今まで宿題をしなかった三女が、宿題をした日。
こんにちは。
今日は三女(小一)が宿題をした日のことについて。
三女は宿題を全くしない。
一学期はがんばってたけど、『やらされてる感』が嫌いで、
宿題をしなくなった。
先生には「学校嫌いにならにように、できたらやっていきます。」
と伝えていた。
学校ごっこ
ある休日の朝。
長女が「みんな〜学校ごっこしよ〜」と
次女と三女をさそった。
いいよー!と2人は姉の指示通りにテキパキと用意をはじめた。
「まず学校はキレイでないと」
と子どもべやを片付けて、掃除機をかける。
次女と、三女はバックに必要なものをつめて、学校(子ども部屋)に登校していった。
長女が先生役をする。
「ママは子供部屋に入るときはノックして。」と長女。
はい、、、。
今までノックせずに、入っていたことに反省。
そして、娘たちの学校ごっこがはじまった。
もちろん、せんせい役は長女。
しばらくすると、
子ども部屋から楽しそうな声が聞こえてきた。
三女は生徒になりきって、
「せんせい!ここがわかりません。」と質問する。
どうやら、長女が三女の宿題を教えているみたい。
そして、次女もわからないことがあると『せんせい』に聞く。
長女はとっても、ていねいに妹たちに教えていた。
幼稚園の先生のように。
算数が苦手な長女は居残りすることが多い。
でも、今日はせんせいになって教える側になった。
いつも先生から、できないことを怒られる長女にとっては、とても楽しい遊びなのだ。
気になったので、こっそり隙間から見ていると、
玄米フレークを食べながら、授業していた。
、、、、、、。
でもここは口を出さず、そっと見守る。
その間、わたしは抹茶をたのしむぞ。
45分が経ち、どうやら飽きてきたよう。
そして「つぎは外で運動だぁ!」とあそびにいった。
三女は、宿題ができて、
長女は、せんせい役ができて、
次女は、玄米フレークを楽しんで、
ちゃっかり、1時間の授業と同じ時間に『学校ごっこ』がおわった。
そして、思った。
このシステムを学校にとり入れたら?
上級生が、下級生に教えるシステムをとりいれたら、
楽しく学べるんじゃないかと思った。
わが家は娘が3人いて、このようなありがたいことが起こるけど、
家庭によっては、ひとりっ子。もしくは兄弟間が仲が悪いとかで。
こんな機会がないこともある。
学校が嫌いな子は、
勉強についていけなかったり、
強制的に勉強をさせられて楽しくない。
先生ひとりが30〜40人を教えるって無理がある。
じゃぁ学校でも、たのしく勉強する時間をつくったら?
上級生の子たちは、
教えるときに言葉を選ぼうと考えるし、
その子のレベルにあわせて話をする。
想像して、伝えて、また考えてと、いろんな体験ができる。
低学年の子たちは、
上級生に質問したり甘えたりできる。
先生ひとりから、一方通行で教えられるよりも断然いい。
『自ら楽しみながらやる!』ことが子どもの能力があがるコツ。
そして上級生になったとき、下級生に教える。
そんなシステムが学校にもあれば、全校生徒の能力があがるはず。
算数でも、国語でも、やったらいいのにな。
田舎の学校だったら、1年生から6年生までの人数が少ないから、
こんなことが日常なのかな?
いいな〜田舎。
とにかく、長女のありがたい行動のおかげで、
三女は宿題をどうどうと提出できた。
ありがたや〜。
娘たちよ、毎日学校ごっこしてもいいよ〜。
それではまた。