音楽と記憶
昔よく聴いた楽曲、その曲が不意に流れてくると、その当時の空気、感情、(ともすると匂いまで)全てを一気に思い出す。
私は今までそれほど多くの曲を聴いてきたわけではないけれども、感情とその時の空気が密接に結びついている曲が何曲かある。
1️⃣
「ロッキーのテーマ」
ロッキーシリーズ映画でも有名な、あの曲。
この曲、はじめの頃は「可もなく不可もなく」という印象だったのですが…。
つらい合宿で毎朝、起床時に高らかに流されていて「もぅ、聞きたくない!」となった曲。
曲に罪はないのだけれど…
2️⃣
マドンナの「マテリアルガール」
これは学生時代、部活(バスケットボール)でウォーミングアップ時にかけていた曲。
キツいアップもこの曲で若干軽やかになった。
学校を卒業して何十年も経ってからでも、この曲を聴くと当時のヒリヒリした感覚を思い出す。同時に、身体が勝手に横飛びしを始めてしまいそうになる、、、。
3️⃣
ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」(もう、大好き!)
この曲は映画「グッドモーニング・ベトナム」で知ったのかな? もしかしたら知っていたけれど、この映画ではっきりと意識したのかもしれない。
ベトナムの美しい田園風景での爆撃シーンで流れていたのがこの曲。
ものすごい皮肉だな、と思った。
この曲が大好きでよく聴くけれど、その度にいろいろな感情がどっと溢れてくる。
自分のこれまでのことが走馬灯のように頭の中を駆け巡るのだ。なぜだか。
今のところ、自分のお別れの時にかけてもらいたい曲No. 1である。