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「もう」か?「まだ」か? 定年後の人生
人生五十年と言われたのは、織田信長の時代。今や一億総活躍時代とか、人生百年とか言われる時代ですね。まあ、100年間生きれる人はほんのごくわずかで大半は85歳まで長生きでいれば「御の字」なのではないでしょうか?
1 60歳以降をどのように生きるか?
30代40代にはまだまだ先の話だと考えていた60歳代。既に独立独歩の自営業の方を除いて会社や組織勤めの方々の大半は定年を迎え第二就職、第三就職に差し掛かる年代ですね。
最近私の周りで第二就職を終えた65歳以上の先輩方に異変が起きています。それは。。。
これまで65歳を迎えて年金生活が始まったら、「もう」65歳になったのだからあとは配偶者と一緒に趣味や旅行をしながらのんびりと余生を送るのがこれまでの定番でしたが、今頃の65歳代の先輩たちは
🔹 第三就職先、それもできれば70歳を過ぎても働ける職場を希望
🔹 一週間に2日程度の就職では満足せず5日間フルタイムの仕事を希望
するなど働く気満々の様子です。
彼らをみていると60歳で定年を迎えたのちも、働けるだけ働きたいとの信念というか執念すら感じます。実際65歳から85歳までには「まだ」20年ありますものね。
2 60歳までをどう生きるか?
では、これから高齢者の仲間入りをする50代から60歳までの方々で自営業ではなくて企業或いは組織・団体で勤務したいと考えている方々は、今何をなすべきか?今をどう生きるべきでしょうか?
これから日本が超高齢化社会を迎えるにあたり、大企業などは70歳定年を打ち出すなど高齢者の雇用確保に動き出していますね。現役時代の給与よりも大幅に手取りは減少しても、かつての部下達に蔑まれようと組織に属するという帰属意識に重きを置くのがマジョリティで、元の組織をスピン・アウトしてハイリスクを伴う独立起業する度胸のある方々はほとんど皆無に等しいものと思われます。
私の周りにおられる先輩方(元公務員です)で、
冷暖房完備の職場、あまりキツくない仕事、残業のない仕事、上司からガミガミ言われない仕事、できれば何もしなくても良い職場、給料は多い職場
を第二就職、第三就職先としてお探しの方々が圧倒的に多いという事実に実は驚いています。このコロナ禍で上記の条件で雇ってくれる会社がいくつあるのでしょうか?しかも、この御仁らはITリテラシーがミニマムレベル、マイクロソフトのパワーポイントはおろか、エクセルやワードなど触ったこともない方々が殆どだというあまりの虫の良さと驚愕の事実に二度驚きます。
せめて最低限のITスキル、そして国際言語である英会話、幅広い知識と世界情勢を読み解くスキルを今から身につけておかなければ、将来禍根を残すことになり、自己実現或いは自分が思い描く夢とは程遠い老後を送ることになるのではないかと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。