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突撃「holo Anarchy」-海外ホロアンN氏と謎のdiscordサーバー

ホロライブアンチスレ住民、通称「ホロアン」は、Vtuber界隈に害を成そうとかなり以前から活動していた事が判明した。自分はそのルーツを探ろうと「ホロアン倶楽部」に接触し、その内情を公開した。

その後も調査を進めていった結果、新たに秘密裏に活動しているdiscordグループを発見し、一通りの調査を行う事に成功したため、ここに記録として残そうと思う。

前日譚「ホロアン倶楽部」のその後

話はホロアン倶楽部の一件まで遡る。記事の公開後、ホロアン倶楽部に所属していたメンバーの一人から連絡があった。

海外在住の彼……仮称N氏は自分が事前に調査していたdiscordサーバーの管理人でもあった。当時はホロアン倶楽部で行っていたような破壊活動の扇動は行っておらず、より深い調査のために潜伏していたが、あいにく暴露記事の投稿後追放されてしまいDMで改めて連絡をとった。
その後N氏は気になる言葉を残した。

「酩酊街」ーそのdiscordがホロアンと深くつながっているようだ。また、資料を整理していた時、追放される前のdiscordのスクリーンショットが見つかった。

ちなみに酩酊街の一つ前に出ているサーバーは上がっている名前からしてホロアン倶楽部の事である。この情報を元に5chの過去ログを調べたところ、以下のようなレスをホロアン倶楽部の記事掲載直後の女神実況(現在のホロライブアンチスレ)にて発見した。

その内容はN氏のdiscord内で語られていたものとほとんど同じであり、上記4つが主なホロアンディスコであると考えられる。
一つは「ホロアン倶楽部」、既に紹介した通りだ。
一つは「酩酊街」、画像では一部名前は隠されているものの間違いないだろう。活動時期は2020年夏ごろからとのこと。実に3年もの間暗躍していたようだ。
一つは「ホロアンディスコ跡地」、画像からだけではまだ詳細は分からない。
一つは「ロシア支部」、これは海外在住の元ホロアン倶楽部メンバーN氏が運営していたサーバーであろう。

また、N氏はTwitterでもこちらに連絡をつけてきた。それを活用し、Twitterでも改めて酩酊街について尋ねた。


どうやらN氏はろーらいとと呼ばれる人物によって「酩酊街」から追放された経験があり、今そちらへ招待することは不可能であるという。なんとか直接「酩酊街」に潜り込むことができればと考えていたが、先ほどの5chの書き込みの通り、潜入はかなり難しいようだ。

これらのヒントと今までの調査で得られた情報を元に(曖昧な書き方で申し訳ないが、微妙に長くなるため割愛する)最終的に以下のレスを発見した。

この招待リンク、2年前のニュース速報杉浦綾乃板のものであったが生きており、ホロアンディスコの一つ「holo Anarchy」への参加に成功した。

新たなホロアンディスコ「holo Anarchy」

「holo Anarchy」サーバーは主に2つのチャンネルが活発だった。
そのうち一つは2022年6月1日以前のログが消えており、ホロアン倶楽部が行ったと言われるログ消去の操作と同様の削除が行われていたことがわかる。
招待コードは少なくとも2年前に発行されていたもののため、1年分は削除されたと見える。

このチャンネルで最も多く見られたのは上記の「別鯖」を求める動きだった。どうやらここはホロアンディスコの中でも中継地点のような場所らしく、このサーバーの参加者の目的はこことは別のサーバーに加入することのようだ。

さらに読み進めていくと、ホロアンディスコと名付けられたサーバーの画像が見つかる。しかし人数からしてこのサーバーの民が求めたものではない。

どうやら「本物」のサーバーに入っていた人物もいたようだが、BANされてしまったらしい。

そしてBANされた彼は自分のサーバーも持っているらしい。だいぶ心当たりのある文章だが、そのまま読み進める。

以降も何度か招待コードが貼られてはいるものの、期限切れのものか全く関係の無いサーバーしかなかった。そして

この流れが続いたある日、「酩酊街」に言及する者が現れ始めた。

謎のサーバー「酩酊街」

酩酊街は既にこの時期から名前を変えているらしいが、その通称は長くこのサーバーで使われている。どうやら酩酊街こそが、このサーバーの民が真に求めるサーバーそのものであるようだ。

2022年8月に入ってもサーバーの招待を求めるものは後を絶たなかった。

残念ながらholo Anarchyは既に破棄されたサーバーらしく、酩酊街が最も大きなサーバーであるという。

ここである人物が語りだした。彼が言うには酩酊街に入ることはできず、Vとは関係のない話をしているらしい。ここでこの文章に出てくる人物名、そして特徴的なスタンプに着目してほしい。文章のクセと『ろーらいと』氏に追い出されたというこの供述からして99%、彼は元ホロアン倶楽部メンバーのN氏であることは間違いないだろう。驚くことに彼は主たる4つのホロアンディスコすべてに参加したことがあり、今もTwitterで活動し続けている人物だったのだ。discord中ではいくつかの同一人物と見られる削除されたアカウントが残っている。

以降もホロアンディスコを求める者は後を絶たなかったが、酩酊街にアクセスできたものは一人もいなかった。おそらくN氏の運営するNGKに吸収されたのだろう。

12月、先の画像の最下部にいる人物が改めて酩酊街に入ろうとN氏と思われるアカウントに@を送っている。

holo AnarchyそしてN氏が運営するサーバーは、酩酊街からはじき出された者が集うサーバーであった。酩酊街は古参アンチを集めた、特定の人物のためのサーバーらしいが、直接アクセスできる人間はこのサーバーにはいないらしい。

