見出し画像

孤独死をした父

こちらのページにたどり着いた方、まずはこちらをお読みください。

現代になって、「孤独死」と言う言葉があちこちで聞こえて来る世の中ですが、まさか自分にも降りかかってくるとは思いませんでした。まず知識がない。親が死ぬ。と言う事はどういう事かというと、「相続」という問題が出てくるんですよ。相続と聞いてどうイメージされるか解りませんが、僕には少なくともその人の遺産、そして負の遺産も受け継ぐと言う事ですよね。不動産や、動産などの言わば「金目の物」であればまだ良いのですが、借金などの負債も相続される訳でして、想像ですが、警察も1ヶ月くら色んな親族を探して、最後に僕にたどり着いたと話してましたから、遺産を持ってるなら、遺産目当てに色んな人が手を挙げてると思うし、生活保護を受けてる時点で負債はあっても、遺産はないかとそう想像します。それから、あと、デイサービスの人が生活保護の給金が入ると、父の代わりに銀行に行ってそこから色んな志原をしてくれてたそうですが、最近になって、それの流れが悪くなり、いわゆる、ショートしてたって事ですね。なので、まだ確認はしてませんが、家賃とかそういうのも滞りがあるのでは無いのかな?と思っています。怖ろしくて飛び込む気にもなれません。(あしからず)

と言う事で、相続を放棄する手続きを取ることにしました。第一段階として、父を荼毘に付さないといけないのですが、これも手を付けるか、否かしか選択がないようです。葬儀をするのにも、お寺で面倒を見てもらうのにもお金がかかります。父には大変申し訳ないけど、子供達の方にお金は使いたいのでそちらも無縁にしようと決めました。警察にはそう伝えました。

相続放棄の手続き開始

全くやり方が解らないので、大阪市役所に助けを求めました。
・とりあえず、無くなった父の担当は大阪家庭裁判所なので支持を仰ぐ。
・死亡届を警察から出してもらう。
・死亡届を役場た受けて、戸籍に反映されたら謄本を取る。
・謄本を取ったら家庭裁判所で手続きを開始する。
・福祉課に挨拶がてら、様子を伺う為に連絡してみる役場とりあえず、父の情報を得るために、戸籍の取り寄せをしました。と言うのも、住民票を取るのにも生年月日が必要ですが、当然生年月日すらわからないのです。2024年から住んでいる役場でも3親等以内なら個性機が取れる様になりました。これ本当に良かった。昔みたいに戸籍を取るのに、戸籍のある役場に連絡して、定額小為替を送って・・・みたいな作業が必要だと、本籍自体がわからないので、住民票から取らないといけない。と言う事は、僕が誰か?とか父の生年月日がないと住民票を請求出来ない。と言う事になるのです。住んでる役場に行くと、ワンストップで請求が出来ました。

父の戸籍を取ってみると色んな事が解った。



戸籍を取ってみると色んな事が解りました・・・
・生年月日
・産まれた住所
・父親には他に4人の兄弟がいる
・戸籍が結構動いている
・母親と結婚した戸籍
・母親と離婚が成立した日
・父方の祖父母・曾祖父母の名前
等々、色んな情報が当然ですが、載っておりました。戸籍を調べるのとても面白いです。曾祖父母に至っては産まれが「慶応」という元号産まれになってました。江戸時代最後の元号です。なんか凄いノスタルジックな気持ちになりましたね。あと、面白かったのが、物心ついた時から父親はいないとされてきたんですが、離婚が戸籍上、成立したのは僕が10歳ぐらいの時だったみたいです。僕が生まれて10年間、父は父のままだったのです。ん・・なんか変な感じですね。と言うのも当時、母子家庭の子供には時たま、学校を通じて教育委員会からの手紙を渡されるんですが、戸籍とはリンクしてないんですかね?あと衝撃的だったのが、母親には兄弟だとされていた「イチロー叔父さん」と言われる人がいるんですが、このイチロー叔父さんが母と血を分けた兄弟では無かった。叔父さんはおばあちゃんの養子だった。しかも、曾祖父もおばあちゃんの養父であった。ここにも血のつながりが無かった。そして、僕の母とイチロー叔父さんは、曾祖父と養子縁組をしていた事も解った。太平洋戦争の前後の縁組みはかなりこういうケースがあったみたいだけど、結構なインパクトだったなぁ〜。あともう一つ、亡くなった父の姉(これは実の姉)がこのイチロー叔父さんと結婚をしてることも判明した。何で???僕は、イチロー叔父さんと血縁があると思っていたが、実はアキコ叔母さんと血縁があった(笑)訳わからん。

まとめ
ここまで戸籍を見ると解ってしまった。新発見がたくさんあって、父方の祖父はあちこちを転々としてることも解かりました。と言うのも、父の兄は愛媛県生まれ、姉が韓国の釜山生まれ、父が高知県生まれ、妹二人が大阪住吉区生まれなのでした。聞かされていた父は香川県生まれだと聞いていたけどこれも情報が違っていた。そして両親としての僕の親は大分で結婚していた。これも初めて知った。母親から、四国の人間は小さい島にすんどるからちいせェ、だの大分はダメな所とか聞かされていたのは、これによる物だと思いました(笑)あ、僕はそんなこと言いませんよ。四国は何度も行きましたがとても良い所です。

まだこれから確認ですが、父の死亡が戸籍に反映されれたか確認する必要があります。確認したら、すぐに家庭裁判所で相続放棄の手続きを取らないとです。と言うのも、僕が父の死を知った日から3ヶ月に相続放棄をしなければ自動的に相続する事になるからです。これも初めて知りました。

ここまで読んで下さりありがとうございました。
よかったら「いいね!」フォローをいただけたらこれからの励みになります。




よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは今後の自分のクリエイションに役立たせて居頂きます。