速報:ロシアがついに極超音速ロケットKinzhalを発射してウクライナの軍事施設を破壊か?
ロシア製の超音速ロケット(The Kh-47M2 Kinzhal ("dagger") は、航空機に搭載される核弾頭も装備可能な兵器で、マッハ10で射程は2000キロとも言われる。
ロシア国防省は、19日このキンザール・ミサイルを用いてウクライナ国内の軍事施設を破壊したと公表した。
1 ウクライナ情勢は新たな局面に突入?
今週末には小康状態で推移していたウクライナ情勢が一変して近代兵器の登場により新たな局面に突入する危険性を孕んでいる。
ロシアが高度制空権を握ればウクライナは地表スレスレに飛翔するトルコ製のドローンによりロシアの戦車を攻撃するなどしてドローンの運用方法或いは戦術が展開されるなどとして今次の戦闘場面では各国がそれぞれの最新兵器を実戦で試す最大の好機と捉え、さながら将来の武器販売を企図するデモンストレーションのごとき有様である。
2 戦略核の出番は?
ロシアのプーチンは、戦略核の使用をも視野に入れる戦術を示唆していたが、これが現実味を帯びるがごとき今回のキンザール・ミサイルの使用かと。
ロシアにはアバンガルドというHGV(Hypersonic Glide Vehicle)の存在もこれあり、このHGVが実戦配備にとどまることなく実際に発射されることになれば、まさにウクライナ状勢は「次のステージ」へと進むに違いない。
3 この先は、誰も見たことのない現実が待っているのか
岸田総理がインド訪問に出発した日を狙いすましたかのような今回のロシアによるキンザール・ミサイル攻撃。
インドに対する揺さぶりをかけ、QUADへの実質的参加を逡巡させるロシアの意図も見え隠れする。
この先に待っているのは、未だかつて誰も見たことのない事態なのか?
長期化すると見ていたウクライナ情勢は予断を許さない局面に入ってきたと見るべきではないだろうか?
そこで、我が国がいかなる役割を果たすか?
我が国の真価が問われ、それはやがてくる参院選での国民評価につながる。
そろそろ自分自身の足で立ち、歩み始めないと。
手遅れにならないうちに。