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江の島トンボロ

こんにちは Hankです 

本日のお写真は2枚

いずれも江の島の湘南港北緑地から片瀬東浜方面を撮影したものです


砂州水没、潮位64㎝|江の島 2023

2023年8月撮影

ここでは、東からの波と、西からの波がぶつかり合います


砂州出現、潮位27㎝|江の島 2023

2023年3月撮影

潮位が下がると砂州が現れます


現地の案内板(藤沢市・公益社団法人藤沢市観光協会)にはこのように説明されています

 江の島は、潮が大きく引くと陸続きになり、この地形をトンボロと呼びます。トンボロはイタリア語で、日本語では陸繋砂州(りくけいさす)といいます。
 波は、島のような障害物があると、回り込んで進みます。波は同時に砂を運び、島と海岸の間には、砂が集まり、トンボロができます。
 江の島のトンボロは、自然現象のため、必ず現れるとは限りませんが、潮位がおよそ20cmより低くなる時に現れます。

出典:湘南港北緑地 案内板

江の島に橋が架かる前は、この砂州を渡っていたんでしょうね


同じ案内板に興味深い記述がありました

『吾妻鏡』という鎌倉時代の歴史書には、1216年1月突然江の島の海に道が開け、船を使う必要がなくなって国中の人々が集まった、とあります。

出典:湘南港北緑地 案内板

江の島は古代から何度も隆起しているらしいので、鎌倉時代にもこういうことがあったのかもしれません




ご覧いただき、ありがとうございました

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