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オマーン勤務時回顧録02(食に関する件)
意外に知られていませんが、オマーンをはじめ中東・湾岸地域ではインド人やパキスタン人のプレゼンス比率が非常に高いのです。
地理的に見てインドやパキスタンが中東・湾岸地域に近いということもあり、またインドやパキスタンの人々にとって外貨を稼ぐ最も身近な外国が中東・湾岸地域になっているようです。
出稼ぎ者として中東・湾岸地域に居住するインド、パキスタン人の職種については
コンピューター・エンジニアや公認会計士、企業のCEOなどの高収入を得るホワイトカラー(高度人材)から、タクシードライバー、酷暑の炎天下で工事現場で汗を流すブルーカラー・ワーカーまで幅広く分布しています。
ドバイやオマーンの特定地域の街を歩いていると「ここは何処?インドなの?パキスタンなのか?」と思うくらいインド人やパキスタン人など南アジア系の人々が大勢います。
ドバイのタクシー運転手は、その約8割以上がパキスタン人です。
オマーンの首都マスカットにある「ルイ」と言う地域はそのほぼ99パーセントがインド人と言うインド人街です。
1 美味いインド料理が多数、しかも超破格値
オマーンの首都マスカットの一部やUAEのダウンタウンにはインド料理店がひしめき合っています。
それら店舗のクオリティーや扱う料理も様々で、インド人に多いと言われるベジタリアンやビーガンに対応する
ベジタリアン・カレー店
も数多くあります。中にはフランチャイズで世界展開している
Saravana Bhavan https://saravanabhavan.com/
というインド料理レストランもあります。
私もオマーンに駐在していた頃は三日に1度はお世話に
なった、低価格(食べ放題、お昼のランチが600円程度)でも非常に美味しいカレーレストランです。
日本にも支店が出来れば良いなと思っているくらいです。
2 高級インド料理店も点在
大衆的なインド料理とは対照的にインドの高級料理店も数多く存在します。
日本のインド料理店ではお目にかかることの無いメニューも多々あります。