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五月は勇気を振り絞れ
(約900字)
勇気、出してみるもんだな。
慢性的に抱えていた課題がいくつかあった。
課題によって数ヶ月〜数年来(厳密に言えば数十年?)になる。
そのうちの2つを今月中旬の「5月13日というたった1日の間」に解き放った。
解き放つ、というのは具体的にいうと、思い切って自分の本音を相手に(それぞれ別々の)伝えたということである。
伝えた結果、いずれも相手とギクシャクすることもなく、すんなり空気が明るく通った感覚だ。
プラス、ずっと抑えて諦めかけていた一つの願いがあっさり叶った。
周りから見ればおそらくほんの些細なことなんだろう。
だけど、私自身にとっては清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟が必要だった。
これを相手に伝えるためには己の心を剥き出しにせねばならない。
自分どうなってしまうんだろう?という恐れに苛まれて動けなかったのだ。
しかし、やってみて思う。
勇気は振り絞ってみるものだと。
相手の反応を恐れたり結果云々にとらわれたりせず、自分自身の本音にまっすぐ従う。
そうすることで、確実に新しい世界が開けてくる。
思い起こすこと三十数年前。まさにちょうど今の時季。当時高校生になったばかりの私。
ずうっと想い願ってやまなかったとある事をリアルに行動に移すことを決断し、それを遂行したのだ。
自分にとっては大事件、内なる革命であった。
結果はどうなってもいい、望ましい結果が得られる「から」するんじゃない。今の自分の気持ちに正直になりたい「から」するのだと。エポックメイキング。
そしてその後のリアルな展開はなしのつぶてだった(爆)。
そんなことをやらかした自分自身を長年「あやしうこそものぐるおしけれ」と黒歴史に書き加えていたのだが…
今になって光を当ててみると、なにがなにが、尊いとしかいえないじゃないか。破れ被れになりながら、恥をかきながらリアルを踏み出した自分がそこにいた。
ある意味、このたびの解き放ちの比ではなかったかもしれない。
…と考えると、自分まんざらでもねーな!
あんなうら若きティーンエイジャーの日から自分すでに腹を括ることが出来てたではないか?と。
私にとって5月とは、勇気を出す月なのかもしれない。