作成されているが、膨大な動画量である。そのリストに登録されている動画をどこまで見ればいいかわからなかった。2か月効率悪い勉強をしてしまった私は焦っていた。)
その時、出会ったのが、あこ課長の動画である。
報酬額の問題を常に間違えてしまう私が、分かりやすい動画を探し求めて出会ったのが、あこ課長の動画だった。
その動画自体もわかりやすかったが、再生リストに分野別の動画が綺麗にリストアップされており、大変分かりやすく見やすかった。
私は早速、過去問の周回では理解できなかった、権利関係の動画から見始めた。
上記3人の天才のたちのように、過去問の分からない部分を丹念に調べたり、問題を数多くといてその単元の核心に到達できる人は、過去問周回でも合格できるであろう。
しかし残念ながら、私は凡人だった(笑)
天才のふりをして、7月から動画を見始めなかったことを後悔した。
そして、むしろ自慢だったはずの記憶力も、エビングハウスの忘却曲線の前には惨敗であった……!!
(ちなみに…私が記憶することが得意なものは、エピソード記憶であったことを再認識した…(笑))
3.最終結論:私のおすすめの勉強法
以上のことを踏まえて、天才以外(笑)にお勧めする勉強法は以下の通りである。
youtubeで好きな先生を探して、単元ごとに説明してくれる動画を見る。
過去問を解く。
動画を見る→過去問を解く。これを繰り返す。
どうしても分からない時は、その部分を詳しく説明してくれてる動画を探す。
相性が合えば、棚田先生の動画がいいと思います。
私は、借地借家法と賃貸借契約と相続は棚田先生の動画でマスターできました。
余裕があればテキストをちゃんと見るものよいでしょう。
私はテキストでまともに勉強したのは、法令制限しかありませんでしたので、テキストなくても受かるでしょうが、ちゃんと読んでおくのはいいと思います。
結論:「凡人は天才の真似をするな、基本を大事にね!」です(笑)
次回は何の参考にもならないであろう、私が使った問題集、テキスト、アプリについて書きたいと思います。
こんなにいろんなものを買わなくてもいい、使わなくていい、ということを前提に、あなたが問題集を買うときの参考にしてください。
次回につづく!