回転寿司での炎上と不買

某回転寿司屋で商品を勝手に食べた動画が出たからその店に行かない、共用の備品を舐めた動画が出たから行かない。 

これって正しいようで随分適当な理論だと思う。

動画による印象の変化って、本当にその店に対してのものなのだろうか?
回転寿司に行かなくなった人は他の店ではこれらが起こらないと思って食事しているのだろうか?
客ではなく店員が何かをしているリスクはないのだろうか?

回転寿司での動画の炎上だけではない。
どこかの店の社長がどうしたとか、店員が何かやらかしただとか、そんな理由で不買する人はこれまでその店の何を買っていたんだろう?

商品を買うことで得る感情や利便性を得ている自分らにとって、不買するという行為は全く理に適っていない。

個人単位で不買したところで会社は潰れないし、不買の結果自宅にその会社の商品が減ったところでその人の人生には何ら変化はない。
(価値のないものに名前をつけて高く売っているだけのブランド物はまた別だが、これは今回は考慮しない。というか興味がない)

SNSに出回る動画や不祥事などの記事を見て、自分が何を思ったか、その感情の方向性は正しいのか、責められるべきは誰で、これらは自分にどのような影響を及ぼすのか、考える力が不足していると人はこういう変な行動を起こす。


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