家が欲しい!間取り編−家事動線
こんにちは😊繁盛工房です。
前回玄関、ホールについて書きました。
今回は家事動線!
これはかなり重要なところですよね。
家事がしやすい動線とは?
実際に家事をしている方が現状の不満を
解消できて、日常の家事がしやすい間取りとは?
「それは家事が最短距離で出来ること。」
とよく言われます。
お客様からも要望として言われることが多いのは
キッチン→洗面脱衣室→ユニットバスの直線的な並び。
そして、2方向性の間取り・回遊性の間取り。
最近は更に要素がプラスされてきている
・洗面と脱衣(洗濯)を分けたい。
・1階に洗濯物の干し場が欲しい。
(そこに仕舞えるスペースがあればいい)
この2つの要素はオススメです。
僕はそこにファミリークロークを足して提案します。
家事とは?
僕は家事をします。
それは、ずっとです。手伝いとは思っていません。
コレを住宅打合せの時に言うと多いのが、
奥様からは「ほら〜見習ってよ」
ご主人からは「余計なこと言うな…(目線)」と。
まだまだ、奥様に家事負担が集中してるのが
現状ですね。(もちろん分担、共同してる方もいます)
家事は大変です。一言「家事」で済ませないで!
一般的に、家事とは炊事洗濯掃除のことを言う。
僕の主観100%で申し訳ありませんが、
・炊事…一番頭を使う、工程が多い
毎日複数回分の献立を考える、買い物
調理、盛り付け、片付け
・洗濯…一番力を使う、時間がかかる
洗うのは洗濯機かもしれないが、濡れた
重い物を持ってって干す、外す、たたむ
それぞれに運ぶ
・掃除…一番範囲が広い、手順の種類が多い
家中が範囲、それぞれの場所で洗剤は道具が
違うから手順が増える
こんな感じに思っています。
だから苦手なところは何かで補うんです。
大変な家事を少しでも楽にするには
間取りが出来る「家事を楽にする」ことは何か?
炊事はコンロとシンクと棚と冷蔵庫の距離感を
最適化すること、
キッチンとダイニングの関係性と言われてます。
対面キッチンにすると配膳が楽になります。
洗濯に関しては、間取りが一番貢献できると
考えています。なぜなら、
洗濯の中でも重労働の「干す、たたむ、仕舞う」
という工程に直接関わるからです。
今までの間取りでは、どこに干し場があったか?
多いのはベランダですよね。
つまり濡れてる重い洗濯物を二階まで運ぶ、
畳んだものを各部屋に運ぶ、
コレの移動が非常に重労働担ってる原因です。
そこで有効な間取り提案が
一階に干し場+ファミリークロークを設ける。
洗濯室(脱衣室)の近くに干し場があり、
その近くにファミリークローク(FC)がある。
そうすると、
濡れた重い洗濯物の移動量が最小化されます。
さらに、
畳んでFCに仕舞います。
FCは家族分のアウター仮置、普段着、下着類が
仕舞えれば良いです。
オシャレ着は各自の部屋に収納する。
すると、
洗濯後は最短で仕舞えると言いました。更に、
帰宅時にFCで普段着に着替えれる、
入浴時に手ぶらでFCに寄って行けばいい、
とメリットは沢山あります。
FCの位置関係の理想は
玄関→ホール→FC→洗面→脱衣→干し場か
玄関→ホール→FC→干し場→洗面→脱衣です。
都市部で各階の面積に余裕がない場合は、
二階にFC→洗面→脱衣→干し場もいいですね。
便利な設備機器や家電はフルに使う。
今は便利な設備や家電は沢山ありますよね。
それらはドンドン活用していくべきです。
食器洗い乾燥機、洗濯乾燥機、自動掃除機など。
まとめ
大変な家事を間取りの工夫で少しでも楽に出来る。
それは、間取りで並びを変えることにより、
移動量の減少と効率化が進むこと。
キッチン→洗面・脱衣→ユニットバスの従来の
理想とされる並びに干し場とファミリークロークを
プラスして検討することです。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。