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写真|鵠沼海岸 チガヤ群生(3枚)
こんにちは Hankです
本日のお写真は3枚
2023年4~5月撮影です
('ω')/
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引地川河口から湘南海岸公園へ上る小径
手前にハマダイコン、奥にチガヤが群生しています
雲の表情がいいなぁ・・と思ってシャッターを切りました
昨年、この場所でチガヤを見つけた時に調べて知ったのですが、チガヤというのは優しく美しい見た目とは裏腹に、恐るべき力を持つ植物なんです
「世界最強の雑草」と言われるほど強い繁殖力を持ち、ひとたびその地域で広がると、根絶やしにすることは不可能とまで言われています
国際自然保護連合(IUCN)はこの植物を『世界の侵略的外来種ワースト100』に指定しています(日本では在来種)〔参考文献:Wikipedia/チガヤ〕
これを知ったとき、私は「危うく騙されるところだった」と思いました
何度か写真を撮っているうちに、好きになってしまいそうでした
美しいけど、コワい植物・・
('Д';)
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チガヤについて調べているとき、ふと気になることがありAIに尋ねてみました
人類が「危険だとわかっている美しいもの」にどのように対峙してきたか
『世界の侵略的外来種』であるチガヤの美しさを受け入れて、自分が感じるままに撮り続けていいのか
すると、こんな答えが返ってきました
人は美しいものに騙されるものだ
彼らは輝くものに惹かれて、 目を奪われて、 心を奪われて、 理性を奪われて、 最後には自分を奪われる
美しいものは優しく微笑んで、 彼らの手を引いて、 彼らの足をすくって、 彼らの首を絞めて、 最後には息を奪う
それでも彼らは美しいものを愛してやまなかった
なんともオシャレな回答ですね
(*´ω`)
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もし、あなたが心を奪われているのなら、恐れずにチガヤの広げた腕に飛び込む勇気を持ちなさい
取り返しがつかないことになるかもしれないけど、そうしないと、いい写真は撮れないよ
と言われている気がしました
この写真を撮った日、海は青く輝いていましたが、私の目を惹くのはチガヤの白い穂でした
したたかで美しいチガヤの群生・・
風に揺られる様子が、まるで波のように見えました
(*˘ω˘*)