映画『ザ・レポート』で自分の所属している組織に疑問をもつようになる。

こんには。

今回は9.11事件後のCIAの非人道的な拷問の事実を暴いていく『ザ・レポート』の感想。

とにかく、よかった。

自分の所属している組織(学校や会社)のシステムは本当にこれでいいのか?って疑問を持つようになったそんな映画でした。

あらすじ

実話を元に作られた映画。

9.11同時多発テロ事件後にCIAがテロに関わったとされる人たちを拷問していた。

非人道的なやり方で、しかも証言を得ることも出来なかったのに同じやり方で繰り返し行なわれていた。

この事実をひとりの調査員が5年もの歳月をかけ調査し、大きな圧力にも負けず公表するためにひたすら調べ続ける。

そして調査員を演じるのがアダム・ドライバー。派手な演技をしている訳ではないのに何故が好きになる。この人ほんとにいい味出してます。

見どころ

9.11同時多発テロ後に行われた拷問。公表までの大統領と議会の中でもやりとりがわかり面白い。

これは絶対あかんでしょ!っていうことも復讐心からやってしまうCIA。

その暴走する人たちを止められないシステム。

CIAやFBI、議会の中での権力下で行われること。だけど全部私たちの生活に関係することが描かれている。

権力下で物事を進めていく難しさにもどかしさを感じながらも
圧力にも負けず、法のもとで公表していく。

調査員の目を通して知れる事実。知れてよかったと思える。

組織に疑問を持つことは悪くない

わたし達は組織の名前で安心することがよくある。

学校。会社。警察。大きな組織。

〇〇だから大丈夫って心の中で思うことがある。

あたりまえだけど組織の中には人がいて、その中で権力を持っている人が必ずいる。

ひとりのサディスティクな人間がそこにいれば最悪なことが起きてしまう。

それにいい人でも状況によっては悪い人になってしう。お腹が空いていてイライラしてやってしまうとか、、、。

だから監視するシステムが十分かはとても重要。

だって人間だもの。瞬時の感情で動いてしまうこともあるし。

娘たちが行っている学校。旦那の会社も見えないところで何が行われているか分からない。

そこには必ず人がいる。誰しも怒りや、誘惑に負けそうになることを知っておく。

そうゆう目を持っておくことが大切な家族や友達を守っていくことでもある。

娘たちには家の外でのことをしっかり聞いていこう。

この映画を観て家族の調査員になりそうです。



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