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【恋愛】相手の浮気で別れて2ヶ月、前に進めてる感
今日は、かさぶたになりつつある苦い経験を書こうと思う。
年明け、マッチングアプリで出会って7ヶ月付き合った人と別れた。タイトル通り、相手の浮気が発覚したからだ。
浮気①LINEの名前の設定
クリスマス当日に、私とのトーク履歴を見返していた相手の画面を覗き込むと、私の名前の後ろに、「いや、身体」と入っており、時が止まった。楽しいはずのクリスマスデートのスタートでこんなことになり、もう帰ろうかと話し合ったが、帰れなかった…。
帰ったところできっと終わりになるし、軽々しく帰ろうかという相手にも腹が立った。かと言って何か結びつけて「だからか…」と思うことも無かったほどに相手のことを信用していた。
相手は、「私がダイエットなど体づくりのことをよく話題にするから戒めのために自分で変えたと思っていた」と言い、私が否定すると、「手が当たったのかも」の1点張りだった。
話し合いの末、その日のデートも継続し、後日会った際も改めて詫びと好きな気持ちを伝えてきた。「いや、身体」から「セフレ」を連想した私に、「そこまで結びつけるのには何かトラウマがあるのだろうから俺が和らげていく」とまで言ってきた。
もう一度信じようと決めた。だが、今すぐ孤独になりたくない気持ちの方が大きかったのだと思う。
浮気②結局他に女いるじゃん
もう一度信じようと決めて年が明け、相手から「今年もよろしく」と言われた1週間後、浮気が発覚しあっさり別れた。
その日はドライブの帰り、相手がガソリンスタンドで給油中、ついたままの相手の携帯を見てしまった。
LINEを開くと、女が2人。
「年明け早々会えて嬉しかったです」と敬語で話す女。私には出張後そのまま泊まると言っていた日に、旅行しアルバムを送り合っていた。
もう1人は、「◯◯(地名)あたりです!」って、「どの辺住んでるの?」って聞かないと返ってこない返答が。ああ、気軽な関係の相手を作ろうとしてる途中なのかな、と。
もう完全アウト。
県外までドライブしていたため、相手の車で何とか帰宅せねばならない。逆上されぬよう、言い方に気をつけながら、事実関係をひたすら確認した。
そしてさようなら。
相手も泣いていた。何で泣くんだろう、「気持ちがあったのは私だけ」っていう割に引き留めたりはしてこないし。せめて嘘でも引き留めて言い訳して、見苦しい姿を見せて欲しかった。
その後連絡は一切来ず、3日後
私からブロックした。
彼氏とも呼びたくない
ここまで、彼氏という表現を使っていない。マッチングアプリでの出会いだからこそ、確認しながら引き算しながら、この人は本当に信用できるのか、慎重に関わり始めた。
他人に存在を話せるくらいには信用していたし、大切にしてくれてる実感もあっただけに、発覚した時は泣き腫らした。憎しみより悲しみの方が大きかった。
私の性格上、客観的に分析しすぎる上に自己肯定感も低いため、
「そんな人間のことを彼氏と思ってたなんてめでたい女に思われる」
「見る目がなかった、つけあがらせた自分が悪い」
と自分に責任を探し、そもそも事実を無かったことにしたく、せめて「彼氏」という表現も使いたくない。
誰しも辛い経験を一般化できずどうにか昇華してるんだと思う
辛かった時、これが誰もが経験することならいいのに、と思った。同じ浮気でも、アプリじゃないところで出会ったごく普通の彼氏に、というものとは違うと思っていた。
だが、実際みんな同じなのかなと思えるようになった。みんな同じように、辛い経験は類似事例を当てはめられず、「自分だけ」だと感じてしまうのだと思う。
それでも、時間の経過と自身の心の成長によって一般化して捉えかさぶたにしていけるのだと思った。
何でもない日を自分らしく過ごす
思えば、"彼氏"のいる日々は、平日のラインのやり取り、土日のデートの計画、それを楽しみに平日5日間を乗り切り、互いに一人暮らしだから何の障壁もなく、予定が合えばデート前後はお泊りをする。土日片方は必ず会っていたし、同期や友人と旅行にも行き、土日はいつも予定があった。
ふと辛い経験を思い出したり、休日何しよう、って考えたり、思い出のカケラに触れたりして、孤独を感じることもある。
だが、それ以上に前に進んでいる実感が今はある。布団干して片付けして、買い物に行ってカフェで本を読む。お日様に当たった布団で眠る。
やっぱり、時間なんだなと思う。何より、きっとああいう人間はずっと同じことを繰り返して人生の大事な時間無駄にしていくんだろうなと一歩引いてみている。
「せめてもの幸いは」7ヶ月で済んで良かったということだ。