#本屋大賞
【読書】続編は、新たな仲間たちにほっこり〜『成瀬は信じた道をいく』
前回投稿から1週間、早速続編も読みました。
今回は、続編の登場人物と、面白かった点をnoteします。
続編の構成1作目は成瀬の周りの同級生ばかりが語り手だったのが、成瀬が大学生となり、年代もバックグラウンドも異なる人たちが登場する。
①ゼゼカラが大好きで、成瀬にとんでもなく憧れる小4女児、②成瀬の父親、③成瀬がアルバイトするスーパーに通うクレーマー主婦、④成瀬と一緒に観光大使に選ばれた19歳
【読書】異色の主人公に惹かれまくる〜成瀬は天下を取りに行く
デビュー作にして2024年本屋大賞、そして続編の『成瀬は信じた道を行く』も2025年本屋大賞ノミネート。
できれば文庫本で読みたかったからまだ購入を控えていたのだが、やはり読みたい気持ちが勝りこの度やっと購入した。
本日は、『成瀬は天下を取りに行く』の面白さを2点お伝えしたい。
あらすじ物語は、成瀬あかりという主人公の、中2の夏休みから始まる。成瀬は、コロナ禍前に閉店を控える西武大津店に夏休
卑屈さは人をより不幸に(読書感想文:このミス大賞作品)
通勤時間が長いもので、毎日通勤の電車では読書を楽しんでいます。週明け2日で読み終えたのが、「レモンと殺人鬼」です。2023第21回このミステリーがすごい!の大賞作品です。
※ネタバレはなし。
主人公の性格には触れています。
この物語のテーマは、
「虐げる側と虐げられる側」であると読み取りました。本のタイトル通り、小説内では殺人事件がおきます。
殺人事件の被害者であり続ける主人公は、非常に不幸