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娘が吹部です。

最近、病気の事とか健康の事をばっかりでしたので子供達の事もチャンネルとして書いていきたいと思います。

娘は小学校から吹部で活動しています。

彼女は幼い時から少し変わってるところがあって、いわゆる「オタク」度が高く、一つの事に集中すると他が見えなくなると言うことがあり、小学校低学年の時までは急に感情を抑えられなくなりクラスから飛び出したりしていましたので、当時の先生達から専門家に相談してみては?って言われていたので病院に通わせていたところ、1年くらい色々やって判断されたのが、「自閉スペクトラム症」と判断されました。我が家の初めての子供でしたので、それをどう受けとめるか親としては本当に悩みました。彼女の問題行動は増える一方で、どう対処しようか困っていたところ、小学校の担任から吹奏楽を勧められたのがきっかけでした。彼女は元来、一つの事に打ち込む事が得意でしたので吹奏楽にのめり込むにはそれから時間はかかりませんでした。

始めはテナーサックスからでした。

小学2年で入部し、初めて触ったのはテナーサックスでした。人数調整から入ってからの担当でしたが、これを一生懸命彼女は練習してたのを覚えています。小学4年生になり東京の小学校に転校。そこでも吹奏楽を続けていましたが、転校した小学校では吹部は存在してるものの、前の学校ほどかつどうてきではありませんでしたし、そして、ご時世としてはコロナで、活動はほぼなくなっていました。進学した中学が吹奏楽に力を入れていて、全国大会にも出たことがある中学でした。異論もなく、そのまま中学の吹部に入り、本格的にスタートしました。そのタイミングで顧問よりバリトンサックスに転向を勧められて楽器もバリトンになりました。その当時、まだまだ身体も小さくて楽器の方が大きいのでは?と思うくらいでしたが、高校生になるとさすがにしっくり似合う様になってきました。

中学最後のコンクール

コロナも明けて、娘が3年生になった頃には世の中が長かったコロナから明けて通常の生活に戻り、コンクールも従来どおりに戻りました。そして最後のコンクール。娘達の中学は東京都大会で金賞受賞はしたものの、全国大会は逃す結果となりました。その時チーム全体ももうでしたが、彼女の悔しがり、涙を流し、どうしようもない残酷さを受け入れられない姿に妻も、僕も辛い思いをしました。中学の青春の殆どをこのコンクールにかけて頑張ってきた姿を見ていたので、親もその姿を見るのが辛かったです。

この悔しさが彼女にとっても、親にとっても転機のタイミングだった記憶があります。本人も吹奏楽を強くやりたいという意志が強かったので、東京でも、全国的にもコンクール金賞高校を選ぼうと言うことで、高校選びをしました。想像が付くとは思いますが、吹部に青春を賭けた分、勉強は疎かになっていました。そこから塾に通ったり、高校のオープンスクールに通ったりした結果、彼女は今の高校入学を勝ち取りました。今年の4月に入部して、怒濤の3ヶ月を過ごしました。遠征や、演奏会、イベント出演なども格段に増えて、今は益々吹部の沼にはまっている彼女であります。

まるで「響け!ユーフォニアム」の世界や!

彼女の学校生活を見ているとアニメ・「響け!ユーフォニアム」そのものに見えてしまいます。アニメの主人公・黄前久美子ちゃんが苦悩しながら高校に進学し、部長になり、色々エピソードなどあり、コンクール全国大会の金賞を目指すストーリーです。本当にそのままが彼女の学校生活になっているようです。多分、他の吹部の高校生を持つ親はみんな同じ気持ちではないのかな?と想像します。

青春って美しいですね。一番綺麗。本当に純粋で何のメリットで動く事無く結果を追い求めて行く。そんな中に残酷さ、理不尽さがあります。これが青春なのでしょうね。高校に行くとそのステージも大きくなり、この3ヶ月で、兵庫、大阪、京都、名古屋、富山、栃木、長野、山梨、そして今回、仙台とものすごい日程の遠征、全てが有料のコンサートです。このスケジュールの中で授業、テスト、学校の行事がある訳なのでなんと濃い時間なんでしょうか??

まとめ

吹奏楽部で活動する子供を持つと、お金もかかります。あと、始発で学校に行き、朝練から始まって、昼も練習、放課後も20時過ぎまで練習があり、帰ってくるのは23時くらいです。4月から今日までテスト前の1週間しか休みがありませんでした。まだまだあと2年半続くと思うと目が回るくらいの忙しさでしょう。でもこれを乗り越えたら子供もそうだけど、親も人間として一人前になれるのでは?と思っています。しかしながらオヤジがここに来て病気でリタイアしそうなのはいかん。頑張らんと!と思っています。

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Sean Mason
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