なんと酩酊街を訪ねたこの人物は、あくまで自称ではあるものの、5ch内ニュース速報杉浦綾乃板、および女神実況板へのスレ立てを行い、移住を先導した者らしい。ホロアンの根幹に関わるであろう事業を行ったと語る者すらも、酩酊街にアクセスすることはできなかった。

酩酊街は誹謗中傷を行った人物の中でも特に厳選された人物が潜み、開示経験のある人物も存在するとのこと。

そして2022年2月24日、ホロアン倶楽部の一件はこのサーバーでも少し話題になっていた。最も、この投稿以外に特に情報は無かった。それほどこのサーバー自体、既に破棄されたも同然の場所であったということだろう。

ここまでが、一つ目のログの概略である。

ホロアンディスコとコテハン「ゼットン」氏

もう一つのログはホロライブアンチスレのコテハン「ゼットン」氏と語らう場であった。先ほどのチャンネルと同様に2022年5月以前のログは削除されており、2022年6月1日から始まる。

ゼットン氏は5ch内ホロライブアンチスレでも度々出没していたコテハンとして有名らしい。

残念ながらディスコードは安全で無かったためこうして衆目に晒されることになったが。

以降もこのチャンネルでは主にゼットン氏とサーバーメンバーによるやり取りが続いている。しかし、正直な所自分が見る限り、このゼットン氏の言動はあまりにも信憑性が薄く、概ね虚言と捉えられても仕方がない内容であり、詳細は割愛させてもらう。

ゼットン氏に対するサーバーの民の反応も終始こんな感じである。
虚言でなかった場合が怖いが、一応今回も記事の最後にログを掲載するため、どうしても気になった方はそちらからご自分の判断で確認していただきたい。念を押すが、筆者はこのゼットン氏の言動は基本的に真実だとは思っておらず、この言説を流布するつもりは一切ない。

既に削除されてしまったやり取りも多かったが、アマギフをやり取りしている場面も見受けられる。ともあれ、ゼットン氏もホロアン内で重要な位置にいる人物のようだ。ホロアン倶楽部も非常に危険なサーバーであったが、ここもまた別の意味で危険なサーバーなのかもしれない。他力本願で申し訳ないが、もし本当に興味のある酔狂な人間がいたならば、彼の偉業をわかりやすい形でまとめてみてほしい。

このログを見るに、おそらくこのholo Anarchyサーバーとは先の5chのレス曰くホロアンディスコ跡地(2021)のことであると考えられる。元ホロアン倶楽部メンバーのN氏はホロアン倶楽部成立以前、この跡地にも姿を現していたものの、肝心の酩酊街につながる生きた招待コードはこのサーバーでも発見することはできなかった。

まとめ

残念ながら、今回調査したholo Anarchyというサーバーではホロアン倶楽部程の荒らしや対立煽りの直接的な証拠を掴むには至らなかった。しかし、ホロアン倶楽部元メンバーであるN氏はこのサーバーにも姿を現しており、必ずしも無関係ではないと思える。

そしてこのサーバーの参加者リストを見ると、もう一つ興味深い事実が判明した。

この参加者リストのみ、2022年5月以前のログの消去が行われておらず、少なくとも2021年6月14日にはこのサーバーが稼働していた事を物語っている。冒頭の招待コードはサーバーの作成間もない日に貼られたものだったのだろう。そしてその先頭には、N氏を追放したという『ろーらいと』氏の名前がある。しかし、筆者の力不足故ろーらいと氏への踏み込んだ調査と酩酊街への調査には至らなかった。

今回の調査でいくつかの事が判明した。一つは、「ホロアンディスコ」と呼ばれるホロライブアンチスレ住民が集まり企てやコンテンツを共有する箇所が複数あるということ。もう一つは、「酩酊街」と呼ばれる最も大きいサーバーが、少なくとも2020年半ばから稼働しているという事だ。自分はこの「酩酊街」と呼ばれるサーバーの密室性と歴史の長さから、現在の悪質まとめサイト管理人、あるいは暴露系インフルエンサー等の根城なのではないか?と疑っており、今後も厳しく追及するつもりだ。

また、今月はもう一本記事を出す予定である。酩酊街について調べているうちに記事にできそうな内容が増えてきたため、急遽月の半ばという中途半端なタイミングでの更新になってしまったことをお詫びする。しかし、今のところ酩酊街そのものにアクセスできるようなものは見つかっていない。読者からの情報提供も随時受け付けている。

VTuber界隈は熱狂的なファンもいればそれだけ熱狂的なアンチも生み出した。「アンチは無視するのが一番」と言われてきたインターネットではあるが、無視し続けた結果アンチコミュニティのHIVEが出来、実害を及ぼすような大規模活動をも見過ごしてきたのではないか。VTuber箱それぞれの運営が対処可能であれば問題は無いが、箱の力、あるいは現在の日本の法律をもってしても、過激化したアンチコミュニティ対策への不足があるのではないかと感じざるを得ない。少なくとも自分は、このままではいけない、何か根本的な部分に一石を投じなければならないと強く主張する。

今回もここまで読んでいただいた感謝とともにログを添付する。「一般」が一つ目、「新規」が二つ目のログだ。また今回は「参加者」のリストも併せて載せておこうと思う。


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